
ささやかな週末のぜいたくに
(sundy・関東・パートナー有・45歳)
イングリッシュ・ガーデンを夢に描いて、コツコツと庭造りをしています。好きな花はバラ。ピンク色のヒラヒラと波打った優雅な花びらのスパニッシュ・ビューティー、淡いラベンダー系の色のブルーバユー、赤いレッド・シンプリシティ……と、バラを集め始めました。ガーデンデッキを囲むように鉢植えにしたバラに囲まれ、アフタヌーン・ティータイムをのんびりと過ごす。わが家のささやかな週末のぜいたくになっています。
夏ならみずみずしい雰囲気のもの
(MIYAさん・東京・パートナー有・31歳)
どの花が、というと困りますが、夏ならみずみずしい雰囲気が漂うトルコキキョウ、黄緑色のバラや白いバラなどがいいですね。花は、特に季節感が楽しめる雰囲気と細いけなげな中に持って生まれた生命力がみなぎっているのが伝わってくるので、すばらしいと思います。また自分で育てたアサガオやフウセンカズラなども、愛着が出て好きですね。自分の小さいころの経験を彷彿とさせられたりするのもまた、よいものですね。
成長の過程を見ているのが楽しい
(アンヘルカーサ・東京)
ローズゼラニウムのピンクの花が好きです。切花も大好きで井上さんのお店でもよく購入しています。1本でもお手ごろ価格で購入できるのがうれしいですね。切花は華やかで美しいです。しかし鉢植えで少しずつ成長する姿が見られるのも好きです。つぼみができて花が咲いてと、成長の過程を見ているのが楽しいです。ローズゼラニウムは普通のゼラニウムと違って葉を触ると、やわらかい甘い香りがします。
バレリーナがおじぎしているよう
(JINA・東京・パートナー有・40代)
ワレモコウと都忘れが好きな花です。夏の茶花なら宗旦モクレンやヒメシャラ。洋花を華やかに生けるのも好きですが、茶室の床に茶花をチリンと入れる瞬間が至福の時です。まさに野にあるごとく自然の再現。無条件に好きなのはカタクリの花。バレリーナがおじぎしているよう。
どうも昨年から育たなくなって
(crazydog・北海道・パートナー有・47歳)
チョコレートコスモス、茎が長く可憐な花びらでカカオの香りです。魅せられて2年は育てたけど、どうも昨年から育たなくなってなおも幻の花になっている。
チューリップは種類が豊富
(アンナアンナ・東京・パートナー有・38歳)
サクラが一番好きです。家の庭では毎年チューリップをたくさん植えます。チューリップは種類が豊富ですが、おすすめはマリリン、クルシアナシンシア、クイン・オブ・ナイトです。夫はバラ、スイセン、キクが好きです。イギリスの春に、町のあちこちで群れて咲いているスイセンは、本当に美しかったです。小学生の息子は生け花をしていますが、彼は紫の花が好きです。このごろはギガンジウム、デルフィニウム、タンチョウアリウムをカラーやガーベラなどと合わせて生けています。
自分に足りない性格の部分を補う花
(ゴージャスrisu・神奈川)
わたしの好きな花は赤いバラ。お花屋さんのプチセラピーを受けたところ、わたしに必要なのは赤いバラと出ました。このセラピーは自分に足りない性格の部分を補う花を見つけてくれるとのことでした。わたしの好きな花がわたしを助けてくれてるとは、驚きました。
桜を見ていると伝わってくるもの(asmic777・東京・パートナー無・20代)
サクラが大好きです。太陽が輝く昼間には可憐で愛らしく、日が落ちてライトアップされた桜は幽玄でつややか、まったく違った顔を見せてくれます。ほんの1、2週間で散ってしまうというはかなさも特別感があります。サクラを見ていると「ねがわくは花のしたにて春死なむそのきさらぎの望月のころ」、サクラを追い求めて日本全国を旅したという西行法師の詩が浮かんできます。美しいサクラを見ていたら西行法師の詩に込めた思いが伝わってくるような気がします。
川のほとりにカラーの群生(タマ吉・神奈川・パートナー無・42歳)
特にカラーが好きです。田舎が伊豆なのですが、家の裏に流れる川のほとりに、カラーが群生していまして、子ども心になんてきれいなんだと思ったんです。当時は、まだ、めずらしくて、カラーなんて花を知ってることも、ちょっと、自慢だったりしました。今も、白くスッキリした、スマートな花がとても好きです。
母の日にカサブランカ(kiitos・東京・30歳)
カサブランカ好きです。いっぱい花びらが開いているのにどこか品があって、1本でも十分存在感があって、香りも部屋に入るとふわっと感じられて。花粉が洋服につくと大変なのがちょっと厄介ですが。母の日や誕生日などは、あえてカーネーションではなく、カサブランカを買います。母も実際好きですし、「あなたは、わたしにとってそれだけ存在感がある人なんですよ!」というさりげないメッセージを伝えています。
