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今週のテーマ
会議番号:2813
夫婦別姓、実現してほしいですか?
投票結果
78
22
431票
119票
この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。
【開催期間】
2009年10月05日より
2009年10月09日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
金野志保 弁護士 早稲田大学大学院法務研究科教授
沢山のご投票・ご投稿、ありがとうございました。 今回の円卓会議ではなんと一位、そして皆さまの沢山のご……
議長コメントを全文読む
1日目までに届いている投稿から...
通称の不便さ (minerva21・福岡県・パートナー無・34歳)
私は一会社員にすぎませんが、会社で仕事をする中で旧姓で仕事をしていきたいと考えています。それは、利便性だけの問題ではなく、自分の人生を自分の名前というものと切り離して考えることができない位大切なものとして捉えているからです。今回別姓が認めれれば、将来パートナーができても別姓を選択すると思います。子どもができた場合どちらの姓を名乗るのかなど検討事項はたくさんあるかもしれませんが、ぜひ選択肢の一つとして別姓が選べる時代に早くなって欲しいと思います。
「今は」会社では旧姓使用です (なんなんなん・神奈川県・パートナー有・44歳)
本社には旧姓使用制度がありましたが、結婚時にいたグループ会社では旧姓使用制度がなく否応なく改姓させられました。その際本社の育成担当課長が育成リストに私の名前がないので「××(私の旧姓)もやめちゃったのかぁ」と言ったとその場にいた同期から聞きました。その時は同期が事情を説明してくれたので「やめた」と思われずに済みました。本社に戻り、出向の不利益として取締役迄直談判し旧姓使用を勝ち取りました。キャリアを積むには旧姓使用は必要なので会社によらず認めてほしい。
早くそうして欲しかった (うっこ・福岡県・パートナー有・46歳)
離婚歴があります。別れると決めた後、実際に届けを出すのは1年以上遅れました。名字をどうするかを決めかねたせいです。別れる相手の名字を名乗り続けることには抵抗がありましたが、あれこれの名義変更に追われることを考えるとうんざりしたし、職場のこと、これまで結婚後の姓で発表し続けてきた創作物のこと等考えると、なかなか決心がつかず、迷って遅くなったのです。なぜこんなに煩わされなければならないのか、何一つ変えなくてよい相手と比べ、何度理不尽に思ったか分かりません。
大賛成です (しまうまぴょん・京都府・パートナー有・42歳)
結婚間もないころ、夫側の墓の前で姑に「あなたももう○○家の人間だから」と言われゾッとしたことが忘れられません。この墓をずっと守り、死んだら舅姑と一緒にこの中に入るのか……と。自分のアイデンティティが全否定された気分でした。もちろん夫側の祖先を敬う気持ちはあるし、お墓参りするのも吝かでないのですが、嫁として「イエ」に従属させられる、その束縛感がたまらなく嫌です。夫婦別姓がそのような束縛に一石を投じるのであれば、大賛成です。
時代の変化に即した法整備 (true・三重県・パートナー有・34歳)
私自身は、結婚にあたり姓が変わることに何の違和感もなく、過ごしてきました。今も不都合なく過ごしていますので、夫婦別姓について考えることはありませんでした。けれど、今回議長のコメントを拝読して、法律が多様性を認めることは、必要な事なのかなと思いました。いろいろな生き方ができるようになってきた時代です。私のように必要性をあまり感じていないという人も多いからなかなか法改正も進まないのかなと思いますが、時代の変化に伴う法整備というのは、必要だなと思いました。
一番根深い問題の一つです (piccocherry・茨城県・パートナー有・43歳)
私も旧姓を使用してきました。論文・発表・特許すべて結婚後に別人になってしまうのが困るからです。同じ研究仲間でも改姓する人もいます。状況は様々なので選択の自由を残してほしいです。私も当初事実婚でしたが、法的なこと、子どもの生活を考え、断念。夫側には改姓する気が全くなかったこと。これこそ実は一番根深い問題だと感じます。なぜ夫の姓にならなければならないのか、無意識のうちに実は従属物になるようなこの感じ。世代間の意識も違いますが、選択できる日を待ち望みたいです。
世の中結構進んでる (だいわ・東京都・パートナー無・42歳)
私は公務員で、子どもが1人おり、事実婚をしています。自分の名前が変わることに、ものすごく違和感があるのです。だから、配偶者にも名前を変えろとは思いません。子どもが生まれた時、自動的に私の姓になりましたが、保育園に入る前に夫の姓に変えました。裁判所に申し立てるのですが、出向くこともなく郵送ですべて手続きが終わりました。さらに役所への変更届け出も、あっさり済みました。案外自分が考えているより、世の中が進んでるなと感心しましたが、民法改正が遅れていると思いました。
