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今週のテーマ
会議番号:2132
漢方薬を飲んだことがありますか?
投票結果
85
15
944票
173票
この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。
【開催期間】
2007年04月02日より
2007年04月06日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
鈴木由紀子 鍼灸師・医学博士
たくさんの投稿をありがとうございました。漢方薬にこんなに多くの方が関心を示してくださるとは思ってもみ……
議長コメントを全文読む
3日目までに届いている投稿から...
リウマチ治療に (dianzi・埼玉・パートナー有・48歳)
20代の時リウマチを発症し、西洋医学では進行を緩やかにするしかないと言われ、東洋医学で針と漢方薬の治療を開始しました。かなり効果がありました。体質改善等には、漢方薬が有効かと、体験から感じます。
薬の副作用 (なかじゅん・福岡・パートナー有・39歳)
5年くらい前に咳が止まらなくなり一般の病院に通院したところ、ステロイド吸入薬を処方され、一気に副作用(腫れ)が出てきました。その時にとても怖くなり、「漢方薬=身体に優しそう」と思い漢方薬局に走ったのがきっかけです。それからは極力一般の病院にかかっても「漢方薬、ないですか?」と聞くようにしています。薬の効果も気の持ちようかもしれませんが……
病気ではないが。 (ちはぴょん・東京・パートナー有・33歳)
生理痛がひどく婦人科に通いましたがどこも異常がなく鎮痛剤を渡されるのみ。西洋医学的に「病気」でなければ、解決方法がないのが困りました。そこでたどり着いたのが漢方。内心半信半疑で漢方をやってみようと思い開始。2ヶ月ほどで以前より格段に楽になっていました。完全に痛みが無いわけでは無いのですが耐えられます。体質改善には最適な医療だとおもいます。
もう少し手軽であれば……! (Bise・東京・パートナー無・40歳)
慢性胃炎に悩まされ、最初は西洋医学の病院で化学薬品を処方してもらいましたが、胃の症状は治まったものの、今度は顔に発疹が出て、全体的に体調が悪化してしまいました。そこで、漢方医に煎じ薬を処方してもらったところ、意外にも効果が早く(一週間ぐらい)、体調も改善されました。中国出身の先生と、日本人の老齢の先生とのダブル問診で、とても信頼できました。難点は、手間、独特の風味と価格です。いいのは分かっていますが、どうしても手軽な西洋医学のほうに行ってしまいます。
妊娠中に処方していただきました (FX・愛知・パートナー有・31歳)
逆子が治らなくて、筋肉がリラックスする、○○散(名前忘れました)というのを先生に処方していただいたら、本当にほわーと全身が暖かくなってゆったりでき、とてもびっくりしたことを覚えています。仕事が終わらなくてカリカリしていた精神状態までまいっか〜とリラックスでき、普通のお薬とは違う何かを感じました。また困ったことがあったら漢方薬を処方していただける先生に相談してみたいと思ってます。
更年期症状の緩和のために。 (いーちゃん・青森・パートナー有・46歳)
更年期の症状が出たので婦人科で処方してもらった漢方を飲み始めたところです。私の場合5年前の出産のときに、肺塞栓症を患ったことからホルモン療法は無理といわれました。ホルモン療法も効き目には個人差があるようなので、最善の治療薬を使用する機会を失ったという感じはしていません。とりあえず漢方という頼れるものがあったということで少し救われています。
体質改善より精神衛生のため (ダンス・ダンス・ダンス・兵庫・35歳)
医食同源、食生活によって健やかな身体をもたらす、というのと同じように、漢方薬を薬というわけでなく、サプリメントのように捉えています。ほこりなどに弱いアレルギー体質なのですが、治すというより、優しい漢方薬の力で身体を中から強くする総じて前向きな気持ちになり、疲れにくくなることでアレルギーを抑えています。
良い漢方医に出会えた (いえねこソックス・海外・パートナー有・45歳)
飲み始めたきっかけは、冷え性からくる生理不順、不妊でした。とてもよい漢方医に出会えて、私の体に合った漢方薬を処方してくれます。病気の症状をとめるのでなく、体のバランスが崩れたことによって病気になるので、その崩れたバランスを元に戻すという姿勢同意しています。今は2人の子供も大きくなりました。風邪を引いたときや何でも体調がおかしいときに、問診をうけて漢方薬を飲んでいます。
4日目の円卓会議の議論は...
