イー・ウーマン滝村雅晴「オヤジの味」ってありますか?

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会議番号:2919

「オヤジの味」ってありますか?

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【開催期間】
2010年03月01日より
2010年03月05日まで

円卓会議とは

このテーマの議長

滝村雅晴　パパ料理研究家

「オヤジの味」ってありますか？という質問に、YES43％、NO57％。皆さまたくさんの投票および投稿ありが�……

議長コメントを全文読む

1日目までに届いている投稿から...

卵焼きとそばのつけ汁 (kiitos・東京都・パートナー有・35歳)

私の父は、毎日帰宅も遅く、ほとんど食事を一緒にとりませんでした（外食が多かったようです）。そんな父が、たまの休みに家で作るのが「卵焼き」と「そば」。この２つについては、こだわりがあるからと父が自分で作っていました。そんな父におすそ分けをしてもらって食べていましたが、調味料も適当ですし、味も質素なんですが、とてもおいしくて、当にオヤジの味でした。何が違うのか？何がそんなにおいしいのあ？今考えてもまったくわかりません。

焦げ味の味噌汁 (gomakiti・福島県・パートナー有・44歳)

小学校低学年の時、母親が急に入院しました。兄と妹、そして私のために初めて父が晩御飯を作ってくれました。なぜ？と思うほど焦げた味のする味噌汁とケチャップまみれのご飯でした。『飯！風呂！』タイプの父が私たちのために作ってくれたのだと思うと、子供心に『まずい』と言えず、黙々と食べたのを忘れられません。

料理とは言わない，かも，ですが (ろむ・神奈川県・パートナー無・40歳)

男子厨房に入らずの色濃い家庭に育ちましたが，それでも父の料理?の思い出は，人生に何度かあった入学試験時のお弁当．たいてい何も喉を通らないので，塩ウニかおかかのおむすびとミツバのお浸に甘い卵焼が決まりでした．その鰹節をかいてお醤油落とすところまでをしてくれてるのがお父さんでした．父親の精一杯の応援だったんだと大人になってしみじみ思います．立派な料理でなくても充分『オヤジの味』です．そんな父も定年退職後は台所に立って，母の機嫌を取り結んでいるようですが．．．

豚汁です。 (manaaw・東京都・パートナー有・38歳)

普段、料理なんて全然しないのに、なぜか豚汁を作るのは父親でした。こうや豆腐が入っていて美味しかったです。月に１～２回、日曜の夜に作っていました。理由は全く不明です。台所でこうや豆腐が入ったボールを見かけると「あ、豚汁作るんだ」と子供ながらに思いました。今では、あまりこうや豆腐は食べないので、たまにこうや豆腐を見かけたり食べたりすると、思わず父の事を思い出します。

ラーメンライス！ (ぺり・福岡県・パートナー有・28歳)

母が熱をだし、普段は料理をしない父が小学生だった私と妹に作ってくれた料理「ラーメンライス」が、すごく印象に残っています。インスタントラーメンに野菜がたっぷり、そしてウインナー、バター、さらにご飯までが入っているというボリュームたっぷりの料理でした。今でも家族で、「あれはないよね」という笑い話になっています。

魚の煮つけは父の味 (ＬｏｖｅＡｎｄＰｅａｃｅ・千葉県・パートナー有・34歳)

私の父は「魚奉行」でした。魚をさばく・刺身を作る・魚の煮つけを作るのは父。父が魚好きだったので魚をよく料理してくれました。魚の煮つけは父が作るものが一番おいしいと思っています。子供にとって「父の味」は餃子です。夫の作る餃子（皮はさすがに買ってきますが）なら何個でも食べられます。きっと子供にとって思い出の味になるんだろうなと思っています。

みたことない！ (ｈａｐｐｙゆゆ・神奈川県・パートナー無・34歳)

おやじの味どころか、父が台所にたってる所を見たことすらありません。おやじの味と聞いて、もし、そのようなものが家庭にあったら素敵だなと思います。日本もやっと男女平等になりつつありますから。家族で、笑顔が増えるきっかけになりお互いの感謝も増えると思います。「おやじの味」が普通に聞く言葉になったら素敵ですね。