法的に認められた別姓夫婦です (fio・福岡県・パートナー有・36歳)
国際結婚ですので夫婦同姓にすることを求められません。以前は別姓論議に違和感を感じていましたが、約10年前に自分自身が思いがけずお互いの姓を変えずに結婚できる状況におかれたとき、迷いなく別姓を選びました。改姓による仕事上の不利益が出る可能性はなかったのですが、ただ、生まれてこの方ずっと自分の名前であったものを手放したくないと思いました。対等に結びつくべき二人のどちらか一方が不利益を蒙る現状は変えるべきであり、選択の自由の侵害を許してはいけないと考えます。
旧姓検索で仕事に繋がりました (みもざ・神奈川県・パートナー有・41歳)
専門職として別姓を強く望んでいます。しばら事実婚で過ごしましたが、出産の際に入籍。私の場合資格取得時に当時戸籍を届けねばならず、書類関係は入籍の際全て届け出直し、今でも仕事で役所等に提出する書類は全て戸籍上の名前です。しかし個人の名前で仕事をしており、普段旧姓を使用。独立した際には旧姓で作成したホームページを検索して下さった以前の仕事関係の方がクライアントになって下さいました。しかし、名刺の名前と公にされている資格者の名前が食い違い不便を極めています。
すでに結婚した場合は? (月のしずく・京都府・パートナー無・36歳)
仕事上、旧姓を通称使用しています。幸い職場の理解もあって普段は支障ありませんが、旧姓で銀行口座が開設できない、常に印鑑を二種類持たないといけないなど、細かいところで不便を感じます。夫婦別姓はぜひとも実現してほしいのですが、すでに結婚している場合、どういう扱いになるのでしょう?ペーパー離婚して再度婚姻届を出すしかないのでしょうか。近いうちに子どももほしいのですが、その場合、別姓の実現と一緒に待婚期間も撤廃してもらわないと面倒なことになりそうです。
面倒だったです (くみこさん・宮城県・パートナー有・32歳)
昨年結婚し改姓しましたが、手続きが面倒でほんとうに何とかして欲しかったです。「そういうもの」だからしかたない。もう変わることはないからとぶつぶつ思いながら手続きしました。明治時代の家制度は日本には法的にもう無いというのに、別姓がだめ、という理由がわかりません。名前で一体感を損なう……? 外見で損なわれるような相手なら結婚しない方がいいと思いますし、良い家族になれないと思います。
今の苗字が嫌いなので… (BLUE**・東京都・パートナー無・23歳)
小さいころから結婚すれば変わる!と思っているので、結婚したら相手の名前に変えたいです。以前カード会社の働いていましたが、現在は本人でないと契約の変更・解除ができません。実際年配の方だと、妻が夫名義でカードを持っていることもよくあり奥様が管理していることも……。昔はもっと夫婦は一体だったのだと思うと、家族の絆が軽視されているようで寂しく思いました。自分を主張するにしても、なんでも欧米式にするのでなく、古来の日本の良さは良さで、引き継いでいってほしいです。
私は必要性を感じないので (kopanda・東京都・パートナー有・38歳)
私自身は自分の旧姓が音的にあまり好きではなかったので結婚して姓が変わり満足しています。職場では旧姓を通すこともできますが私は新しい姓に変更しました。私の場合は単純に好みの問題です。別姓にすると子供がどちらの姓を名乗るかで悩みそうですね。同じ家族なのに仲違いして分裂しているようで子どもに選ばせるのは寂しい気がしますし、ややこしく感じます。
矛盾していますが (ナカサワ・東京都パートナー無・)
研究者の不利益の例よく分かります。ただし研究者の場合はパスポートにも旧姓を併記できる程、旧姓の使用が認められている世界と感じています。実は、私も入籍後も職場では旧姓を通称として使用しており(同僚にも同じ例が複数います)、時々トラブルは起きますが、「実は○○は旧姓でして」と言えば解決するレベルのものです。法律で別姓を認めなければならない程の例が何%位あるのでしょうか?別姓を認めることで、また年金管理等、混乱しそうで面倒だなーと心配です。
結婚と家と仕事と (lyco・愛知県・パートナー無・29歳)
個人的に、結婚したら苗字が変わることはごく自然なことだと思うので、夫婦別姓が実現してほしいか、という問いにはNoになります。結婚をすると、やはり「家」の問題に目をつぶってはいられなくなるし、慣れないだけかもしれませんが、子どもの苗字が自分と違うというのは寂しい気がするからです。仕事をする上で名前を変えたくない、変えると不利が生じるというケースを考えたことがなかったので、今回のディスカッションで他の視点から見方について考えてみたいです。
2日目の円卓会議の議論は...
