合い言葉は「宝探し」。そんな会社があります。松下電器グループのリサイクル施設である、松下エコテクノロジーセンター、通称「メテック」です。

工場内を見学するewoman特派員
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2001年4月、「家電リサイクル法」のスタートと同時に操業を開始したメテックでは、1日平均2,400台の家電を、リサイクルしています。
イー・ウーマンでは、ewomanリーダーズから特派員を募集し、2003年8月2日(土)、家電リサイクルの現状を探るべく、メテックへの見学・取材を行いました。特派員は10名のリーダーズの方々と、そのお子さんの小学生3名。彼らは、どんな「宝」を見つけるのでしょうか?
コラム:家電リサイクル法
「家電リサイクル法」とは、私たちにとって非常に身近であり、直接かかわりのある重要な法律です。
テレビ、洗濯機、エアコン、冷蔵庫の家電4品目を処分する際、そのリサイクル費用を負担することが、義務付けられているからです。
リサイクル費用
テレビ |
2,835円 |
洗濯機 |
2,520円 |
エアコン |
3,675円 |
冷蔵庫 |
4,830円 |
「家電リサイクル法」で定められた役割
使った人(消費者) |
リサイクルの費用を負担 |
売った人(小売店) |
使った人から引き取り、つくった人に引き渡す |
つくった人(メーカー) |
リサイクルをする |
「家電リサイクル法」の対象となっている家電4品目(テレビ、洗濯機、エアコン、冷蔵庫)は、年間1,800万台=60万トン。その一部は金属回収されていたものの、大半はごみとして地下に埋められてきました。しかし2001年4月の法律施行以降は、各商品を一定割合以上でリサイクルすることが、製造メーカーに義務付けられました。
法律で定められたリサイクル率(重量比)
テレビ |
55%以上 |
洗濯機 |
50%以上 |
エアコン |
60%以上 |
冷蔵庫 |
50%以上 |
※この記事は2003年掲載時の内容です