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今週のテーマ
会議番号:2731
臓器提供、本人同意はなくてもいいと思いますか?
投票結果
21
79
100票
369票
この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。
【開催期間】
2009年05月25日より
2009年05月29日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
ぬで島次郎 東京財団研究員
初日からたくさんの投票、投稿をいただき、ありがとうございました。 (なんだかんだっこ)さんのおっしゃ……
議長コメントを全文読む
1日目までに届いている投稿から...
自分のアイデンティティ (はるたいママ・東京都・パートナー有・38歳)
私は脳死は死だと思います。何の意思表示もできず、喜怒哀楽もなく、寝ている状態は、周囲には受け入れ難くとも、心臓は鼓動を刻んでいようとも、死へのボーダーをまたいだ状態だと思います。いつ死ぬか、どう死ぬかは予見できない中、事前に意思表示ができていないと臓器提供できないのは、社会としての損失だと思います。人間は、究極は死ぬためにいきているので、私はその死を、また誰かの生につなげていきたいと思います。
このタイトル (yokanno・宮城県・パートナー有・39歳)
このタイトルには、いろいろな条件が絡んでくると思います。極端なことを言えば、臓器提供の同意がなかったが、世界でたった一人のドナーとして可能な人間であることが分かった。しかし、意識不明で脳死に近い状態のため同意を得ることがもはや困難。この場合はどうするか。家族の同意が得られたなら、私なら移植を許可します。でも、私は原則本人の同意が必要であると思っています。脳死は人の死か、物理的死亡か。移植医療にはそういう議論も必要で、質問への回答はかなり難しいです。
臓器提供と死亡判定と…… (なんだかんだっこ・東京都・パートナー無・27歳)
「臓器提供をして、他の人の中で生き続けるんだ」と考えるか、「メスを入れたくない……」と考えるか。この世に遺された人が、つらくないのが一番だと思います。なので私は家族が決めていい、に一票です。私は、仮に自分が脳死状態になったら「死亡したもの」と判断してもらう意思表示カードがほしい。「死亡したもの」とさえ認めてもらえれば、臓器提供については残された家族の判断に委ねたいと思います。
自分の置き換えると (ricosmile・埼玉県・パートナー有・33歳)
今突きつけられた問題に、ドキドキしてしまいました。もし自分が脳死状態になって、体が温かく眠っているような状態で、そこに夫と2歳の娘が寄り添っていたら、と想像しました。多分夫は臓器提供したがらないでしょう。でも私は、脳死したら、役立つ誰かに臓器を使ってもらいたい。目の前に私が存在しなくても、家族の心に私らしい意志を持つ姿のまま記憶にとどめてもらいたいと思います。だから本人の同意を事前に取っておく方が良いと思います。家族だったら難しいと思うからです。
「脳死は人の死ではない」と思う (rabbitfoot・大阪府・パートナー無・48歳)
臓器提供をするドナーが、元気な時に同意していようと同意していまいと、私は、「脳死」状態では人はまだ完全に死んでいない、という見解であるので、「脳死の人からの臓器摘出」には反対の立場です。ぬで島氏は「脳死の人には意識がない」と述べられていますが、本当でしょうか? 先日もテレビで、人工呼吸器を装着し、脳死状態のまま何年も成長し続けているお子さんの特集を見ました。お母さんの呼びかけに、かすかに手を動かしたりする様子は、「死んでいる」とは思えませんでした。
倫理と現実 (tulip・福岡県・パートナー有・37歳)
倫理的には「人の命は誰のものか」という問題があると思います。本人であっても命の終わりの時を決定してよいのか、大いに疑問です。ましてや本人の同意なくしての移植は、避けるべきだと思います。さらに、現実的な問題もあります。本人同意不要とすると、臓器売買などに道を開けることになりそうです。子どもの臓器に関しては、さらに注意が必要です。貧しい子どもが、臓器を奪われている地域もあります。本人同意なくして臓器提供なしです。
例え家族でも判断は厳しいです (みとまりいな・東京都・パートナー無・37歳)
愛する家族の姿を目の前にして自分が決められるかと言えば出来ないです。本人にその意思があれば、それを尊重出来ると思いますが。これは、尊厳死にもつながりますよね。友人は、親が亡くなる時、チューブを外すと死、つないでおけば生だけれどもただチューブで生かされているだけ、最終的に外す方を決断しましたが、それが正しかったのかどうか考えると辛いと今でも言います。本人同意が本人だけでなく家族にとっても大切だと思います。
同意は必要です (玄米茶・東京都・パートナー有・32歳)