「現代薬と漢方薬の違い」
たくさんの投稿をありがとうございました。漢方薬にこんなに多くの方が関心を示してくださるとは思ってもみませんでした。これをきっかけに東洋医学の考え方に、より多くの方が共感してくださることを期待しています。
皆さんの投稿を拝見していると、現代薬や治療に限界を感じてとか、現代薬の副作用に悩まされてとか、やさしい穏やかな効き目を求めてというような感じを受けました。でも
漢方薬でも副作用もあれば、即効性の切れの良い効果を出すものも
あります。ここでもう少し、漢方薬とはどんなものかをお話してみたいと思います。
例えば、
月経痛を訴える患者さんに薬を処方する場合
について考えてみます。月経痛を
東洋医学用語で言うと小腹痛
と言いますが、
この主治を持つ代表的な生薬
は
牡丹皮
、
桃仁
があります。この両者、もしくはどちらかが配合されている処方をいくつか挙げてみると、次のようなものがあります。
桂枝茯苓丸
: 桂枝、茯苓、
桃仁
、
牡丹皮
、芍薬
桃核承気湯
:
桃仁
、桂枝、大黄、芒硝、甘草
大黄牡丹皮湯
:
桃仁
、
牡丹皮
、大黄、芒硝、冬瓜子
八味地黄丸
: 地黄、山薬、山茱萸、茯苓、沢瀉、
牡丹皮
、附子、桂枝
加味逍遙散
: 柴胡、山梔子、薄荷、蒼朮、茯苓、芍薬、当帰、
牡丹皮
、甘草
この中でどれを処方すればよいかを決めるとき、原則として四診法を行って決めるわけですがそれぞれの生薬の成分についていくつかを取り上げて説明しましょう。
まず最初の
桂枝
ですが、
発汗・解熱・鎮痛・健胃
などの作用があります。
次の
茯苓
は
利尿・抗潰瘍・血糖降下
などの作用があり、
桃仁
は
鎮痛・鎮静・消炎・血小板凝集抑制
作用があり、
運動不足による便秘の解消
作用もあります。
次の
牡丹皮
ですが
抗アレルギ−・生理不順の改善
作用があると言われています。最後の
芍薬
ですが
赤と白があり、白は補血・鎮痛作用、赤は微熱を整える
作用があります。
次の桃核承気湯の
大黄
は
下剤
としての効果があり、
芒硝
も
便通を良くし、炎症を抑える
作用があります。
甘草
には
抗アレルギ−・免疫力強化など幅広い効果
があります。
桂枝茯苓丸も桃核承気湯も比較的体力があり、のぼせや下腹部に抵抗や圧痛がある人に用いるのですが、ここで注目すべきは
大黄
、
芒硝
という成分です。これらは便秘に効果があるということで
便秘がちの月経痛には桃核承気湯
ということになります。
長くなるのでその他の生薬については省略しますが、このように
それぞれの成分の作用を組み合わせて漢方薬は処方される
のです。まさに
オ−ダ−メイドの薬
というわけです。現代薬はあらかじめ決められた成分を決められた量含んでいるものです。このような
生薬の組み合わせは、組み合わせることでより効果が高められたり、また本来の成分と異なる効果を生み出す
ことも知られています。
では明日は漢方薬のデメリットについて取り上げてみたいと思います。
今まで漢方薬を飲んで副作用を感じたことはありますか?
できたら少し具体的に書いていただければと思います。
鈴木由紀子
鍼灸師・医学博士
「東洋医学を活用してますか?」
保険が適用されるものも
「自宅でお灸したことありますか?」
身体が持つ本来の力を呼び起こす
「体質改善できる鍼治療、受けてみたいですか?」
プライマリケアとして
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