私たちはいつでも何らかの夢を持っています。ぼんやり持っている場合もあるし、ある程度はっきり持っている場合もあります。
「3年後に大学院に留学しよう」「5年後にはハワイ島に住む」「5年後には起業する」などなど。それを時間管理で、どうやって実現するか。
「逆算法」を使います。
3年後、5年後という表現ですでに「具体的に決めた」と錯覚している人がいますが、ここが大きな原因です。明日は永遠に来ない、というのと同じで、3年後は、いつでも3年後、です。
「3年後に大学院に留学しよう」という夢であれば、その日付を決めることから始めます。手帳では、今年以降のことは、後ろのノートページに書いてください。
大学院に9月から入学するとしましょう。3年後ではなく「2007年9月にアメリカのニューヨーク州にある大学院に留学」などと設定するだけで、ずいぶん現実的になります。
3年後のハワイ移住も「2007年12月30日にハワイ島に引越し」と書いたほうがダンゼン実現する、ということです。
それを書いたら、そこからやることを日付入りで逆算し、書き出していきます。こうして、大きな夢も具体的なステップに日付入りで分解できるのです。
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