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今週のテーマ
会議番号:2770
ピルの内服、興味がありますか?
投票結果
59
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321票
223票
この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。
【開催期間】
2009年07月13日より
2009年07月17日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
鈴木美香 医学博士・産婦人科医
昨日は「避妊」についての問いかけをさせていただきました。皆さんの投稿がそれぞれ、大変参考になると思い……
議長コメントを全文読む
2日目までに届いている投稿から...
避妊効果を知りませんでした (ともちんまむ・神奈川県・パートナー有・36歳)
月経の悩みは殆どなく、妊娠・出産を経験しました。ピルについては、解禁されたというのと、月経不順な人や、スポーツ選手が服用するものという位の認識しかありませんでした。現在二人目の育休中で授乳中にも関わらず、月経が始まってしまったので、避妊について、自分が気をつけなければならないと、感じています。この場でピルに避妊効果があると知り、少々意外で驚いています。副作用も含め、効用についてもっと世の中に、知識が広がるといいと思います。
服用してました (e-mayumi・アメリカ・パートナー無・34歳)
避妊目的で服用してました。ついでに、乳ガン検診、子宮ガン検診も行いました。服用後の内視鏡検診で「ピルを服用してたから、きれいね〜。すぐにでも妊娠できるわよ」と言われました。なんだかうれしかった。以来、生理周期が安定しているし、量もひどくありません。友人にも勧めましたが、「自然な形ではないから」と渋い顔をされました。避妊、ライフスタイル、そして検診をきちんと受けられるという点、自分を大切にしているという意識が生まれる薬だと思っています。
精神の安定 (peti・神奈川県・パートナー無・19歳)
ピルを1年程前から服用しています。きっかけはやはり確実な避妊を期待したためです。私は極度の心配症で、ピルを服用していない時期は毎月、生理が少しでも遅れるとかなり不安になっていました。その不安のために生理がひどく遅れたこともあります。そのような毎月の不安を取り除いてくれたのがピルです。私は今ピルのお陰で精神的に健全でいられていると思っています。ピルは体によくないと思われがちですが、不安が付きまとう方が体に良くないのではと思ってしまいます。
なんとなく抵抗感があります (紅うこん・静岡県・パートナー無・31歳)
昔コンドームに不安を感じ、自主性のある避妊をしたいとピルの使用を考えたことがありました。でも、「服薬」の不安感や周囲の友人が誰も使っていなかったこと、また母が「使用をやめてから生理を通常サイクルに戻すまで大変だった」と話すのを聞いて、何となく抵抗感を持ったまま使わずに今日に至ります。ただし今回の円卓会議を読み知らない事が多いと感じました。使用経験者の投稿に興味があります。
自分でコントロールできる (ちょこび・東京都・パートナー無・30歳)
アメリカで婦人科に行った際に6か月分のサンプルを勧められたのがピル内服のきっかけ。それ以来ベトナムに移り、また日本に帰国後もずっと服用しもう5年経ちます。今や自分にとってピルはとても身近なものです。また、避妊は勿論、月経前に悩んだにきびや月経痛も殆どなくなり、生理も軽くて非常に楽です。今は3ヶ月毎にピルを貰いに行きますが、婦人科も身近になり、別のことで不安があっても気軽に聞けるようになりました。何よりも、自分で自分の体をコントロールできるのが気に入ってます。
興味は有りますが、未実行です。 (mina-san・東京都・パートナー無・37歳)
好きな人が出来た時、色々と悩み、ピルや避妊について調べましたが、実行に移れないままでした。その理由は、病院でまず診察してもらう事と、副作用の関係と料金の問題でした。月経は、月の満ち欠けからも影響を受ける、自然現象なので、月経痛は嫌ですが、それも自然かなと、ピルの服用はしないままです。興味本位で、ピルの効果等は知りたいですが、実際に服用するには、かなり納得出来ないと、私の場合は無理です。
服用に抵抗はない (YURIKA・兵庫県・パートナー無・31歳)
私は10代の頃から、無月経症、排卵障害で産婦人科で治療を受けており、ホルモン剤の服用、注射に抵抗はありません。自分の体調が悪くなる危険や生活に悪い影響を及ぼさないのであれば、服用は悪いことだとは思いません。女性が自ら避妊できることは、自立した生き方だと思います。
副作用はなく副効果があり (ユリイカ・東京都・パートナー有・36歳)
月経過多、月経不順、月経前症候群などに悩みながらも、成人し、結婚。ごく自然に二人の子どもを理想どおりのタイミングで授かることが出来ました。その後、避妊の手段として服用を始めましたが、副効果(月経のリズムのコントロールが出来、軽くて済む)は思いがけないものでした。毎年人間ドックで検診を受けていますが、いまのところ副作用もありません。実際使用していますが、今のところ、プラスな面ばかりです。
考えたこともありません (にゃおん。・兵庫県・パートナー無・36歳)
ピルは本当に避妊薬として100%なのでしょうか? ピルという薬の特性をよくわかっていない部分があるので、ピルを飲んでいるから避妊できている大丈夫と思えない部分もあります。また、避妊できているから大丈夫と今まで以上に無防備になり、避妊以外の問題も起こりそうな気もするのですがこの考えは古いのでしょうかね
自己管理 (luneblue・神奈川県・パートナー無・31歳)
