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5日目/5日間
働く人の円卓会議
2位
【開催期間】
2009年06月08日より
2009年06月12日まで
円卓会議とは

陰山英男
プロフィール
このテーマの議長
陰山英男 立命館大学教授、立命館小学校副校長
円卓会議議長一覧
みなさんからの反応、実に興味深く読みました。 まず、指導要領ってそもそも必要なの? という疑問。実に�……
議長コメントを全文読む
4日目までに届いている投稿から...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
yes 板書と演習がなさすぎる (星野スミレ・東京都パートナー有・)
小学校の授業を時々覗きに行くのですが、たとえば算数だと「ここに繰り上がりの数字を書く意味は」とかいうのを延々ひとりずつ発表させてて、話が前に進まない。発表が続くと子どもたちもだれる。先生があまり板書しないので、ノートなんて1学期に1冊埋まらないくらいしか書きません。とても歯がゆく感じます。もっと先生が主導権を持って授業した方が内容が濃くなると思います。ばんばん講義して板書したらいいのに! こんな状況では埒があかないので、私の息子は塾に行かせています。

yes 低学年ということもありますが (しまうまぴょん・京都府・パートナー有・42歳)
確かにノートを書く量は少ないと思います。去年1年間で追加のノートを買ったのは、お絵かき用の自由帳だけ……私自身、漢字の書き順や英語のスペルを声に出しながら何度もノートに書いて覚えました。これから子どもにも「声に出し書くこと」を大事にするよう教えたいです。百ますと言えば、3年生の時にクラスで「百ます掛け算」のタイムを競ったことがありました。やればやるほどタイムが伸びて楽しかったですね。家でも何枚もプリントをやっていました。

yes 「書く」と「継続」から成果が (みとまりいな・東京都・パートナー無・37歳)
我が子は小学校に上がった時まだひらがなも不十分でスタートが他の子に比べ遅れてしまいました。この先どうなるか、と心配しましたが、とにかくノートの漢字練習はきちんと丁寧に書くことをあきらめえず繰り返し続けてきた結果、今では漢字テストも満点を取ってきます。本当の成果がでるまで2,3年かかりましたが、継続は力なり、を目の当たりにしました。もちろん他教科のノートもしっかり書き留めてあり成績が上がってきたのは言うまでもありません。

yes 子どもはいませんが (ぴーやん・愛知県・パートナー無・38歳)
「ノート」ということで思いだしたことがあります。宿題で「自由ノート」といったものがありました。何でもいいから自分の好きなことを勉強するのです。漢字練習でも算数の問題でも、自分で決めてやるのです。私は、要点をまとめる、図表をかく、といったことが好きだったので、理科の実験の手順とか社会科のグラフとか、そんなことを多くやってました。それが楽しかったのです。何しろ30年くらい経った今でも覚えているのですから。学ぶことは楽しい、と思ったのはその頃からかもしれません。

yes 子どもはみな違う (Pururu・東京都・パートナー有・48歳)
小学校の勉強は、何度も反復が必要な子とそうでない子がいると私は考えます。また習得が早い子も習う単元によってはむらが出ます。塾などで不必要に深度を追及するより、学校で柔軟な枠組みを持ち、飛び級などもありかな、と。ただ、飛び級した子にはある一部の勉強が先に進んでいるだけで、全てが優れているわけではない、そして時間のかかる子にはその忍耐力を褒める、などの大人の冷静な評価が必要。子どもにやればできる、やり方や速度が人それぞれ違うということを分かってもらいたいです。

yes 学校と家庭との連携で (ポーチュラカ・福島県・パートナー無・41歳)
子どもが学習したことを身につけるには、学校だけでは充分では無いと思います。やはり家庭の協力が必要です。私は教師の両親に育てられましたが、二人とも仕事を優先していて、自分の子どもに学習の習慣をつけることはしませんでした。結果私は高校受験まで予習復習の週間がなく、成績も安定しませんでした。いまでは学力以外にも大切なことがあると実感していますが、受験時にはひとりで苦労した記憶があります。

