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今週のテーマ
会議番号:1831
日本人男性の家庭参加度は、もっと向上する?
投票結果
77
23
584票
177票
この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。
【開催期間】
2006年02月27日より
2006年03月03日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
パク・ジョアン・スックチャ ワーク/ライフ・コンサルタント
思っていたよりも多くの、77%の方が男性の家庭参加度が向上すると言う結果が出ましたが、将来は明るいと感……
議長コメントを全文読む
1日目までに届いている投稿から...
向上させたい! (hirakan・神奈川・パートナー有・36歳)
パートナーは、比較的、家事も育児も参加していると思いますが、2人とも仕事があるし、家も子どもたちも2人の責任、という考えを私が主張してきたからこそだと思います。パートナーの家は、母親がすべて家事、3人の子どもの育児をこなしてきたそうで、ある程度、何でもやるパートナーも、子どもが熱を出して急に登園できないときは、私が仕事を休むことが前提のように捉えている節があったり、決められたこと以外を気づいてやるという主体性はあまりないようです。やはり、いわゆる「日本の家庭」という習慣は根深いと思います。
次の世代は親や学校の接し方次第 (summerfield・東京パートナー有・)
幼稚園の頃「女の子は」「男の子は」と言われることに、子どもながら反発を感じていました。子どもの意識に「性別による役割分担」や「こうでないと」という考え方を、植え付けていると思います。親が協力して生きていたら、それを見た子どもは、それが普通になるはずではないでしょうか。そして大人が子どもを「待つ」ゆとりを持たず、なんでもしてしまって、いろいろな行動を制限するのも家事から遠ざける理由だと思います。男女問わず、生活体験を広くさせてあげていたら、自分で自分の「衣食住」のことができる大人になるのではないでしょうか。
企業が変わる必要があるのでは? (reiks・神奈川・パートナー有・45歳)
日本人の男性も、若い層では家事に抵抗が少なくなっており、いずれ男性の家事参加度は高くなると思います。ただ、職場の意識が変わらないため「食事を作るので早く帰ります」とか「子どもが具合が悪いのでお休みしたい」といったことが、言いづらい現実があるように思います。比較的高い年齢層の家事への抵抗も、ブレーキになっている気がします。男性の家事参加度を速やかに上げていくためには、自分の生き方をライフステージに応じて、選択できるような社会システムが整備されると良いと思います。
男性の家事参加に必要なもの (Kylin・大阪・パートナー有・46歳)
自分自身は、結構、家事に協力しているつもりですが、パートナーに言わせると「まだまだ……」。思わずため息がこぼれてしまいます。こうした男女間の意識のギャップは「家事を能動的に考えるか、受動的に考えるか」「家事を自活力の目安に考えられるか否か」「差別ではない男女差はどこまで線引きできるか」の違いによるものだと思います。あと、男性の家事参加に必要なものはといえば……? 上手に男性をおだてる女性の言葉かもしれませんね。
勤務時間と女性の意識が変われば (ふろすと・兵庫・パートナー有・43歳)
将来はきっと、勤務時間を短縮する方向になっていると思います。男性でも育休を取ったり、保育所への送迎をすることが可能になると思います。また、少々収入は低くても、家庭に参加する男性を好む女性もこれから増えるのではないでしょうか。互いに自立し、協力し合える夫婦が増えて欲しいです。
社会が変わらないと変われない (みろろん・イギリス・パートナー有・33歳)
私の多くの男性友人達がもらすのは“参加したいけど(時間的・物理的に)できない”という言葉です。子育てや家事のことなど、気になっている男性はほとんどです。昔のように“女性の仕事”と思っていないのにできないのはなぜかというと……。それは、やはり社会構造が原因ではないかと思います。友人のパートナーである男性は、毎日10時過ぎに帰宅、朝は6時半に外出、週末は接待……。家事・育児をやりたいと思っている男性を阻んでいるのは、残業が多く、プレッシャーの多い職場、社会環境なのではないでしょうか。
男性の仕事スタイル (靖・東京・パートナー無・34歳)
男性の多い職場にいますが、同業者の話を聞くと驚きます。1年で364日は働いていた、入籍しても休暇なし、など、自分の時間さえない取れない人を多く聞きます。仕事の拘束時間も長く、先日ニュースで見た「男性の帰宅時間の世界比較」で日本人は平均23時であるというデータに納得してしまいました。「参加したくともできない」「子どもの顔が見られるだけで嬉しい」という男性が多数で、家事まで発想に至らない現実があると思います。
男性の育児休暇の取りやすさ (nikku・千葉・パートナー無・23歳)
現在、就職活動をしています。企業説明会では、「女子学生」の出産・育児の休暇の取りやすさについて、企業は積極的に応えようとしている姿勢が良く見えます。しかし、男性の育児休暇について社員の方にたずねると、システムはあるが利用するにはクリアする条件が細かくあるとのことでした。まだ男性が家庭参加するのは難しそうですね。
2日目の円卓会議の議論は...
