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今週のテーマ会議番号:2731
臓器提供、本人同意はなくてもいいと思いますか?
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3日目/5日間
働く人の円卓会議
3位
【開催期間】
2009年05月25日より
2009年05月29日まで
円卓会議とは

ぬで島次郎
プロフィール
このテーマの議長
ぬで島次郎 東京財団研究員
円卓会議議長一覧
二日目もたくさんのご意見をいただき、ありがとうございました。 ポーチュラカさんがおっしゃるように、……
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2日目までに届いている投稿から...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
yes Noの意思表示。 (櫻井美雨・東京都・パートナー無・33歳)
15歳未満の子どもは専門家を含め充分な検討ができる態勢を整え、0歳児から臓器提供を可能にしても良いのではないでしょうか。また、現在はYesの意思表示をした方が臓器提供の対象者となりますが、逆にNoの意思表示をした方を臓器提供の対象者から外す方が良いのではないかと思います。本人の希望は大切ですが、Noの方を対象外にする制度になれば、普段から「脳死になっても臓器移植はしないでほしい」などの話し合いもできると思うので、本人や家族の希望をより反映できる可能性もあるのでは。

yes 「同意」の定義 (noriari・兵庫県・パートナー有・37歳)
書面で表明していないケースもあると思います。生前ご家族と話題にして本人の意思を聞いていた場合や子どもの場合にはあることではないでしょうか。私自身は臓器提供カードを持ち歩いていて、すべて灰にされるよりは自分の命のかけらでも“生かして”もらいたいと思っています。わが子が提供側になったら? 移植を待つ側になったら?と思うとそれはまた心が乱れます。提供する、しないのどちらでも選択できる権利を阻害しないようなルール化が必要だと感じています。

no 家族の意思 (ryuchan・神奈川県・パートナー有・42歳)
本人の意思表示は必要だと思いますが、家族の同意も同じくらい必要だと思います。15歳以下の子どもの臓器移植は基本的には賛成ですが、残された家族の心情はやっぱり大事にして欲しいと思います。逆に小さい子で意思決定ができない、聞いていない場合は家族の意思で、決定してもいいのではと思います。ただその時考える時間が非常に短時間でということはつらいですね。残された家族にとっては負担かもしれません。

no 12歳と15歳 (peti・神奈川県・パートナー無・19歳)
私は意志表示可能年齢を12歳まで引き下げ、それ以下は親と第三者の同意が必要とするのが良いと思います。私は臓器提供に本人の同意はあるべきだと思いますが、それはやはり家族に一任することを思うと胸が痛いからです。その家族を思う心は15歳以下にだってもちろんあると思います。それを考えると意思表示ができるのが15歳からというのは、本人の命の問題なのに年齢が高すぎないでしょうか……。臓器提供について考えることのできる年齢だと思うので、その機会を学校教育で増やすべきと考えます。

no 本人の意思が尊重されるべき (lady・兵庫県・パートナー無・40歳)
いろんなケースで、本人の同意がとれないこともあると思いますが、なくてもいいとは思いません。 やはり、一番に尊重されるのは本人の意思だと思います。特に子どもの臓器提供の場合、本人の意思がとりにくいものでしょうが、親や、大人の意向だけで可能だといった場合、それに伴って犯罪がおこらないか、とても心配です。

no もっと議論 (ポーチュラカ・福島県・パートナー無・41歳)
大きな未来を持つ子どもが移植によって治療出来るならば、それは邪魔できない気がします。ただし、臓器の提供者の立場となれば、簡単には行かないと思います。まして子どもです。親の気持ちはいかほどのものでしょう。もっと議論を深めて、考えるべき問題なのだと思います。

no 骨髄提供をしていますが (ぱーと救急医・千葉県・パートナー有・36歳)
本人の同意無しには進まないこのシステムで、一番の壁が「家族の同意」です。つまり、本人の意思がわからなくても提供できるようにとしたとしても、家族の気持ちだけでの提供が増えるはずないと思います。本人の意思表示が明確で、それを家族でしっかりと話し合っておくことが一番大事。臓器提供が実現できても、できなくても、お互いにちゃんと相手を尊重できた、という思いが残らなければ、次には繋がらないと思います。救急医としても、希望されてもいないのに、話ができるわけがない。

no 意思表示の要不要ではなく (れあれいん・滋賀県・パートナー無・31歳)
臓器提供をするか否かの意思表示をする方法は、意思カードの携帯、免許証へのシール貼付など、ある程度は知られているはずです。臓器提供者がいつまでたっても増えないのは、それらのことごとを他人事と考えて、臓器提供をする意思の有無を表示しない人が多くいることではないでしょうか。信教・信条などの理由から、臓器提供したくない人の自由意志を尊重するのは当然のこととして、臓器提供の意思表示自体をこそ、義務化するべきだと考えます。

no 理解出来ません。 (さわらび・東京都・パートナー有・57歳)
本人の同意を無視するという考えは、理解できません。家族の同意のみということは、推進派の方が説得していくということでしょうか? その前に本人の臓器提供(YES ,NO)の自己提示することへの推進を考えたほうがいいと思います。自分の体なのだから! わたしは今現在は、推進派への信頼感を持つことができないためNOです。自分の体を提供できるまでの決断はなかなか出来ないものでメンタルな部分を含めて、クリアーにすることが沢山あると思います。
3日目の円卓会議の議論は...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
海外に移植を受けに行くのをどう考える?
二日目もたくさんのご意見をいただき、ありがとうございました。

ポーチュラカさんがおっしゃるように、「未来を持つ子どもが移植によって治療出来るならば、それは邪魔できない」というのが、多くのみなさんが抱く思いでしょう。でもnoriariさんがおっしゃるように、「わが子が提供側になったら?と思うとそれはまた心が乱れます」というのも実感だと思います。

「残された家族の心情は大事にして」というryuchanさんの訴えは、臓器を提供するのが子どもでも大人でも、一番欠かせないことですね。「臓器提供が実現できても、できなくても、お互いにちゃんと相手を尊重できた、という思いが残らなければ、次には繋がらない」というぱーと救急医さんのご指摘は、移植医療の本質をとてもよく表していると思います。

報道でご覧になった方も多いと思いますが、臓器提供を増やすために移植法改正を急ごうという動きが盛んになったのは、WHOが5月の総会で、海外に移植を受けにいくのを禁じ、国内自足を求める決議と指針を出すと喧伝されたからでした。

確かに国内で脳死移植が非常に少ないため、分かっている限り500人ほどの日本人が、海外に移植を受けに行っています。そのなかには小さな子どもも含まれていて、同情のあまり改正を急ぐ気運が高まったわけです。

しかしWHOの決議と指針の案には、海外渡航移植を禁じる規定はありません。WHOが抑えようとしたのは、臓器の取引やブローカーによる斡旋などを伴う「移植ツーリズム」という行為だけです。そんな移植は、WHOにいわれるまでもなく、やめなければいけないのはいうまでもありません。それは本人同意必須を外してよいかどうかとは別問題です。

脳死の人から本人同意がなくても臓器提供できるようにしようという法改正の提案の理由が、WHOのお達しで外国に移植を受けに行けなくなるから、というのでは情けない気がします。「お互いを尊重できたという思い」を臓器移植においてどのように保証できるか。それが議論の中心になるべきですね。

初日にもふれたとおり、自国内で必要な臓器をすべてまかなえている国はありません。どれだけ提供の条件を緩めても、海外に行く人はなくならないでしょう。

みなさんは、この現実をどう考えればいいと思いますか?

ぬで島次郎
東京財団研究員
ぬで島次郎


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