|
サイトマップ
|
お問い合わせ
|
ewoman検索:
>>> 旧リーダーズ/メンバーからの移行登録について
働く人の
円卓会議
人から学ぶ、
人と学ぶ
表参道カレッジ
国際女性
ビジネス会議
佐々木かをりの
win-win対談
今週のテーマ
会議番号:1813
親の老後、生活面・経済面で備えていますか?
投票結果
25
75
255票
785票
この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。
【開催期間】
2006年02月06日より
2006年02月10日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
伊藤宏一 千葉商科大学大学院教授・CFP
最近は高齢期を前期と後期に分け、後期は75歳からと考えられています。75歳以降は、一般に病気や介護の可能……
議長コメントを全文読む
3日目までに届いている投稿から...
父の遺産を放棄して…… (yukalalala・シアトル・パートナー有・35歳)
去年父が亡くなり、その際遺産を母と弟と分けるという話しが出たのですが、弟と一切を放棄し、その分を母の老後やもしもの時に使ってもらうことにしました。子どもの教育費などまだまだこれから自分の家族にもお金が掛かるので、自分の収入から親の老後、介護にまでは協力できないのが現状です。
精神的に自立できる手助けを (やまぼうし・茨城・パートナー有・57歳)
仕事に追われていたころ母が倒れ、郷里を飛行機で往復することがありました。経済的には父の遺族年金で問題はなかったのですが、「子どもの世話には絶対ならない」 と宣言しながら老後プランを曖昧にしたまま年老いていった母に、入院・その後の介護施設入所を納得させるのは大変でした。今は落ち着き穏やかな日が戻りましたが、早くから具体的に話をしていればと反省しています。
まずは資金面で (しゅー・東京・パートナー無・32歳)
妹と弟がいますが、結局面倒を見るのは長女である私になると思っています。でも、いざ老後の面倒を見るというときに、きっと仕事を持っているだろうから、経済面を充実させようと、貯金をしっかりしています。これは、もし親の老後の面倒を見る必要がなかったとしても、自分の老後に備えられるので、一石二鳥だと思っています。
自分たちでは貯めていませんが (crystal7・青森・パートナー有・29歳)
結婚してからパートナーと私の実家に、それぞれ毎月10万ずつ仕送りをしています。自分たちが仕事をしている間は続ける予定です。自由なお金として、両親が老後のために貯めるもよし、遊びに使うもよしと思っていました。でも、蓄えになっていなければ、老後(例えば介護が必要になったとき)にさらに必要になりますね。このサーベイを見て、今後自分たちでも親のために蓄えを作らなければいけないと思いました。
が〜んと殴られた気持ちです…… (青い空・大阪・パートナー有・40歳)
まだまだ自分たちのことばかり考えていて、各々の両親がまだとても元気なのをいいことに、全然両親たちのことを考えていませんでした。このサーベイを見て、が〜んと頭を殴られたような気持ちです。今のバランスが崩れるのは、時間の問題なのに、何も考えていなかったことにもショックでした。親たちは、「子どもの世話にならないで暮らすことが一番」なんて言ってるのに、私は何にもしてないのですから……。これを機に、「いざ、というとき資金」をつくりたいと思います。
私の中ではタイムリーな話題です (diamond-powder・神奈川・パートナー有・34歳)
先月末、同僚が介護の為に退職しました。お父様が老人性うつと認知症を同時に発病し、看病していたお母様までうつになってしまったとのことでした。同僚は、お金の事、介護の事など、生活環境の劇的な変化に何度も不安をもらし、仕事を辞めていきました。このような話を聞いて、両親が元気なうちに介護資金を確保することで、介護者の気持ちが安定するのではないかと思い、転職を考えていたところに、このテーマでした。真剣に今後の資金計画を立てたいと思います。
4日目の円卓会議の議論は...