no 根本的な疑問が…… (しましまあっこ・北海道・パートナー無・39歳)
ゆとり教育からの転換、指導要領に縛られず教えてよいなどの表記、良い部分はたくさんあります。が、NOにしたのは、「根本的に学習指導要領は必要なの?」という疑問があるからです。教科書検定然り。学習内容、時数等ある程度の枠組みを決めたら、後は地域や学校裁量ではだめなのでしょうか。学習の仕方を学ぶのが学校だというご意見に賛成です。教師達が、地域や子どもの実態にあった授業を自分達で作っていく過程を間近で見ることで、学びの楽しさや方法を感じ取って欲しいです。幼少期から……

no 本来の学習は (ano・東京都パートナー無・)
本来の学習は読書きだと私は思います。これを家でやり、その解説、アウトプットが学校の役目だと思います。独学では間違うケースがあるので教師と教科書で指導してくのです。本来であれば宿題の量も学習要綱にいれるべきと考えます。特に数学・国語は、学校でやっている事と平行して、家で計算問題をする、読書をする、これをする事で学力がつきます。外国では、塾の存在そのものを法律で規制している場合もあります。学校中心の社会をつくる為ですが、日本で、どこまで出来るかは解りません。

no 勉強の仕方を学ぶ (soo_007・茨城県・パートナー有・43歳)
学校教育で必要なのは基礎的な知識以外に、勉強の仕方を学ぶことにあると思います。公式や文法は使わないと忘れます。でも、わからない事にぶつかった時に、どうすればわかる事ができるかという方法はどのような状況でも使えると思うのです。中身の多い少ないではありません、いかに将来に行かせる知恵を学ぶかが重要なポイントです。
5日目の円卓会議の議論は...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
地元の学校を適切に評価していきましょう
みなさんからの反応、実に興味深く読みました。
まず、指導要領ってそもそも必要なの? という疑問。実にごもっとも。私も、不必要と思っていました。しかし、海外の学校教育を見て、考えが変わりました。必要だと。

なぜなら、日本の現状から見て、各学校や地域に適切な教育課程が編成されることは、不可能に近いと思うからです。総合的学習は、まさしく地域や学校の裁量を広げる教科ですが、学校や地域の教育力に左右され、実質的に、その成果を上げているのは、極めて少数です。

フィンランドは、学校の裁量権を広く認めていますが、教師は全員大学院を出ており、教育課程を作る力量があり、予算をしっかりとってあります。
しかし、日本はそれがありません。ですから、しっかりとした指導要領があることで、効率的で過不足の少ない学習ができています。

日本の教育予算は、先進国では最低ですし、教師ひとりあたりの児童数も、多くてたいへんです。また、家庭でもテレビは観たい放題、勉強時間は世界最低。むしろ日本の学力は国際的にみて最低でも不思議ではありません。しかし、それでも最低限の学力が確保されているのは、教育課程がしっかりしているからです。

それだけに、指導要領の出来の具合は、学力のレベルに直結します。その点では、今の指導要領は最低でした。それで、今回は学力復活の足掛かりです。

今日、文部科学省の責任者と意見交換をしてきましたが、その点での自覚は、しっかりあります。むしろ、今度は現場の自覚が心配です。教師批判の風はないできていますが、それに安心して、全力で教育していない学校や教師の存在を感じます。

教育は子どもたちや保護者のためのものです。そうした自覚が現場の教師や校長にあるかどうかが分かれ目でしょう。そうした点で、地元の学校の適切な評価をしっかりしていただくといいと思います。

ゆとり教育との闘いは、いよいよ最終段階に入ったと私は感じているのです。

さて今回のテーマについては、スペースの都合上、語りきれなかった内容がたくさんあります。より深いご関心のある方は、ぜひ私の新著『百ます計算の真実』を読んでみていただければと思います。1週間、たくさんのご参加をありがとうございました。 

陰山英男
立命館大学教授、立命館小学校副校長
陰山英男


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どの教科を重視すべきか、またその分何を削るのか
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勉強時間を伸ばすより、朝ごはんをしっかり食べる方が学力が伸びる!?
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