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今週のテーマ
会議番号:1813
親の老後、生活面・経済面で備えていますか?
投票結果
24
76
222票
706票
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募集を締め切りました。
【開催期間】
2006年02月06日より
2006年02月10日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
伊藤宏一 千葉商科大学大学院教授・CFP
日本人に必要な基本的な資金は住宅資金・子どもの教育資金そして老後資金の三大資金と言われてきました。し……
議長コメントを全文読む
2日目までに届いている投稿から...
経済面での備えについて (nagachan・千葉・パートナー有・37歳)
パートナーの両親は愛知県に、私の両親は車で40分ほどのところに住んでいます。ありがたいことに双方の両親とも健康で、それぞれの生活を楽しんでいます。ただ、今後どうなるのか、というのはわからないところですし、パートナー、私ともそれぞれの家の長子であることから、両親達に何かあったときにお互い気兼ねなく使える「じじ・ばば預金」を毎月しています。毎月の積み立ては微々たるものですが、積み立てることによって心の準備も少しずつ少しずつしているように思います。
備えにも限度がある (tulip・福岡・パートナー有・33歳)
義父の介護が必要になってから8年間、同居しています。この間に子どもも2人生まれ、仕事や家事もしながらの毎日です。「大変でしょう?」と言われますが、私自身はそんなに大変と思っていません。介護保険を上手く利用し、家族皆で助け合っていくことができれば一人一人の負担が減ると思います。将来への備えは必要だとは思いますが、病状、介護の種類によって必要な備えも変わってきます。その場その場で臨機応変に対応することも大切なのではないでしょうか。
独身時代の預貯金 (ryuchan・神奈川・パートナー有・38歳)
独身時代に貯めたお金はまだ手をつけないでとってあります。パートナーにもこれは私の親のためにとっておきたいと話もしています。親も結婚してから夫婦でためたお金には夫に対して気兼ねが生じると思ったのです。純粋に娘という立場だけだった独身時代にためたお金なら、私も、親も安心して受け渡しができるのではないでしょうか。この預貯金はいまの生活に追われなしくずしになってしまわないよう決意の意味もこめて、いまの名字ではなく、親からもらった名前のハンコを銀行印にしています。
大反省! (LITTLEなり・広島・パートナー有・45歳)
母が一人住まいです、ときたま、元気と電話するぐらいで、具体的な対策を考えていません。台所・風呂場の改装や、すべてに係わるバリヤーフリー対策など、思い考えてはいますが、本人のまだまだ、元気よとの声にすっかり甘えております。
まだ、自分のことで精一杯です (harukawhite・東京・29歳)
自分自身の経済面や将来の年金不安のことで、精一杯の状態で、両親のことについては、手をつけることが出来ていません。病院における長期入院のベット数の削減など、病気・介護については不安要素ばかりです。親としても、自分達が子どもに面倒を見てもらうということに対して、負い目を感じているような節もあります。病気になった際や介護について、どのようにして欲しいか両親の考えを確かめておいた方がよいなと感じました。
家をでた娘にできること (まなちん・東京・パートナー有・30歳)
数年前に結婚をして家をでており、実家には両親と姉が住んでいます。長子にとつぎ、義父と義母は別居中で、義弟もまだ独身で経済的に独立できていないことを考えると義理の両親(特に義母)の面倒はみなくてはと思っています。自分の両親はできれば自分でみてあげたいと思いますが、現実的に両立できるのか不安です。姉に任せるのも申し訳ないですし、専門施設に看てもらうことも本人にとってもいいのではと思うところも…。どちらの場合も子ども達の経済的な負担は覚悟しなければいけないですね。
3日目の円卓会議の議論は...