親は75歳、子は40歳を目安として準備を
最近は高齢期を前期と後期に分け、後期は75歳からと考えられています。75歳以降は、一般に病気や介護の可能性が大きい時期です。国立社会保障人口問題研究所の将来人口推計によると、超高齢化の中、2020年には後期高齢者が前期高齢者を上回るということになっています。ですからこれからますます親の老後を支える生活面・経済面の準備が必要になってきます。
親が75歳ということは、子どもの方は40歳前後。30代バリバリのキャリアとして働いており、親にある程度面倒をみてもらっていた状態がある日一変して、逆に自分が親を支えなければならないというライフプラン上の大転換が突然やってくる可能性があります。
最も大変なのは、自分の子どもが大学生で教育費負担がかかり、夫は給料がもう上昇せず、そのなかで親の介護と取り組まなければならないというケースです。diamond-powderさんの同僚の方のお話は、まさにこの大転換のケースですね。青い空さんもぜひ具体的に準備を考えてもらえればと思います。
やまぼうしさんや青い空さんの言われるように、「子どもの世話にはならない」と言ってずっと健康を維持して要介護状態にもならず一生を終えようと運動や食事に一生懸命気遣っている高齢の方が、突然倒れて要介護状態になるというケースもあります。やはり万が一要介護状態になったら具体的にどうするかを決断しておくことが大切ですね。例えば自宅をバリアフリーの介護対応住宅に改装して、在宅介護サービスを受ける準備をしておくことです。
また終身介護付き有料老人ホームやグループホームの利用や特別養護老人ホーム(特養)・療養病床(介護療養型医療施設)の利用などを考えて、情報をとり、準備しておくことも考えられます。終身介護付き有料老人ホームになると、例えば入居時に3000万円、毎月20万円といった多額の費用がかかったりします。
またその点でyukalalalaさんのされた子どもが「相続放棄」して父親の財産を母親にのみ相続させるというのは、一つの有力な方法ですね。相続放棄というのは、法定相続人という地位と権利を放棄することで家庭裁判所で手続きができます。そうすると、この場合は母親だけが法定相続人となり、母親は法定相続分つまり全額に対して相続税の配偶者控除が適用になり、相続税が一切かかりません。
父親の法定相続人としての地位を放棄しても、将来母親の相続が発生する場合は、法定相続人であり、財産の相続をすることができます。日本人の場合、一般に相続財産の6割は不動産ですから、それをある程度売却して金融資産にし、資産運用して増やしながら介護に備えるということも考えるといいでしょう。
介護に関連して役に立つサービスや商品があります。一つは飛行機会社の「介護帰省割引」。例えば日本航空の場合、親の介護での帰省なら航空運賃が割引されます。東京から北海道新千歳空港へのケースだと、普通運賃は2万8600円ですが介護帰省割引なら1万8250円になります。やまぼうしさんは利用されていますか。
もう一つは郵便局の「介護貯金」。一定の要介護状態の場合、500万円まで金利が上乗せされ、定期貯金を担保としてお金を借りる場合は、借入上乗せ金利が半分に軽減されます。こうしたことも知っておくといいですね。
さてみなさんのなかで、私はこんな準備をしているということは事例はありませんか。
伊藤宏一
千葉商科大学大学院教授・CFP
「親の老後、面倒をみますか?」
大切な3つのこととは……。
「女性に介護の負担がかかるのは仕方ない?」
決して人ごとではありません。
「親のお金に頼っている?」
「依存すること」と「頼ること」の違いとは。
このジャンルの過去円卓会議をチェック
このジャンルのトップページへ
メロンリペア
15万箱 突破!
抗酸化サプリメント
アクション
プランナー
時間が見える大人気の手帳
イー・ウーマンに
依頼する
働く女性の調査
マーケティング
ブランディング
コンサルティング
講演・研修のご依頼
メディア掲載一覧
取材のご依頼
asahi.com
私のミカタ
佐々木かをりの
ブログ
佐々木かをりの
Twitter
©2000-2009 ewoman,Inc.
|
個人情報について
|
利用規約
|
各種お問い合わせ・お申し込み
|
会社概要
|