一言では言い表せない美しい色のバラ(veronique・30歳)
近所のお花屋さんのバラが好きです。微妙な濃淡のニュアンスで、粉っぽいれんが色やグレーがかったピンク色など、一言では言い表せない美しい色合いで見ていて飽きません。枝ぶりがまっすぐではなくてトゲも多く、扱いが難しかったりしますが、毎日変わっていく色を眺めながら、時間が過ぎていくのをゆっくりと実感できるひとときです。
元気のない友人に贈るのもいい(めぐ・東京)
今、一番好きな花は、オレンジの花が釣鐘のように咲くサンダーソニア。かわいらしいその花の醸し出す雰囲気と色に癒されます。花言葉も「祈り」というもので、お見舞いや、元気のない友人に贈るのにも最適。ただ、猫のおもちゃにも最適となってしまうため、猫の出入りできない玄関にしか飾れないのが悩みです。
種から育て花を咲かせたラベンダーに感動(きちきち・茨城・パートナー有・33歳)
花が大好き。庭もたくさんの花が植えてあります。園芸店に行くと、ついつい花を買ったり、種を買ったりしてしまいます。今年は、種から育ててラベンダーが見事に花を咲かせたのを見て、すごく感動しました。種を植えたのは一昨年。2年がかりで立派な花を咲かせることができました。苗木を買ってきて植えたものが花を咲かせるのより感動しちゃいました。嫌なことがあっても花を見ていると心が和みます。家の中にも花があるだけで、とても気分がよくなります。どの花が好き?って特別にはないのですが、花のある生活が好きです。
子どもより花を心配(shiho・埼玉・パートナー有・34歳)
トルコキキョウが好きです。それも一重で白のベースに縁が紫のもの。あと最近はなかなか花屋でも見かけなくなったのですが、キキョウも大好きです。これは白か紫。花好きの母はベランダ、軒下、玄関先、門柱の上など、毎朝母は30分ぐらいかけてベゴニア、エンゼルトランペット、サクラソウなどなどに水をやっています。留守の時には子どもより花を心配するほど。実は花のない生活をしたことがないというのは、考えると幸せなことかもしれません。
和花への興味が増してきた(wakano)
幼いころは、母がバラ好きだったため、多種類のバラが庭にあり、どの花よりも一番身近で好きでした。しかし、最近は他の花もたくさん目にするようになり、「どれが一番」というのはなくなってきました。どの花もそれぞれの味があり、楽しめます。また年齢を重ねるにつれ、「自分は日本人だ」という意識が強くなり、和花への興味が増してきました。ここ数日、ユリの花がいくつも咲き、香りがすごいです。
海と風とセンダンの花(しろりむ・三重)
花は花でも木の花、センダンの花が好きです。センダンは5月の終わりになると、うす紫色の繊細な花を咲かせます。以前住んでいた町は海に近く、海岸にとても大きなセンダンの木があって、花の時期が楽しみでした。緑の細い葉と淡い紫の小さな花が海からの風を受けて、やわらかにそよいでいる姿は優雅で美しく、でもどこかすこしさみしげでした。見ていると、わたしの心のなかにもスーッと風が通っていくようで、なんだか木と一体になれる気がしました。引っ越してからは、なかなかその木に会いにゆ行くことはできませんが、あの町の海と風とセンダンの花は、わたしにとっていまも大切な風景の一つです。
花からパワーをもらって(ちゃぴママ・東京・パートナー有・35歳)
好きな花はいろいろとあるのですが、とりわけこの時期はヒマワリ、トルコキキョウを飾る機会が多いです。趣味でアレンジメントもやっているのですが、この二つの花はこの時季に使う花材としても頻度が多いです。ヒマワリの真っすぐ上に向かって伸びて咲く力強さ・色の鮮やかさを見るたびに、花からパワーをもらって元気が出てきます。反対にトルコキキョウは、見た目はソフトな花ですが、その中にりんとした意志の強さを感じます。特に、白くて花びらの端が紫がかったものを見ると、自然と気持ちが引き締まってくるのが不思議です。
名前を覚えていくのも楽しみ(エミル・パートナー無・53歳)
カサブランカです。気高く、りんとして、香も華やかに放ってくれるので、好きです。若いころは黄色いフリージアが好きでしたが、年齢とともに好みが変わるのでしょうか。もう一つ、スモークツリーを大きい花瓶に、たくさんふんわりと入れて眺めるのが好きです。ノスタルジックで不思議な気分になります。
現在では、名前を覚え切れないくらいたくさんの花がありますが、それでも、あきらめず名前を覚えていくのも楽しみだと思っています。今日は、イエローエクレアというヒマワリをアレンジして部屋に飾っています。お花屋さんに並ぶ、小さいヒマワリは観賞用に改良されているようですが、イエローエクレアもさらなる改良をされたのでしょうか。