百人百様の「夫婦別姓」観
沢山のご投票・ご投稿、ありがとうございました。
今回の円卓会議ではなんと一位、そして皆さまの沢山のご投稿を拝見して、この問題に対する皆様の関心の深さ、意識の高さを改めて痛感いたしました。
参加者は圧倒的に女性の多い円卓会議ですので、
「圧倒的にYESが多いかしら?」と事前に予想していた
のですが(土曜日などは当初100%がYES派でした)、それでも2割くらいはNO派がいらっしゃるのですね。そしてご意見を拝読し、皆さまのお考えの多様性に改めて驚いた次第です。
圧倒的多数を占めるYESの方も、その理由は様々であるようです。YES派の方が挙げていらした理由を大きく分けますと、
(1)(主として職業上の)不利益
(2)個人のアイデンティティの問題
(3)イエ制度の呪縛から逃れたい(婚家の意識、夫の意識)
(4)ほとんど女性の側が改姓しているという事実から男女平等であるべきと考える
(5)改姓に伴うもろもろの手続が面倒である
(6)世界的にみて/時代の流れとして当然である(ダイバーシティ=多様性を認める)
等々があるようです。こうやって挙げてみるとYES派の方も、「夫婦同姓のここがイヤだ」「これはおかしい」と思うポイントは人それぞれですね。
NO派は少数ですが、その理由としては、
(1)前の姓が好きでないので改姓したかった
(2)家族としての一体感が損なわれる気がする
(3)通称使用などの代替手段があれば特に必要性を感じない
というものが主のようです。
NO派の方には未婚の方が多いことも注目されます。「NO派の既婚の方」は「姓が嫌いだから」という現実的なご意見があり、それはそれでなるほど、と理由としては納得できるのですが、制度のあり方を考える上では、個人的な事情のように感じました。つまり、おそらくは同数の「前の姓が好きだったのに」という方もいらっしゃるでしょう、という意味です。他方、「NO派の未婚の方」は、やはりまだ「結婚」というものが抽象的な存在なのかもしれないなあという印象を持ちました。また未婚であるがゆえの結婚というものへの「憧れ」もある方もいらっしゃるように感じました。
なお、
既に結婚してしまっている夫婦はどうなるのか
、という疑問・不安をお持ちの方がいらしたようですが、従来の法案では、移行措置として、一定の期間を設けて、既に結婚してしまっている夫婦も別姓を選択し直せることになっていたはずですので、
おそらく今回も移行措置を設け、既に結婚した方に不利益がないようにするのではないか
と思います。
さて、今回は非常に多くのご意見をいただいたので、皆さんがこのご意見を読まれてどう思われたか、を今日はお伺いしたいと思います。
YES派からNO派へ「通称使用では解決しない問題もある」といった反論や、NO派からYES派への反論、または「そういう意見もあるのか」と他派への共感等々……
本日もご投票、ご投稿、よろしくお願いいたします。
金野志保
弁護士 早稲田大学大学院法務研究科教授
「夫婦別姓法案に、賛成ですか?」
9年前の円卓会議。意識は変わったのでしょうか。
「離婚について知りたい法律がありますか?」
事実婚すれば不都合あり、法律婚すれば離婚が大変……
「佐々木かをりのwin-win対談 第98回 金野志保さん」
「弁護士になって世のため人のために役に立ちたい」と小学校の卒業文集に。
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