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今週のテーマ会議番号:2750
「国立メディア芸術総合センター」必要だと思いますか?
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5日目/5日間
働く人の円卓会議
2位
【開催期間】
2009年06月15日より
2009年06月19日まで
円卓会議とは

山野辺一記
プロフィール
講演依頼
このテーマの議長
山野辺一記 アニメ脚本家、エッジワークス代表取締役
円卓会議議長一覧
将来的に、「国立メディア芸術総合センター(仮)」の目指す機能を実現させる場合、どのような形態がよいと……
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4日目までに届いている投稿から...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
yes 多様な展開に期待 (真打ち・栃木県・パートナー無・39歳)
アニメは、文化・芸術といった分野以外でも、多様な展開が望めるのではないだろうか。先日も述べたが、子どもの通う高校では、授業にアニメを用いる事がある。進学クラスでの起用は、以前では考えづらかったことではないだろうか。教育分野での効能が立証されている点も含め、ニート対策や少年犯罪の減少化への展開も今後期待されるのではと考えている。

yes 特別に施設がなくても (ポーチュラカ・福島県・パートナー無・41歳)
まんがやアニメ専門の文化施設はなくても、今ある美術館などで、取り上げるのはどうでしょう。いままで美術館に来たことの無い人が訪れ、ついでに常設も見て、新しい世界がひろがるかもしれません。作品を吟味し、優れたものであれば、美術館や博物館でも公開するに耐えると思います。実際、アニメのショートフィルムを集めた上映会が、個人の美術館で公開され、見に行ったことがあります。とても面白かったと記憶しています。

yes もっと現場に資金を! (フミ子・熊本県・パートナー無・35歳)
そもそも流行(移り変わり)の激しいアニメや映画分野で箱物を作る目的ががわかりません。海外の方にとっては「秋葉原」に行くだけで、十分なのでは? それに莫大な予算があるのなら、そのアニメーションの世界を支える人達が生活していけるような基盤を作るか、CG分野でもわざわざハリウッドにまで行かないと作れないような今の日本の産業そのものに資金をつぎ込んだほうがよっぽど、日本のアニメ・映画産業が向上し、それが海外にもアピールするのではないでしょうか。

no 日本の文化を象徴するものだけ (marco302・パートナー無・37歳)
国立という限り、日本の文化を象徴するような展示であれば良いのではないでしょうか。展示作品にしても世界中で、さらに老若男女に受け入れられた作品、例えば「ドラえもん」や「サザエさん」、「ゲゲゲの鬼太郎」の日本の生活や文化を紹介できるようなもの。あとはアニメの技術の歴史を一枚一枚書いていたものから最新鋭の技術まで紹介するようなことに軸をおいたら日本の文化として、国内外から評価するに値するセンターができると思います。

no 日本文化の発信方法 (グラム・東京都・パートナー無・27歳)
日本アニメの海外での人気はますます高まっていると思います。日本のゲーム産業も海外へ進出し始め、アニメも同様、これからの日本経済を支える誇るべき日本の文化でありますが、今このタイミングで117億円を費やす対象ではないと思います。megさんと同じく万博のように一時的な人気しか得られない気がします。現時点では、日本のアニメ制作会社を更に元気にする為の資金援助位の規模が適していると思います。

no アニメ国際賞 (Pururu・東京都・パートナー有・48歳)
アニメは動いている画面を見てこそ意味があります。展示物を飾るくらいなら、アニメ専用の映画館を作ったらいかがでしょう。そして日本発のアニメの国際賞を設立し、はじめは無理でもおいおいはアカデミー賞に匹敵する賞を目標にします。日本のアニメは優れていると言いつつも、毎年アカデミー賞が気になるこの矛盾。(アカデミー賞も権威と言えば言えなくもありませんが……)。国から補助金は受けるにしても、あくまでもアニメは民間の文化であり続けるほうがいいと思います。
5日目の円卓会議の議論は...
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アニメ・コミック文化に対して意義ある政策とは?
将来的に、「国立メディア芸術総合センター(仮)」の目指す機能を実現させる場合、どのような形態がよいと思われますか、という質問に対して、今回もたくさんのご意見ありがとうございました。

確かにポーチュラカさんがおっしゃるように、マンガやアニメ専門の文化施設はなくても、今ある美術館などで、収集、展示していく方法が、現在の状況では、現実的なのかもしれません。やはり建設計画では規模が大きすぎるという点も、反対される方は理由のひとつとして上げられていました。

政府の予算そのものの使い方に関してもご意見をいただきました。日本のアニメ・映画産業向上のために、アニメ制作会社に資金援助をしたほうが、産業自体のためにも、海外へアピールにもなるというフミ子さん、グラムさんのアイデアは現実的だと思います。marco302さんのご意見のように、展示作品として、世界中に日本の生活や文化を紹介できるようなものや、アニメの技術の歴史を紹介することに軸をおくと、国際的なアピールにつながる施設になるかもしれません。またPururuさんの、日本発のアニメの国際賞を設立するアイデアは斬新で、個人的にとても面白かったです。

真打ちさんのおっしゃる通り、アニメやコミックも教育分野だけでなく、従来の枠を超え、文化としてだけでなく、産業としてもますます発達していくでしょう。産業として大きくなれば、政府もより具体的且つ現実的な政策が必要となってきます。ただ政策がハコモノを作るだけの一時的なようなものでなく、政府には国民が誇れる文化を育くんでいくという想いを込めて欲しいと私は思います。

今回「国立メディア芸術総合センター(仮)」の設立問題を議題に挙げさせていただきましたが、賛成、反対を問わず、ほとんどの方がアニメ、コミックを文化として認めてくださっていて、その将来を真摯に検討してくださったことは、アニメに携わる者として、とても嬉しく感じました。一週間ありがとうございました。

山野辺一記
アニメ脚本家、エッジワークス代表取締役
山野辺一記


関連参考情報
■ 「アニメを日本の文化として誇れますか?」
アニメーションを日本文化の一分野として見る動きが国内では高まってきている
■ 「最近、アニメを観ていますか?」
アニメーションの制作側も、現在では単に子どもだけでなく、30代や40代の大人を取り込もうと、対象を広げている傾向
■ 「ゲーム機を持っていますか?」
実は日本の輸出ソフトで唯一黒字を計上しているのは日本のゲームソフトだけ
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