イー・ウーマン久住博子さん住まいにもエコ、取り入れてみたいですか？

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会議番号:2492

住まいにもエコ、取り入れてみたいですか？

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【開催期間】
2008年07月07日より
2008年07月11日まで

円卓会議とは

このテーマの議長

久住博子　インテリアデザイナー

エコロジーとは「人間と自然との調和・共存をめざす考え方」です。CO2排出量の増加が地球温暖化に関係して�……

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1日目までに届いている投稿から...

太陽光発電しています (まどへい・福岡・パートナー有・36歳)

数年前太陽光発電＆オール電化にリフォームしました。発電パネルはローンですが、その支払いと電気代を合わせた金額が、以前の電気・ガス代とほぼ同じです。もっと普及すればいいのにと思います。昔の家では、お風呂のお湯や雨水を溜めてトイレで使用していました。トイレの窓の下に大きなバケツを何個も置き、ポンプでお風呂のお湯を移し、もう一つのポンプでバケツからトイレのタンクに入れられるようにしていました。夕立が来るとバケツを持って走り回ったりして楽しかったです。

	とりあえず (ポーチュラカ・福島・パートナー無・40歳)
我が家では家の外壁を直した時に、遮熱効果の高い工事をしてもらいました。冬氷点下だった室内が、2～3℃に上昇、夏は外よりかなり涼しくなりました。7月に入り、窓にすだれをさげました。冷暖房費を減らすには、もっと出来ることがあるでしょうね。

	エコバックは持ち歩いていますが (dokinchn・東京・パートナー無・43歳)
最近エコバックは持ち歩いていますが、住まいに関するエコは実際にどうすればいいかわかりません。何から始めたらいいんでしょうか。もともと節電節水で暮らしていますので、これ以上何をしたらいいか悩むところです。皆さんのいいアイディアを参考にしたいと思います。

	今年は (くにっちゃん・京都・パートナー無・34歳)
緑のカーテンに挑戦中。クーラーをできるだけ使わない。生活を実現するべく頑張ってあさがおと琉球いんげんを育てています。打ち水なども毎年していることです。

緑のカーテンに興味あります (靖・東京・パートナー無・36歳)

公共施設や民間ビルなどで積極的に取り入れられている、「緑のカーテン」に興味があります。私は賃貸アパート住まいなので、自らそれを実践する事はできないのですが、一戸建ての皆さんならば可能なはず。見る目に涼しく、部屋の温度も若干下がるか、まだ実験段階のようですが、気軽に朝顔でも植えてみたらどうでしょうか。興味あります。

日本人の知恵 (武士道・愛知・パートナー有・33歳)

伝統工法でつくられた日本家屋が大地震での倒壊を免れたニュースを見ました。長持ちするように作られていることが究極のエコだと思います。愛知県の明治村には古い日本家屋が移築されていますが、窓の配置や、呼吸をしている土壁など、空気の循環がうまく保たれており、ムダなエネルギーにたよらず生活できるしくみになっています。よって、家を建てるときは伝統工法にしたいと思っています。現在しているエコは、電気代、水道代の節約という名目でしていることが多いです。

賃貸住宅では限界がある (かすが)

自然エネルギーの導入や、エアコンにしても、既に賃貸住宅で作り付けの場合、それを改造することもできず、限界があります。また、最近、エコ替えという耳当りのいい言葉で、まだ耐久期間が残っているものを買い換えるという風潮はどうかという気がします。目先のエコのためならば、何でも全てOKかどうか、その点もきちんと判断すべきだと私は思います。

2日目の円卓会議の議論は...

「賃貸住宅でもできる、住まいのエコロジーとは？」

エコロジーとは「人間と自然との調和・共存をめざす考え方」です。CO2排出量の増加が地球温暖化に関係しているのは周知のとおりですが、日本のCO2総排出量の16%が、住宅（家庭）で消費しているエネルギーといわれていることから、家庭におけるエネルギーの使い方を工夫して、快適な生活を送りましょう…… というのが住まいのエコです。節電や節水が目的のように感じることがありますが、じつは、省エネルギーが地球温暖化防止につながっているのです。

一方、武士道さんやかすがさんのように、私も、流行のようになったエコや、エコ替えという名の販売促進？に抵抗がないわけでもありません。しかし、省エネを意識して生活をすることが地球環境に役立つなら、前向きに取り組んでいきたいと思っています。

そして、今日は、「住まいにもエコ、取り入れてみたい」方が96%もいらっしゃるにも関わらず、「興味はあるが何ができるかわからない」という方のために、いくつかアイディアをご紹介します。

まず、夏は、室内に熱を入れないことがポイント！　冷房の工夫として、日差しや西日を入るのを防ぐために、窓の外に簾（すだれ）やオーニング（日よけテント）、サンシェードは効果的。店舗の店先にさがっているオーニングは大きすぎますが、家庭用の小窓タイプの簡易オーニングも出回り始めました。窓辺のおしゃれになりますので、お試しになってはいかがでしょう。室内側・サッシの内側につけるインナーサッシもお勧めです。また、室内側につけるロールスクリーンやブラインドも直射日光をカットしてくれます。窓に遮熱タイプのガラスフィルムを貼るのも効果的ですし、おでかけの際に、昼間でもカーテンを閉められると、熱が室内に入りません。

靖さんが興味をお持ちの緑のカーテンも同様に窓から入る日差しを遮ってくれます。庭がある一戸建てでは、西面に樹木を植えられると、建物の壁に直射日光があたるのを防いで、室内の温度上昇を抑えてくれます。

くにっちゃんさんの打ち水は、水の蒸発効果で空気を冷やすだけでなく、見た目にも涼しいですね。

今日は、賃貸住宅でも取り入れられる方法をご紹介しましたが、リフォームや新築の際に、トライしてみたいこと、実際に取り入れられたことはありますか？　エコを取り入れて変わった生活や意識とともにご紹介下さい。

久住博子
インテリアデザイナー


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