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今週のテーマ会議番号:2498
「弁護士に相談するなんて余程のこと」と思いますか?
投票結果
70  30  
537票 231票

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3日目/5日間
働く人の円卓会議
6位
【開催期間】
2008年07月14日より
2008年07月18日まで
円卓会議とは

金野志保
プロフィール
このテーマの議長
金野志保 弁護士 早稲田大学大学院法務研究科教授
円卓会議議長一覧
本日もたくさんのご投票・ご投稿をありがとうございました。 本日のご投稿を拝見してまず思ったのは、「……
議長コメントを全文読む
2日目までに届いている投稿から...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
yes まだまだ高い敷居 (武士道・愛知・パートナー有・33歳)
初めて敷居を跨ぐときは、公共団体の施設で行われる無料相談が活用し安いと思います。地方の法律事務所の所在地は、裁判所の周りに固まっており、利便性が悪いと感じます。また、弁護士の評判も気になるところですが、優れた弁護士であっても、凶悪な刑事事件の私選弁護人や不健全な企業の代理人になるとイメージが悪くなってしまいがちなので、もっと全体像の自己アピールをして欲しいと思います。知見や考え方が階間みられるような気楽な一般向けの本を出版されると親しみがわきます。

yes 相談には乗っても受任しない? (non蒼papa・千葉・パートナー有・47歳)
随分前、交通事故の被害者になった際に弁護士会の相談を利用したことがあります。私の過失はゼロだったので、120万円程度請求でき費用を差し引くとこの程度ですと説明され、お願いしたところ、しばらく待たされた結果、「私は受任できない。他の先生を探したが、残念ながら見当たらない」と言われたことがあります。今は状況が変わりつつあるかもしれませんが、少額とかの理由で、相談には乗るけれど受任はしないということがあるのではと思ってしまいます。

yes 確かに「余程のこと」 (gourmetdhonneur・神奈川・パートナー有・40歳)
本格訴訟に、となれば覚悟を決め(笑)正式に相談に伺いますが、少々の諍いなら、職場に弁護士の同僚もいますので、軽く尋ねて助言を頂きます、無料で(笑)。話長いので相談料も気になりますし。先日も加入するSNSで諍いが発生、相手は弁護士立てたから余程ご相談に、と思いつつ、自力で処理できました。病気と同じで、ちゃんと医者に罹るべきなのに「余程」でないと自力で済ます―確かに理念としては仰る通りですが、つい躊躇してしまうのがシャイで内気で口ベタな庶民の哀しさ?でしょうか。

yes 必要性を感じないまま終わりたい (らいらっく・埼玉・パートナー有・40歳)
弁護士を必要としない人生を望んでしまいます。いわゆる「裁判沙汰」以外でも、弁護士さんを有効に活用できる何かはあるのかもしれませんが、やはり弁護士と聞くと、事件や事故、揉め事を想像しますし、それでもよほどのことがない限り弁護士さんは敷居が高いです。金額が不明瞭なのもその原因の一つだと思いますし、テレビに良く出てくるような人情のある弁護士さんなんてそうはいないでしょうから……。

no 弱者の味方 (ポーチュラカ・福島・パートナー無・40歳)
顧問弁護士をもつメリットがわかり、基本的な費用もはっきりしたので、ますます利用したいと思うようになりました。以前法テラスという相談窓口があることを知り、まずはここに相談すればいいのだなと考えていました。法は弱い立場の人を守るものだと思っています。利用しないのは損です。

no 思ったより・・・ (優太のママのあき・福岡・パートナー有・37歳)
以前の私は「弁護士なんて、相談するだけで“ん千円”も取って……」と思っていましたが、今は前より身近な存在になっています。業務の関係で法律の解釈などについて議論したりすることがあり、(企業法務の担当ではありません。)その際どうしても結論が出ない場合やいわゆる“お墨付き”をもらいたい時などに弁護士の先生に相談に行きます。事情をきちんと説明すれば適切な指示・回答をくれますから、本当に頼りになる存在です。もっと上手く使っていくべき存在だと思っています。

no 身近な法律相談に (かりんこ・神奈川・37歳)
自身の離婚相談のため、長く助言を得ることができる弁護士さんを探して、実際に複数の弁護士事務所へ足を運びました。様々な弁護士さんとお会いしましたが、確信して言えることは、決して敷居は高くない!ということです。相談料金もクリアで、とても分かりやすかったです。今、縁あって一人の弁護士さんにお世話になっていますが、何でも相談できて、心強い味方です。あまり気負わず、自分で何を解決したいのかが明確であるならば、選択の余地は大いにあると思います。

no 育った環境だとは思いますが。。 (ソフィア ヴェイル・東京・パートナー有・32歳)
アメリカで育ったので環境もあると思いますが、離婚やアパートを出払う時のトラブルなどで頻繁に弁護士を利用する人が周りに多かったので、それほど敷居が高いとは思っていませんでした。相談料金は決して安くはないですが、後々大きな問題になる前に一言相談してしておく方が安心かなと思います。
3日目の円卓会議の議論は...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
「すぐそこにあるかもしれない『法的トラブル』」
本日もたくさんのご投票・ご投稿をありがとうございました。