私は2年間服用していました。彼(アメリカ人)が服用を希望したためです。二人で婦人科へ行き、服用を決めました。費用は二人で折半しました。私自身、副作用はほぼ無く生理が28日周期でくるようになった点は満足でした。ただ保険は利きませんし、定期的に婦人科へ赴く必要があります。長期的に服用することには、薬で生理周期を調整しているわけですから抵抗感がありました。身体への負担を考えたら基礎体温を毎日つけ、男性の避妊方法も促した方が長い目で考えたら良いと今は思います。
イギリスに留学中より (ルミちゃん・東京都・パートナー無・36歳)
服用していましたが、日本に帰国後、ホルモンのバランスを崩し、体調が悪くなったので、服用をやめました。 副作用(?)かどうかはわかりませんが、かなり太りましたね。二度と使うものかと、思っています。確実な避妊効果が期待できる事を考えると、自分自身で守るという意味で、もっと若い世代に普及してもいいのではないかと思いますが、日本では正しい情報が伝えられていないのではないかと思います。当たり前ですが、病気は避けられないというdisadvantageもありますよね。
効用もあれば副作用も? (れいこさん・神奈川県・パートナー有・35歳)
現在子育て世代で、これからもう一人産むつもりなので服用を考えたことはありません。と同時に、薬の服用で女性ホルモンをコントロールするという動物的サイクルに反することに抵抗と危険性を感じます。薬である以上副作用も心配ですし、人間も動物なので、自然に逆らって本来のホルモンリズムを乱すことは良いことなのか? とても疑問です。それよりも自分のリズムを知って生活に活かすことの方が大切なのではと思います。
興味なくなりました (うっこ・福岡県・パートナー有・46歳)
酷い生理痛で悩んでいたし、避妊の必要もあって、服用を検討した事がありました。しかし、周囲で飲んでいる知人達は例外なく体重増加。胃がムカつくという友人もおり、元来胃が弱く、太りやすい体質の私は躊躇し、結局飲まないままとなりました。40歳過ぎて、生理痛はかなり緩和されたので、今では全く必要を感じておりません。
3日目の円卓会議の議論は...
気になるピルの副作用。多くはマイナートラブルです
昨日は「避妊」についての問いかけをさせていただきました。皆さんの投稿がそれぞれ、大変参考になると思いますので、ぜひ全て読んでいただきたいと思います。
さてピルに興味をお持ちの方はピルのメリットに興味をもち、ピルに興味がないという方は
ピルのデメリット(副作用など)
を気にされる方が多いようです。
今日3日目の円卓会議では、「ピルの副作用」について考えていきたいと思います。
以前は、「高用量ピル」や「中用量ピル」と呼ばれるようにホルモン量が多いピルが使用されていたため、副作用が強かったのですが、
現在は「低用量ピル」が一般的に使用されており、ホルモン量も非常に少なくなったため、副作用も少なく
なりました。
ピルの内服を開始すると、体内のホルモンバランスが変化するため、身体がその状態に慣れるまで約1〜3ヶ月間は、軽い異常(頭痛・軽い吐き気・乳房の張り・倦怠感・軽度の出血など)を感じることがあります。しかし、通常は、内服を続けることで治まります。また、頻度は少ないですが、血栓症などの副作用にも注意が必要です。
低用量ピルの最も危険なリスクはこの血栓症ですので、血栓症や心臓病などの既往歴や家族歴がある場合は、医師との十分な相談が必要
です。
女性にとっては気になる体重増加を心配する声も多いですが、実際にピルの内服により体重増加が認められる頻度としては、0.1%〜5%未満とされています。
また、ホルモン剤を内服すると
がんのリスク
が高くなるのでは?と心配になる方も多いようです。外国の疫学調査の結果、ピルの服用により乳がん・子宮頸がんになる可能性が高くなるとの報告があります。しかし、最近の研究では、低用量ピルでは、乳がんのリスクが増加する可能性は低い、ということがわかってきました。ピルの内服の有無に関わらず、最近では日本人女性の20人に1人は乳がんになる、というほどの頻度ですから、定期的な乳がん検診はすべての女性にとって必須です。
また、子宮頸がんについては、その発症原因が性交渉によるHPV(ヒトパピローマウイルス)の感染であることがわかっておりますので、むしろピル内服のために定期的な医療機関受診により発見頻度が高まっているのではないか、という見解もあります。ですから、子宮頸がんに関しても、ピルの内服の有無に関わらず、定期的な子宮頸がん検診をお受けになることが大切です。
一方、卵巣がんや子宮体がんに対しては、ピル服用により予防的効果があることは周知の事実となっています。
海外では、ピルが社会保険の対象となり費用がかからない国や、医師の処方箋なしでピルを手に入れることのできる国もたくさんあります。このような事実もピルの安全性を支持する事実ではないでしょうか。
50年以上の歴史のある薬であり、健康な女性が長期間にわたり服用するものとして、データの蓄積や研究も十分
になされています。
ピルに対する興味の有無、実際に服用するかどうかについては、個人個人の考え方や価値観があると思います。しかし、一方でみなさんの投稿から、(“価値観の違い”の前の段階で)
ピルが正しく理解されていない、ピルの科学的な正しい情報が広まっていない
のではないか、とも感じます。
どうすれば、ピルに対する正しい知識を多くの女性に広めることができるでしょうか? みなさんは、これまでピルについてどのように情報を得てきましたか?
ピルに対する正しい知識を持っておくこと、これは服用の有無に関わらず、私たち女性にとって大切な一つの選択肢を持つことにつながるのではないでしょうか?
鈴木美香
医学博士・産婦人科医
「月経前症候群(PMS)、ご存知ですか?」
症状に悩みながらも、それがPMSによるためと気付かずに苦しんでいる方もいるかもしれません
「ピルを使うのは自然なこと?」
俳優 丹下一さんが問いかける(2003年)
「低用量ピル解禁が遅れた理由」
自分の性をいたわっていますか?
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