臓器提供は大変難しい問題です。医師のモラルも問われますし、臓器提供の賛成反対両派の意見を理解する必要もあります。私は、本人の同意なき臓器提供には反対です。医師ではない自分が、家族の脳死をどう理解して受け止め、臓器提供に踏み切るのか? 死を受け入れる事でさえ難しいのに医師に臓器提供を提案される事を考えると私はまちがいなく困惑すると思います。尊厳死と同様に自分の死をどう考えるのか、最期まで選択肢は自分でもっていたいと思います。
必要だと思います (tsukisan・青森県・パートナー有・39歳)
私は臓器提供を進んでしたいのですが、死後とはいえ体にメスを入れられるのを嫌だと思う方もたくさんいらっしゃると思います。両親は、私がドナーカードを持っていることにも反対なので本人が同意してても、遺族が同意しないケースなどあると思いますので、理解を得られるための啓発活動がもっと必要なのではないでしょうか。
運転免許取得の際に。 (ヨシエリアン・USA・パートナー有・41歳)
やはり、脳死状態ではまだ周りの人がその臓器を提供するかどうかは決められるべきではないと思います。アメリカでは運転免許証取得の際に、もし事故に遭って脳死状態になった場合、ドナーになるかどうかの質問箇所があり、同意するならそこにチェックを、同意しないなら空欄のままにしておく、という項目があります。すべての人が免許を取得するのでもないですが日本でもこういう項目を設けてみてはどうかと思います。そうすれば多くの人が脳死について考えるきっかけになると思います。
臓器移植自体に違和感あり。 (ぴょこん・神奈川県・パートナー無・37歳)
臓器移植を待つ方には、つらい意見かもしれませんが、私は臓器移植自体に違和感があります。自然の摂理に反すること、臓器提供する側の人間性の問題がわからないのに、その人の身体の一部が体内にはいることが理由です。そのようなことを踏まえて、本人の同意は絶対に必要だと思います。
本人同意は必要 (パフィンドーナッツ・埼玉県・パートナー有・40歳)
生前の本人の同意は必要だと思います。私は人は、死んでも人格ある個体だと考えています。ですから、本人同意は必要であると思っています。私は、常々家族の者に臓器提供の意思があることを伝えており、カードも保持しています。今以上に、人々に臓器提供の意思表示についての啓蒙をしてゆく必要性を感じ、多くの方々が書面で意思を表示してゆける環境が出来ればよいと思います。海外に頼る今の状況は非常に嘆かわしいと思っています。
2日目の円卓会議の議論は...
子ども(15歳未満)の移植はどうすればいい?
初日からたくさんの投票、投稿をいただき、ありがとうございました。
(なんだかんだっこ)さんのおっしゃるとおり、「この世に遺された人が、つらくないのが一番」ですね。(みとまりいな)さんと(玄米茶)さんがおっしゃるように、同意するかどうか決める家族は、辛いし、困惑するでしょう。そこを乗り越える意思も尊いですし、家族にそういう思いをさせたくないという意思も同じように尊いと思います。
(tulip)さんが、「子どもの臓器に関しては、さらに注意が必要」と指摘してくださいました。今日はこの問題を考えてみたいと思います。
(脳)死後の臓器提供には本人の同意が必須だとすると、では提供の意思を示せるのは何歳からか、という問題が出てきます。
民法では、未成年でも15歳以上なら、遺言をすることができると定めています。そこで臓器移植法の運用指針では、書面で死後の臓器提供の意思を示せるのは15歳以上としています。
この結果、
日本では、15歳未満の人は臓器提供できない
ことになりました。
移植では、臓器のサイズをなるべく合わせる必要があります。体格の小さな大人から大きな子どもへの移植は可能ですが、小児では無理です。肝臓なら親などから一部をもらう生体移植が可能ですが、心臓はそれもできず、外国に出かけて移植を受ける機会を求めることになります。これは本人や周りの負担も大きいし、外国の子どもの臓器をもらいに行くのはよいことかという問題があります。
そこで、
本人同意を必須とせず、意思表示のできない子どもでも家族の同意で臓器提供できるようにしようという改正案
が出てきたのです。
しかし慎重論も強いです。子どもの脳は大人より回復力が大きいので、正確な脳死判定ができるかどうか、専門家の間でも意見が対立しています。
また最も危惧されるのは、児童虐待の問題です。虐待されて脳死に陥った子どもの臓器提供を、親が同意することは許されるでしょうか。虐待の事実が見逃されるケースも出るかもしれません。
そこで対案として、
意思表示可能年齢を12歳まで引き下げるだけにしようという案
と、15歳以上はこれまでどおり本人意思を必須としつつ、
15歳未満の子は親の同意でよしとし、第三者がチェックするという案
が国会に出ています。
子どもの臓器移植、あなたはどうするのがいいと考えますか?
ぬで島次郎
東京財団研究員
「ES細胞の研究に、賛成ですか?」
ES細胞をつくるには、人の命の元である受精卵を犠牲にしなければならない
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