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今週のテーマ
会議番号:1799
子ども社会にも「勝ち、負け」はある?
投票結果
82
18
1010票
215票
この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。
【開催期間】
2006年01月23日より
2006年01月27日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
古荘純一 青山学院大学教授、小児精神科医
多くのポジティブな御意見ありがとうございます。勝ち負けという結果だけの判断ではなく、そこに至るまでの……
議長コメントを全文読む
3日目までに届いている投稿から...
自分で判断してほしい (れねごな・神奈川・パートナー有・38歳)
小さな勝ち・負けは生活のなかにあふれているはずです。子どもには、自分の行動に対する結果を、他人の目から見た勝ち・負けで測らないよう教えるつもりです。自分がどう感じるか、その結果を踏まえて次の行動をどうするか、自分で判断し、行動できるように育ってほしいと思います。ライブドアについても、マスコミが持ち上げるから勝ち、足元をすくわれたから負け、と発言するような子どもにはなって欲しくないです。
「勝つ」より「克つ」 (ゆんまま・富山・パートナー有・40歳)
勝ち負けを競う場面は、子どもの学校生活のなかでよく出てきます。私は、勝ち負けを競ううえで大事なのは、まず自分に打ち克つことなのだと思います。懸命に練習し、ベストを出し切るなかで、人と競える強さを養ってほしいと思っています。負けた悔しさは、子どもなりに昇華してくれるもののようです。それを助けるのが大人の役目だとも思っています。子どもの世界に勝ち負けはあって当然。ただ、その結果を優劣の判断につなげようとすることが問題なのではないでしょうか。
人間は競争するもの (matsu-16・愛知・パートナー有・43歳)
自分の子ども時代は、とても過酷だった記憶があります。特に幼少期にさかのぼるにつれて、人と競争したり共存したりすることを学ぶ苦しさを味わっていました。子どもはどんな形でも、争って勝ち負けを決めようとすると思います。そのなかで友人を見つけ、自分の存在意義を見つけ、悩みながら成長していくのではないでしょうか。子どもには、人生ゲームや麻雀のようなゲームをしてほしいと思っています。勝ち方・負け方が多様なゲームです。先にゴールすればいいのか、何を得たら満足するのか、バリエーションを知って欲しいです。
勝負ではなく、努力の結果 (sanacoco)
なぜ勝ち負けに意味があるのかを教えることが必要だと思います。そのときに、単純に何かを争い、勝負した結果を勝ち負けと伝えるよりは、「努力をした結果、他の人よりも勝っている(もしくは劣っている・負け)」と伝えたほうがよいのではないでしょうか? やはり勝つにはそれなりの努力が必要です。また勝つ経験をするからこそ、これからもずっと勝ち続けたいと思うでしょう。それには努力だ、と、幼いうちから教えることも必要であると思います。
大人からの影響で (yummin・海外パートナー有・)
先日、3、4歳児の集まる誕生日会に行きました。ごちゃごちゃと遊ぶ子どもたちの姿から、大人の価値観のような「勝ち・負け」は感じられませんでした。今後、成長するにつれ、お互いの競争・試験、親との価値観の共有などで、そういった概念を持つようになるものと考えます。
4日目の円卓会議の議論は...
対人恐怖の強い人には配慮を
多くのポジティブな御意見ありがとうございます。勝ち負けという結果だけの判断ではなく、そこに至るまでの経過、そしてその後ことを自分で考え活路を見いだす力をつけることが重要であると言えるでしょう。
今日は、まったく別の観点から一つ提言させていただきます。「対人恐怖」という言葉をお聞きになったことはあると思います。最近は精神医学的に「社会不安障害」という概念に置き換えられつつあります。
アメリカの疫学調査では、社会不安障害は約13%という報告も出されていますが、我が国では1%程度と報告されていました。不思議な気もしますが、知らない人の前で極度に緊張し人間関係や仕事に差し障りがある人に対して、アメリカでその苦痛を社会的に認めているということだと思います。
我が国ではどうかというと、対人恐怖の人は、「やる気がない」「自分に甘い」などと根拠に乏しいレッテルを貼られがちで、中には「負け組」と揶揄する人もいるようで、ほとんど認識されていません。
以前は、対人恐怖が強い人は、対人競争の少ない職種に従事していたのですが、現在は、規制緩和、国際化のもと急激に「過当競争」の時代に突入しました。人付き合いが苦手な人が出来る職種は限られており、その職種はさらに過当競争で生計を立てるのも難しい時代です。
対人恐怖は、専門家の間では、思春期前にその特性が出現するため、早期に発見し支援を開始する重要性が指摘されています。これらの子ども達は、「ちゃんと目をみて話しなさい」「みんなにきちんと説明しなさい」などの指示を非常に恐怖に感じます。
我が国で社会不安障害の見落としが多いとの指摘で、インターネットで約2万人の大規模な調査が行われ、18.2%と高い結果が得られています。社会不安障害については、2006年2月から、新聞広告やネットで啓蒙が始まる予定です。どうか念頭に置いていただき、個々の子ども達の特性を見て理解していただきたいと思います。
本日は、今までお話しさせていただきました、子どもの発達・対人恐怖・過当競争時代を含めた社会の変化等をふまえて、我々は、子ども達の将来に向けて、いますぐ何ができるであろうか、何を考え・何をすべきであろうかと、いうことに関して御意見を下さい。
どんなことでも結構ですから、積極的なご投稿をお待ちしています。
古荘純一
青山学院大学教授、小児精神科医
「子どもに優劣はつけないほうがいい?」
大切なのは、将来の目を育むこと。だからこそ……。
「人と境遇を比べて焦りを感じる? 」
人に自分を認めてもらう前に。
「「自分の才能」に自信がありますか? 」
イキイキと才能を活かしている人に、共通する思考。
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