	化石親父もいます (いんこいんこ・大阪府・パートナー有・47歳)
夫は今まで、私の料理でけちをつけたことは無かったのですが、最近私の母の料理は誉めても、私のは文句ばかりつけるようになってきました。反論すると「男子厨房に入らず、って言うやろ」と涼しい顔。今時でも、こういう化石みたいな親父がいます。

全くありません・・・ (kzmi232・埼玉県・パートナー無・29歳)

私はバブル期にサラリーマンの父親と専業主婦の家庭に育ちました。平日は料理どころか夕食の食卓にも居らず、休日もテレビの前で寝ていた、と思ったら昼過ぎから一人でどこかに行ってしまい、いつ帰ってくるか分からない父親でした。残念ながら親父は全く料理はできず、私には「オヤジの味」はありません。

味を伝える責任 (desertdunes・海外・パートナー有・30歳)

私の実家では食事に関しては全て母がこなしていたため、父が料理する姿は見たことがありませんでした。今こうして「オヤジの味」がないことに気付くと寂しい気がします。世代の違いのせいか文化の違いのせいか、私の英国人の夫は進んでキッチンに立っています。今は日本・英国以外の国に住んでおり、私達のアイデンティティとして私が日本の味を、夫が英国の味を、将来子供に伝える責任があると感じています。それぞれの料理を囲みながら、母国のことを家族で話すのが楽しみです。

	理想的ですが、身近にはない (abovo・北海道・パートナー有・45歳)
残念ながら周囲に料理をするような男性がいる環境にいたことがありません。父は全く料理せず、親戚にもそういう人はいません。夫もカレー位なら作りますが、箱のあり説明書き通りに作る模範的なカレーです。友人には料理好きな男性が多いのですが。憧れます、「オヤジの味」。

変えていきたいですね (jersey・熊本県・パートナー有・33歳)

こちら、男は台所に入ってはいけない規則？のような土地柄です。私の父は典型的な九州男児で肥後もっこす。私が物心ついた頃から母も仕事をして家計を支える立派な共働き家庭でしたが・・、父は、退職した今となっても、一切、台所に関わる事はありません。オヤジの味、うらやましいです。。一方私たち世代の共働き夫婦、オヤジ、食器の後片付けぐらいは出来るようになりました。料理は、まだまだハードルが高いみたい。。今年の秋には「男女共同参画全国都市会議」開催を控えている熊本です。

2日目の円卓会議の議論は...

「魚奉行」から「化石親父」まで

「オヤジの味」ってありますか？という質問に、YES43％、NO57％。
皆さまたくさんの投票および投稿ありがとうございます！

現在のところ、「ない」という方が過半数を超えていますが、ほぼ同じ割合です。この数字だけをみると「おっ！けっこうあるな」というのが僕の印象です。ただ、いただいた投稿を見ると、「ある」の中身が見えてきました。

「ある」派の特徴として、
・たまに
・緊急時に
・こだわりの一品だけ
・得意ジャンルだけ

という状況が多く、日常「父親」が料理をつくり子どもたちが食べていた家族は少なそうです。
ただ、どのエピソードもとても皆さんの大切な思い出として記憶に残っているなと、楽しく拝見させていただきました。

あまり料理が上手でなないけれど、一生懸命家族や、子どもたちのことを思って作ってくれるご飯は、「美味しい」の前に「嬉しい」ものですよね。

「ない」派の特徴としては、
・本人に作る気がない
・男は作る必要がない
・土地柄作らない

などがありました。まさに「男子厨房に入るべからず」世代。エピソードを読んでいると、「そういうものなのだ」という価値観を、お父さんが持たれていたのがわかります。
また地域差もありますね。背景には、お父さんのご両親からの教育の影響などもあるのでは。
「父親が台所にたつな」
「旦那さんを台所に立たせて何しているの」
と、言われるという話も、聞いたことがあります。

以上のような背景をふまえ、2日目の皆さんのエピソードについてそれぞれ聞きたいと思います。

Yes！　「オヤジの味」がある方へ
特別な時ではなく、日常お父さんの料理を食べていた思い出がある方、ぜひエピソードを聞かせてください。

No！　「オヤジの味」がない方へ
調理はしないけれど、他の家事を手伝っていた記憶があれば教えてください。買い物、皿洗い、ゴミすてなど。

皆さまの投稿お待ちしております！

滝村雅晴
パパ料理研究家


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