|
サイトマップ
|
お問い合わせ
|
ewoman検索:
>>> 旧リーダーズ/メンバーからの移行登録について
働く人の
円卓会議
人から学ぶ、
人と学ぶ
表参道カレッジ
国際女性
ビジネス会議
佐々木かをりの
win-win対談
今週のテーマ
会議番号:2690
クラウドコンピューティングって知ってますか?
投票結果
22
78
116票
405票
この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。
【開催期間】
2009年03月30日より
2009年04月03日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
関口和一 日本経済新聞編集委員
皆さん、こんにちは。今週も一週間お付き合い下さいまして本当にありがとうございました。クラウドコンピュ……
議長コメントを全文読む
4日目までに届いている投稿から...
情報公開と利用者の意識が重要 (mjean・東京都・パートナー無・32歳)
私は某企業研究所の研究員で、まさにクラウドセキュリティを考える立場にあります。クラウドは便利ですが、私自身セキュリティが気になって重要な情報を利用するのは躊躇します。クラウドに限りませんが、すべてのリスクから守られます、ということはありえませんから、単に安全です! とうたうだけではなく、何がどのように安全で、逆にどのようなリスクがあるのかを利用者に理解してもらうことが重要だと思います。もちろん、研究者としてはセキュリティ技術の向上に貢献していきたいです。
提供する側の人間です (パウ・東京都・パートナー無・36歳)
外資系のIT企業で、BtoBで提供するサービスの一つにSaaS型のものを持っています。国内ではまだまだ認知されていません。日本の企業、特に大企業ほど「自社の独自性」を主張され、「自社の資産は自社で管理すべき」という考えが多いと感じます。中堅中小企業は固定費を削減したいという観点からも積極的に取り入れ、早い段階で投資対効果が出る事例が多いです。提供する側は、メリットだけでなく、信頼していただける仕組み・サポート体制であることも含めて情報を伝えていかなければなりません。
理解度が非常に低いのが問題 (capital-one・埼玉県・パートナー無・36歳)
初めに、この用語は技術ではなく概念であるということをどれだけの人が理解しているのか。簡単に言うとまだ保安が未熟。このシステムは個人情報保護法が大変な障壁となる。従って体験と言われても明確な境界線が無いので非常に説明が難しい。YESで発言されている人も説明がクラウドそのものではなくネット利便性を語っているだけ。システム利便性ではなくどれだけ自分の責任で管理が可能かが最大のポイントになると考える。私ははっきり言って未だ遅く使いにくいと感じている。
バックアップとして (ポーチュラカ・福島県・パートナー無・41歳)
自分の情報をパソコンだけにためておくと、パソコンに支障が出たときに、情報がだめになってしまいます。仕事がらみならなお困ってしまうでしょう。煩雑な情報をそっくり預けておければ、便利なことはたしかです。その情報の管理がしっかりしていることが前提です。
5日目の円卓会議の議論は...
提供者とユーザーとの信頼関係の構築が重要
皆さん、こんにちは。今週も一週間お付き合い下さいまして本当にありがとうございました。クラウドコンピューティングをご存じだという方は、最終的には22%ということになりましたね。最後にクラウドのセキュリティを研究されていらっしゃるという、mjeanさんからも貴重なご指摘をいただきました。ありがとうございました。
今回は皆さんにクラウドについて知ってもらおうと、Gメールのような身近なサービスから話を進めましたが、「提供する側の人間です」とお答え下さったバウさんが指摘されているように、
クラウドへの対応は、日本企業の今後の情報化を進めるうえで非常に大きな課題になってくる
と思われます。
クラウドのメリットは、事前に自ら設備投資をしなくてもよく、必要に応じていくらでも情報処理能力を購入でき、しかもコストも安いというところにあります。米国のベンチャー企業がクラウドを使って成長しているのはそのためです。
一方、バウさんが言われたように、日本の大企業はITインフラを自前で持とうという意識が根強くあります。それは「情報という目に見えないものを第三者に預けるのは危険きわまりない」という発想から来ています。確かに銀行取引のようなミッションクリティカルなシステムは自前で持つ方が信頼度が保たれます。しかし、だからといって
何でも自前で抱え、そのための人間も抱えれば、国際的にみて、コスト競争力が落ちていくという深刻な問題
も抱えています。
日本では、日本郵政が民営化の直前に、米国のセールスフォース・ドットコムに顧客管理サービスのシステムをアウトソースすると発表し、大きな話題を呼びました。しかし、そうしたクラウド型のサービスを使わなかったら、民営化のタイミングで短期間に新たに情報システムを構築することは難しかったかもしれません。
最終的には、恐らく、
クラウドを提供する事業者とユーザーとの間に十分な信頼関係を築く
ことが大事ではないでしょうか。クラウドを提供する事業者は自社のシステムやデータセンターなどの信頼性をきちっとユーザーに示し、ユーザー側はクラウドに移行しても、自分のデータをしっかりコントロールできるよう事業者側に権利を認めさせておく必要があると思います。
クラウドもまだ登場してまもない技術ですので、様々な問題があるのは当然です。それにいちいちケチをつけていたら、技術の進歩はありえません。
車のエアバッグのように、今後はクラウドの課題を一つずつ克服しながら、安心して運転できる安全装置を皆でつくりあげていく必要があると思います。
今回はやや抽象的な話で申し訳ありませんでしたが、一週間、お付き合い下さいまして、本当にありがとうございました。またイー・ウーマンの円卓会議で皆さんとコミュニケーションできる機会を楽しみにしています。
関口和一
日本経済新聞編集委員
「WiMAXなど次世代携帯、使いたいですか?」
家庭用ADSLくらいのスピードがモバイル環境でも!
「Web2.0って知っていますか?」
2006年11月の円卓会議では……
このジャンルの過去円卓会議をチェック
このジャンルのトップページへ
メロンリペア
15万箱 突破!
抗酸化サプリメント
アクション
プランナー
時間が見える大人気の手帳
イー・ウーマンに
依頼する
働く女性の調査
マーケティング
ブランディング
コンサルティング
講演・研修のご依頼
メディア掲載一覧
取材のご依頼
asahi.com
私のミカタ
佐々木かをりの
ブログ
佐々木かをりの
Twitter
©2000-2009 ewoman,Inc.
|
個人情報について
|
利用規約
|
各種お問い合わせ・お申し込み
|
会社概要
|