社会・職場環境の壁の大きさ
思っていたよりも多くの、77%の方が男性の家庭参加度が向上すると言う結果が出ましたが、将来は明るいと感じている方が多いのですね。ただ、向上することの説得性が全体的に少し弱く、「向上して欲しい」という希望的な思いが多かったように感じます。
Yesの意見でも、Hirakanさんの『パートナーの家は、母親がすべて家事、3人の子どもの育児をこなしてきた……「日本の家庭」という習慣は根深い』や、Summerfieldさんの『子どもの意識に「性別による役割分担」や「こうでないと」という考え方を、植え付けている……親が協力して生きていたら、それを見た子どもは、それが普通になるはず』と、親の育て方や小さいときからの教育の重要さが指摘されていました。
前回お伝えしたように、欧米の方が専業主婦率が高く、性別役割分担意識も強かったのですが、共働きが増えるに従って「夫」の家事・育児時間が延びたのです。
例えば、「家族と仕事研究所」の調査では、アメリカでは過去25年の間に男性の家事時間が42分増え、女性の家事時間が42分減りました。しかし日本ではほとんど変わっていません。なぜでしょう。
YesとNoの双方から出ていた共通の意見としては、reiksさんの「職場の意識が変わらない」、みろろんさんの「友人のパートナーの男性は、毎日10時過ぎに帰宅、朝は6時半に外出、週末は接待」、靖さんの「1年で364日は働いていた、入籍しても休暇なし、など、自分の時間さえない取れない」など、男性自身は関わりたいけれど、職場環境や社会システムがそれを阻んでいる、という意見が目立ちました。確かに日本の社会全体に蔓延する長時間労働は、男性の家庭参加を阻む大きな障害ですね。
一方で「仕事のために、家庭にかかわれない」という男性が多い中、実は男性の家事時間が長い国々の方が日本よりも生産性が高く、社会経済生産性本部の「労働生産性の国際比較(2002年)」によれば、主要先進7カ国の中で日本は最下位の7番目になっています。
「仕事のための長時間労働」は実は労働生産性を下げる要因になっていることに、多くの経営者は気づくべきだと強く感じます。現在の仕事のやり方や企業風土を変革して生産性を上げていくことが日本の大きな課題ではないでしょうか。
さて、男性の家庭参加度は男性の問題ではなく、女性の生き方と働き方に大きな影響を与えますが、どのような影響を与えると思いますか? 今日はその「影響」について議論していきましょう。
パク・ジョアン・スックチャ
ワーク/ライフ・コンサルタント
「パートナーとの家事の分担に満足してる?」
ライフとキャリアの出し入れを一緒に。
「収入に応じて家事を分担するべき?」
家事を労働ととらえるかどうかで…。
「働く女性として、パートナーに求める条件とは?」
相手に変化を求める前に…。
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