|
サイトマップ
|
お問い合わせ
|
ewoman検索:
>>> 旧リーダーズ/メンバーからの移行登録について
働く人の
円卓会議
人から学ぶ、
人と学ぶ
表参道カレッジ
国際女性
ビジネス会議
佐々木かをりの
win-win対談
今週のテーマ
会議番号:2655
演劇に関心がありますか?
投票結果
83
17
384票
79票
この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。
【開催期間】
2009年02月23日より
2009年02月27日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
平田オリザ 劇作家・演出家・大阪大学大学院教授
予想に反して、演劇に対してポジティブな回答が多かったもので、どういうコメントをしていいか、正直戸惑っ……
議長コメントを全文読む
1日目までに届いている投稿から...
演劇は思考力を育てる (ひじゃう・東京都・パートナー無・31歳)
はい、私は演劇が大好きです。1-2ヶ月に1本のペースで観劇しています。演劇の面白いところは、ライブパフォーマンスであることだと思います。演劇をみると、声・音楽・動き・照明・美術などから発信される生身のメッセージに応えるため、自分なりになんとかテーマを咀嚼しようとします。結果として、テーマに対して、自分はどう考えるのか、それはなぜなのかを思考する力がついているように思います。演者であればなおさら、テーマを伝えるために考え抜いているのではないかと察します。
想像力? (lyco・愛知県・パートナー無・28歳)
母が宝塚が好きなため、演劇には馴染みがあり、興味もあります。演劇の社会における役割……、考えたこともありませんでした。学校で演劇の授業があるとしたら、自分とは違うキャラクターを演じることで、人の考えを想像したり、古典を演じることで文化に触れ、人としての幅が出るのではないかと思います。日本では言われてみれば、学芸会程度で、「演劇」として学ぶ機会がなかったことに、今更ながら驚きました。
親の知らない子どもの特性 (IPウーマン・東京都・パートナー有・39歳)
先日、息子の授業参観で、音読発表会がありました。多くの班がただ音読するのみだったのですが、息子の班だけ、小道具を使ったり、演じながら台詞を言ってみたり。我が息子は衣装まで身につけての大熱演。音読という趣旨からはずれてはいたものの、とても面白く聞きました。自分の息子がこういうことが好きだなんて知りませんでした。他の親御さんから「演劇でも習わせたら?」と言われたものの、日本にはお芝居を習うところ、というのは特にないですし、学校教育にもありませんね。
歴史的成り立ちの違い (Ekko・東京都・パートナー無・45歳)
自分で演じる機会はまだ無いのですが、演劇はどんなジャンルも大好きです。今週は、どんな展開になるか、とても楽しみにしています。欧州との比較は一概には難しいですが、歴史的に侵略戦争を重ねた中で、演劇や吟遊詩が庶民の「憂さ晴らし」的な要素を持ったこと、後には王侯貴族が「パトロン」となり「芸術文化」として保護していったことが現在の社会的な役割や公共性に繋がっていると考えます。日本では能や狂言、人形浄瑠璃がそれに近いかな、と思います。
演劇の効果を体験したい (minamiya・神奈川県・パートナー無・41歳)
学校ならば、クラブやサークルがあるので、体験が出来たのですが、嘘を演じるというnegativeなイメージが私にはあって過去にはする気になりませんでした。でも、今の本当が明日嘘になる可能性がある現在「もし仮にこうだったら……」という演技を真剣にやるのはいいことだと思います。今娘がしたいと言っています。本来、遊びの延長でやっていいものなのだと思います。欧米は異質な者が集まった結果、異なる立場を演じるということで個を見つめ直す経験を持っているのではないですか?