本日のご投稿を拝見してまず思ったのは、「弁護士を利用したいかしたくないか、は、ご自身が弁護士を利用した時の経験に左右されることが多いのだなあ」ということです。数少ない弁護士との関わりの中で、あまり「良くない」弁護士と出会ってしまった方に対しては、業界を代表してお詫びを申し上げたい気分です。確かに、いろいろな意味であまり「感心しない」弁護士も中にはいると思います。が、たまたま出会った弁護士が良くなかったというだけで弁護士に悪い印象を持ち、その後の利用を控えられるとしたらもったいないように思います。

世の中いろいろな人間がいるように、弁護士も様々な人がいるので、自分と相性がよく、信頼できる弁護士に出会えるまで、何回か法律相談に行ってみるというのがよいように思います。面倒かもしれませんが、自分の人生の大切なことを相談し任せる相手ですので。それはたとえば、心臓外科手術をする時に、評判のよい医師を熱心に探すのと同じようなものではないかと思うのです。

もちろん弁護士など一生世話になりたくない、というご意見もあるでしょう。しかし紛争というものは、自分は全く悪くなくとも、他人の故意・過失等によって自分に突然降りかかってくることがあるものです。貸したお金が返って来ない。敷金が半分しか返って来ない。交通事故の被害者・加害者になった。痴漢冤罪の嫌疑をかけられた。親が亡くなって相続が発生したが、どうも兄弟が欲張りなことを言っていてもめている。親が亡くなったがどうも借金のほうが多そうだ。夫が浮気しているようだ。家の改築工事を頼んだが、終わってみたら見積もり以上の請求が来て驚いた。人の保証人になったが、その人が破産した……等々、普通の社会生活を送っている人が、突然、法的トラブルに巻き込まれることはあるのです。

その時に、例えば借金を残して親が死んだとき、3ヶ月以内なら「限定承認」という方法があって、相続財産が黒字なら相続し、赤字なら受け継がない、という方法がある、ということを弁護士にアドバイスしてもらうのともらわないのとでは、大きな違いがあるのではないでしょうか。

また、弁護士に対して一定の「イメージ」で敬遠してしまいがちな方もいるようです。「高そうだ」「テレビのような人情的な弁護士はいないだろう」など。料金については昨日書いたように、当初相談料は30分5,000円で(ほぼ)一律明快ですし、その後の料金についてはその初回相談の中でわかるはずです。また、テレビについては……法廷ドラマはフィクションなので、私もよくテレビの前で「実際にはこんなのはない!」と叫んでいますが(笑。たとえばテレビの裁判官はよく「ご静粛に」と槌を打っていますが、そのようなものはありません)、人情派の弁護士がいるかどうかについては、熱くなっている当事者に、その人の立場に立ちその心情に共感しつつも、むしろ冷静なアドバイスを行うことがプロフェッショナルとしては必要なのではないかと思う次第です。「cool head、warm heart」ですね。

弁護士が少ない、またはほとんどいない地域の解消問題(弁護士過疎地域、いわゆる「ゼロ・ワン地域」の解消問題)は日弁連でもかなり前から課題としていまして、公設事務所を作るなどして取り組んでいます。昨今は「弁護士過疎地域で就職し、その地域の皆様のために働きたい」というロースクール生も増えてきておりますし、法曹人口はどんどん増えておりますので、ご不便をおかけしていますが、徐々に問題が解消されていくのではないかと思います。

さて、少しはハードルが低くなったでしょうか。昨日同様、「誤解がとけた」というコメントや、「まだまだここにハードルがある」というご意見をお寄せください。また、合わせて「それでも費用の問題が心配?」「費用の心配さえなければ利用したい?」という点についてご意見をいただければと存じます。

金野志保
弁護士 早稲田大学大学院法務研究科教授
金野志保


関連参考情報
■ 「小学校の卒業文集に「弁護士になって世のため人のために役に立ちたい」と書いてあったんです。」
佐々木かをり対談 win-win > 第98回 金野志保さん
■ 「法律相談は、敷居が高い?」
サーベイリポートデータベース 2001/8/27(月) - 2001/8/31(金)
■ 「ネット情報を利用するとき、著作権に配慮していますか?」
弁護士・ヤフー株式会社監査役 金野志保さんが投げかける
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