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ewoman特派員の「宝探し」家電リサイクル工場リポート


テレビのリサイクル

リサイクルお宝クイズ 1

平均的な大きさのテレビ1台から、グラス何個分のガラスが取り出せるでしょう?
答え:68個分(14.3キロ)

【写真】テレビのライン
テレビのライン

最初の見学先は、「テレビ」のラインです。ピンクのコンベアの上を、次々とテレビが流れていきます。 まずは電気コードの切断、ネジはずしなど、大まかな解体が手作業で行われます。 そしてキャビネットを取りはずすと、ブラウン管が姿を現します。

実は、ブラウン管はガラスでつくられており、テレビの重量の約6割を占めています。 ですから、ブラウン管をいかに処理するかが、テレビ・リサイクルのポイントなのです。

【写真】ブラウン管の分割を説明してくださる堀之内さん
ブラウン管の分割を説明してくださる堀之内さん

テレビの素材の重量比
ガラス 57%
プラスチック 23%
金属(鉄・銅・アルミ) 15%
その他 5%

ブラウン管ガラスのリサイクル「混ぜればごみ、分ければ資源」

ブラウン管は「パネルガラス」(前面)と「ファンネルガラス」(後面)という、2つの材質のガラスでできています。これを一緒につぶしてしまったら、再利用できません。しかしこれまでは、ブラウン管の分割が困難であったため、テレビのリサイクルはほとんど行われず、「ごみ」として処理されてきました。

メテックでは、松下電器グループが開発した分割技術を使って、ブラウン管のリサイクルに成功しています。

前後面は別々に破砕、乾式洗浄され、5センチ角ほどの「カレット(ガラスのチップ)」にします。これは、見た目にも「美しい」ものでした。それもそのはず。99.9%の高純度だというのですから! 「カレット」はブラウン管ガラスメーカーに売られ、新しいブラウン管に生まれ変わります。まさに「商品から商品へ」。

プラスチックのリサイクル

ラインの脇に目をやると、最初に取りはずしたキャビネットやカバーが、山のように積まれています。これも破砕され、再びプラスチックの原材料になります。21型のテレビ1台で、5.8キログラムのプラスチックが回収できるそうです。

20年前(1983年)のテレビと現在のテレビの比較

一方で、リサイクルのしやすさを考えた家電づくりも進んでいます。部品の数や、素材の種類を少なくすることで、分別・分解をしやすくしています。

  20年前のテレビ 現在のテレビ
プラスチックの種類
13種類
2種類
プラスチックの部品
39点
13点
分解時間
140秒
78秒


※この記事は2003年掲載時の内容です

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