長期投資と成年後見制度の活用を
日本人に必要な基本的な資金は住宅資金・子どもの教育資金そして老後資金の三大資金と言われてきました。しかし最近では、これらに自分のキャリアアップ資金と親のサポート資金が加わってきています。これらのうちライフデザインが異なっていても必ず必要な資金は老後資金と親のサポート資金ではないでしょうか。
こうした資金は長期の準備が必要です。私がおすすめしたいのは、まずはnagachanさんのされている積立、しかも積立投資です。
例えば30歳の人が毎月3万円30年間積立投資すると、目標リターンが税引き後5%なら約2500万円に、8%なら4500万円になっている計算です。
そのためには累積投資ができる投資信託を上手に使うことです。個別株式一銘柄だけに投資すると、一般には7割程度の下落リスクを抱えます。数銘柄に分散すると5割程度の下落リスクです。ところが数十銘柄に分散されている株式投資信託の場合は3割程度ですみます。つまりリスクを分散して減らし、リターンを追求するということです。そのとき注意したいのは収益分配せず累積投資で複利効果が出るタイプのものを選ぶことです。
ではどんなものを選べばよいでしょうか。一つ注目したいのはSRIファンドつまり社会責任投資の株式投信です。業績がよいだけでなく社会貢献したり、コーポレートガバナンスがしっかりしていたり、誠実であったりするいい企業を選んで投資する投資信託です。
2005年1年についていうと、東証株価指数(TOPIX)の上昇率は景気回復を受けて43.5%でした。投信評価会社モーニングスターのデータを見ると、SRIファンドは、例えば住信SRIジャパンオープン58%、エコファンド(興銀第一ライフ)50.6%、ダイワSRIファンド49.6%、日興エコファンド51%というようにTOPIXを上回るものがわりとありました。
いい会社を選んで支援する気持ちで投資し、その企業が成長した結果、自分の老後資金や親のサポート資金にあてるリターンを得る……これはいい考えではないでしょうか。
harukawhiteさんもご自分の老後資金と併せて親のサポート資金も作ると考えて、こうした積立投資をはじめてみてはいかがですか。ryuchanさんの独身時代の貯金も、貯金のままにしておくのではなく運用して増やすことも考えてみてはいかがでしょうか。
ちなみに旧姓のままの名義だと、金融機関が破たんしてペイオフになつた場合は、本人確認に時間がかかってすぐにお金が引き出せないこともあるので気をつけてください。
もう一つ。親が元気であれば、親自身が生命保険会社等の民間介護保険に加入して介護資金の準備をすることも一つの方法です。子どもが自分の介護のために民間介護保険に加入しておいて、親が要介護状態になつた時には、一時金が出るタイプのものもあります。
ところで親の老後の経済的準備については、親がある程度資金を持っているケースもあります。高度成長期に働いて一定の金融資産を作っている高齢者は一方でかなりいます。この場合は、経済問題よりも生活面でのサポートが必要ですね。まなちんさんのように義理のお母さんの面倒をみる可能性がある方もかなりいると思います。
そこでもう一つのアイデアが成年後見制度の活用です。
義理の親が少し認知症の症状が出てきたり、足が弱くなって外にいけなくなったりしたら、義理の親と任意後見契約をして、任意後見人となり、預貯金の出し入れ等の財産管理と医師の治療に同席するなどの身上監護を行うのです。
そして身体介護等はヘルパーさんに任せます。場合によってはそのための手当を義理の親からもらうケースもあります。手当をもらっている方のお話を聞くと、これはある意味で仕事だと割り切れるので、精神的負担が軽減される面があるということでした。
成年後見制度は日本ではまだまだ普及されていませんが、上手に使うととても役に立つ制度です。昨日お話した社会的支援の様々な制度と並んで活用することが求められています。
伊藤宏一
千葉商科大学大学院教授・CFP
「親の老後、面倒をみますか?」
大切な3つのこととは……。
「女性に介護の負担がかかるのは仕方ない?」
決して人ごとではありません。
「親のお金に頼っている?」
「依存すること」と「頼ること」の違いとは。
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