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今週のテーマ会議番号:2075
高校生の社会奉仕必修、賛成ですか?
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3日目/5日間
働く人の円卓会議
4位
【開催期間】
2007年01月22日より
2007年01月26日まで
円卓会議とは

高橋陽子
プロフィール
講演依頼
このテーマの議長
高橋陽子 日本フィランソロピー協会
円卓会議議長一覧
ボランティアの体験が、ご自分の価値感や人間観に大きく影響を与えていることを実感します。pink coralさん……
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2日目までに届いている投稿から...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
yes 奉仕活動→思いやり (pink coral・東京・パートナー無・22歳)
私は大学2年の夏、社会福祉施設で約30日間のボランティアをしました。学童の子どもたちと遊んだりキャンプに行ったり、お年寄りとご飯を食べたり、多くの貴重な体験をしました。その中で大きな出来事は、思いやりの心が芽生えたことでした。思いやりという言葉の意味が分かることと、実際にその心を感じることはまったく違います。この経験が今の自分の価値観の形成に大きく影響しました。もっと早くこのような体験ができていたら……そんな気持ちから、私は高校生の奉仕活動に賛成です。

yes 身近に感じる機会となれば (ギエム・東京・パートナー無・49歳)
ボランティアといってもなかなか実際に参加できる機会がないので、たとえ強制であっても、こういうことがボランティアなのかと実感できるのは貴重な機会だと思います。私自身は、子どもの頃は近所の掃除、ごみ拾いなどしかしたことがありませんでしたが、例えば老人ホームなどでお年寄りの世話などを体験できたら、考えさせられることがいろいろあるのではないでしょうか。

yes その時は分からなくても (Mai T・静岡・パートナー無・22歳)
私は高校生、できれば中学生くらいで体験しておくべきだと思います。確かに強制してやるものではないですが、面倒だな〜と思いながらも汗をかいて友達と何かしら体験した事は、その時には意義を見出せなくても、後になって大切な事だったなと感じています。それに成長してからやりたい! と思ったときにあらかじめ体験しておくのとそうでないのでは、始める気持ちにも差が出てくると思います。今後のために、とりあえず経験をしておいて損はないと思います。

yes あくまでも視野を広げるために (エム5・東京・パートナー有・38歳)
社会奉仕を学校教育の必修科目にし、成績をつけるのはどうかと思いますが、基本的に賛成です。どんな社会奉仕があるのか、どんな事なら自分にできる可能性があるのか、視野を広げるという意味では良い機会になると思います。本来は地域社会の中で、自然と生まれてくるべきことだと思いますが、現状なかなか難しい世の中だと思うので。ただし、さまざまな分野で実際に活動している人々が講師になるなど、心が打たれるような授業にすべきだと思います。

no 参加したい人集まれ! (小丸・宮城・パートナー無・21歳)
今までもボランティアって自由参加でいっぱいあったはずなんです。でもちょっと遠い世界な気がしてとっつきにくかったです。それを授業にすることで、すごく身近になると思います。でも、必修じゃ強制になってしまって、私ならせっかくの自主的な自分の気持ちを打ち消されて、しかもやりたくないと思ってる人と一緒にされて、ちょっとやる気がなくなります。どうせやらされてるだけだし……なんて。なので、自主性が尊重されるように、選択科目であってほしいです。

no やりたいと思ったときに手助けを (ぺり・鹿児島・パートナー無・24歳)
学生の頃、入院している方のお手伝いをするというボランティアをしたことがあります。そのときに感じたのは、けっこう気を使って疲れるということでした。楽しい、嬉しいということばかりではないので、必修という形では、やる気がなくなる生徒も出てくると思います。自発的に「ボランティアをやろう」と思ったときに、その手助けをするほうがよいと考えます。
3日目の円卓会議の議論は...
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「ボランティア体験記」
ボランティアの体験が、ご自分の価値感や人間観に大きく影響を与えていることを実感します。pink coralさんの「思いやりという言葉の意味が分かることと、実際にその心を感じることはまったく違います」まさに頭で理解するのではなく、心で感じ、身体に沁みることがその人自身を作るということですね。

当協会(日本フィランソロピー協会)では、寄付をした人を顕彰する「まちかどのフィランソロピスト賞」を創設し、昨年(2006年)で9回目を迎えました。一昨年から青少年の部を設けました。昨年の受賞者は沖縄の中学生です。総合学習の時間にNGOの人を招いて、フィリピンのストリートチルドレンの話を聞いたのですが、その時に見せてもらったビデオの中で、インタビュアーの人が、子どもたちに、

「あなたの夢は何ですか?」と聞くと、
「大人になるまで生きること」と答えたそうです。

それを見た沖縄の子どもたちはショックを受け、自分たちのできることを何かしたい、と駅頭やショッピングセンターなどで募金を集め、NGOに寄付をしたそうです。子どもたちは素直に反応・共感し、そして行動します。実際、沖縄の子どもたちは、さまざまな課題や不運に遭遇している人たちに素直に同情し、そしてほっとけないと、募金活動に奔走したのです。

子どもの素直な心を引き出すためには、情報と機会の提供がまず何より大事なのではないでしょうか。ただ、小丸さんがおっしゃるように、「必修じゃ強制になってしまって……しかもやりたくないと思ってる人と一緒にされて、ちょっとやる気がなくなります。自主性が尊重されるように、選択科目であってほしい」というお気持ちも本音でしょう。

選択科目、これはいいアイディアですね。強制しないけれど、他の人がしているのを見たり、感想を聞いたり、また、何より、参加した人のいきいきした笑顔を見せることが、輪を広げることにつながるでしょうから。

ところで、学校での必修になるということは、先生方の関わりや捉え方が、子どもたちに大きく影響すると思います。先生の体験や哲学が大事になってきますね。みなさんのこれまで出会った先生で、こんな教えをしてもらった、先生のおかげでボランティアに対してマイナスイメージが沁みついた、こんな感動をもらったなど、みなさんの学校生活の中で、素敵な先生、その反対の先生をご紹介下さい。

経験のない先生のドキドキ感を少しでも和らげ、いいきっかけになれば、と思います。それが子どもの積極的な参加のための勇気付けになっているからです。

高橋陽子
日本フィランソロピー協会
高橋陽子


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