他の人になる (sai1019・広島県・パートナー有・30歳)
オーストラリアに短期留学したとき、ドラマの授業を受けました。小さな寸劇や体を動かすメソッドを行う中で、課題の中にある感情を自分で探る。他の人物になることで、自分の感情の発見にもつながりました。相手の立場になるとか、なぜその言葉を発するのか? ひとつの物語をどのように表現するのか? それを考えることで、表現力や想像力、創造力も培われました。公共の中で、相手の事を考えたり発想する。そういう力が演劇にはあると思います。
昔から好きでした。 (ハルヒ・千葉県・パートナー有・31歳)
大学時代も裏方の手伝いをしたりして、友人はそのまま演劇界の裏方の仕事をしています。欧米で、演劇の大切さが認知されているということでしたが、「自分を省みられる」ことがあるということや「心からの喜び」を味わえることの大切さを大事にしているからなのではないでしょうか。ひるがえって日本の政治はいったいナニをしたいのかよくわからない予算編成です。こんな日本に誰がしたんだ?(私たちの怠慢)と思います。
高校演劇をしていました (佳華・広島県・パートナー無・47歳)
Londonに住んだことがありますが、確かにヨーロッパでは演劇を日常的に楽しむ空気があり、うらやましく思っていました。日本だと劇場に集まる人を見れば女性ばかりで、いろんな年代が多い外国に比べるととても偏っていると思います。最近思うのは、ITの時代になって、他人とのコミュニケーションを取るのが難しくなってきて、こんなときにこそ演劇が必要なんだということ。言葉や行動で表現力を養うスキルが今必要になってきたのかなと思います。
大いに関心があります。 (美術館の午後・愛知県・パートナー有・38歳)
劇場に行くということが、いまでは私の生活の中では大切な時間になっています。TVや映画にはない「演劇の場」に身を置くことの喜びは経験しないとわからないと思います。人々に物語を伝えるこのいちばん歴史ある形式について何も教わってきませんでした。日本では、あまりにもその都度の社会に流されていて、歴史性ということが重要視されていないのではと思います。また、演劇のチケットは値段が高いので経済的余裕が出来てからしか、楽しむようになれませんでした。
想像力を養う (Bake7・東京都・パートナー無・37歳)
現在、仕事をしながら、劇団の主宰をしています。演劇は私の生活から切り離せないものになっています。きっかけは、仕事ばかりの生活から抜け出したいという思いからでしたが、実際始めてみると、考えていた以上に、得るものがありました。一番、大きかったのは、自分でない、誰かの立場で物事を考える作業のために、自分の考えの狭さに気づき、また、周りの人の考え方を受け入れられる様になりました。まさに、想像力を養う為には、演劇はもってこいだと思います。
環境の違い (marco302・パートナー無・37歳)
演劇にまったく興味がないというわけではありませんが、関心があるかという問いに対してはNoです。日本における演劇は、映画やテレビドラマなどに比べると敷居が高いように感じます。また、身近に演劇専用劇場がなかったり、チケット入手が面倒なことも関心が持てない理由です。もっと、手軽に鑑賞できるシステムや環境整っていれば身近な存在になって、関心も持てるかもしれません。
ヨーロッパのような重厚感が必要 (kimirie・兵庫県・パートナー無・38歳)
ロンドンで、ミュージカルや、劇を見たときは、とても感激しました! それは、日本のように若い人たちがTシャツにジーンズでも許されるような、軽い雰囲気でなく、きちんとした格好で出掛け、観客席やサロンでも、素敵な出会いがあったり、ちょっとした社交界でビューしたような、そんな豪華で贅沢な素敵な気分を味わえたことも、まだ若かった私には、衝撃でした。そこに似合う自分になりたいとも思いました。日本でも、劇の内容は勿論、劇場の雰囲気、休憩時間等、環境も大事だと思います。
2日目の円卓会議の議論は...
こんなに多くの人が演劇に関心をもっているのに……
予想に反して、演劇に対してポジティブな回答が多かったもので、どういうコメントをしていいか、正直戸惑っています。私の想定では、よくて半数、悪ければ3割くらいの人しか関心を持っていただけないものと考えていました。まぁ、どんなに悪くても麻生内閣の支持率よりは高い数字になるだろうと思っていましたが。
もしかすると、問題なのは、私のように演劇を行う側が、そのようなマイナーなイメージを引きずっていることなのかも知れませんね。
演劇教育は、カナダやオーストラリアなど、多民族国家でやはり盛んなよう
です。何人かの方がご指摘になっているように、役割分担ができ、他者を演じてみることができることが、相互のの異文化理解に役に立つのでしょう。
演劇が普及しない理由としては、たしかに
チケット料金
の問題は大きいと思います。ヨーロッパでは、ミュージカルを除いてはだいたい2,000円から3,000円で一流どころの芝居が観られます。学生や高齢者失業者への割引もあります。また多くの劇場が、会員制度を持っているので、年間会員になると手軽にチケットが手に入ります。
客層の違い
のご指摘もありましたね、でもヨーロッパでは逆に、どうやって若い人たちを劇場に呼ぶかで苦労しています。こちらが何もかも上手くいっているわけでもありません。
さて、でもこんなに皆さん演劇に関心を持っていただいているのに、なぜ、演劇がもっと社会の中に、あるいは学校教育の中に入っていかないのでしょうか?
どこにハードルがあるのか、もしあなただったらどう改善したいかなど、具体的なポイントがありましたらお聞かせください。
平田オリザ
劇作家・演出家・大阪大学大学院教授
「演劇というのは非常に大きな役割を果たすと思うんです」
佐々木かをり対談 win-win > 第102回 平田オリザさん
「演劇の授業、受けてみたいですか?」
すべての生徒が参加できることが大事な条件
このジャンルの過去円卓会議をチェック
このジャンルのトップページへ
メロンリペア
15万箱 突破!
抗酸化サプリメント
アクション
プランナー
時間が見える大人気の手帳
イー・ウーマンに
依頼する
働く女性の調査
マーケティング
ブランディング
コンサルティング
講演・研修のご依頼
メディア掲載一覧
取材のご依頼
asahi.com
私のミカタ
佐々木かをりの
ブログ
佐々木かをりの
Twitter
©2000-2009 ewoman,Inc.
|
個人情報について
|
利用規約
|
各種お問い合わせ・お申し込み
|
会社概要
|