イー・ウーマン滝村雅晴「オヤジの味」ってありますか?

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会議番号:2919

「オヤジの味」ってありますか?

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【開催期間】
2010年03月01日より
2010年03月05日まで

円卓会議とは

このテーマの議長

滝村雅晴　パパ料理研究家

「オヤジの味」ってありますか。現在の割合が、Yes46％、No54％。ほぼ初日から変化ありませんが、いただ�……

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2日目までに届いている投稿から...

パパ（父）が毎日作ってました (akodechu・福岡県・パートナー無・30歳)

朝ごはん、お弁当、夜ご飯。パパ（父）は、毎日すべての食事を作ってくれていました。とても器用な人で、常備菜からおもてなし料理までサクサクと！　とくに好きだったのが、「高菜の油いため」「鯖の茶漬け」「炊き込みご飯」です。材料の分量など気にせずに同じ味が出せるなんて、本当に尊敬してます。話は変わって、夫は、料理は苦手です。ついつい自分のパパと比べてしまいます（笑）　子どもの記憶に残るような「パパ（夫）の味」を見つけて作ってほしいです。

週末の団欒 (kazuoi・兵庫県・パートナー無・30歳)

子どものころの週末の家族団欒の料理担当は、父の担当でした。お鍋・焼肉などをはじめ、中華料理もしてくれました。父はよく海外出張に出ていたので回数は多くないですが、でも、すごく楽しみでした。未だに、週末は腕をふるっています。平日は母の味、週末は「オヤジ」の味で育てていただきました。

まさに“オヤジの味” (カバクン・大阪府・パートナー無・42歳)

私の両親は共に料理好きで何よりも美味しく食事をする事を楽しめる人だったので、議長さんの目指す生活を30年以上前に実践していたみたいですね！　そのオヤジの味として印象的なのが「ビーフステーキ」！　お肉の焼き加減に一家言持っていた父は、絶妙な焼き加減で、御馳走のステーキをさらに美味しく食べさせてくれました。また焼き肉をしても「肉奉行」！　「どんなお肉も焼き頃の美味しい時に食べないと勿体ない」と言う父の言葉は私も口にしてしまいます。

たくさんあります (Liangzi・兵庫県・パートナー有・33歳)

うちの父親は、私が小さいときからたびたび料理を作ってくれました。すいとん汁やインスタントラーメンなどの簡単なものや、大きな魚をさばいて料理してくれたり。また、夏に川原でバーベキューをしたり、季節になると山に筍や自然薯を掘りにつれていってくれてたりもしました。掘ったものは父と母が一緒に料理していました。私にとってのオヤジの味は、そういった行事も含めて記憶されています。

ほんのり甘いたまご焼き (かずりんのあっこ・茨城県・パートナー有・40歳)

私が小学生のころ、日曜日の朝食には決まって父が作ってくれる「ほんのり甘いたまご焼き」が食卓に並んでいました。お店で売っているようないわゆる厚焼き卵です。甘すぎず、適度に焼き色がついているたまご焼きはどこのお店に売っているものよりも美味しく、妹と二人で日曜日の朝が来るのを楽しみにしていたことがつい先日のように思い起こされます。

何でも母よりおいしかった…… (にゃおん。・兵庫県・パートナー有・36歳)

母が看護士だったので他の家よりも父が台所に立つことが多かったように思います。父は母より料理が上手で、私にとってはお袋の味よりも父の味の方がたくさん思い出があります。特に、父のから揚げは絶品で冷めてもおいしかったので遠足の時は毎回、作って～。せがんでおりました。両親が離婚して母についていくまで、ずーと、父が遠足などのイベント類のお弁当を作っていました。懐かしい思い出です。

おいしいチャーハン (やっちゃん２４・大阪府・パートナー無・41歳)

休日のお昼前、台所に行くと父が料理をしており、「お父さん、何作ってるの？」と私と妹が聞くと、父がニコニコしながら「内緒。お前たちのはないよ～」と、昼食にチャーハンを作ってくれることがよくありました。味付けはその日その日で違うのですが、いつもパラパラふんわりと本当においしいチャーハンで、母、妹と一緒に「おいしいね」と言うと父は「おだててももう作らへん」と喜んでいました。料理は女性だけがするものでなく、男性もするものなんだと強く感じたことを覚えています。

お好み焼き (ふうふう・香川県・パートナー有・37歳)

私の父は料理をすることが大好きで週末の晩御飯はだいたい父の料理でした。私が父の料理の中で一番すきなメニューはお好み焼き。お好み焼きの時は台所で作るのではなくテレビの前の机の上で焼いていました。30年以上前なのでホットプレートは無かったと思いますが、何で焼いていたかは思い出せません。父が一枚ずつ焼く間は横で自分の好きな具材を焼いたり、普段は食べながら見れないテレビを見たり、とても特別でした。今でもお好み焼きは父が作ったものが一番美味しいと思っています。

結婚したい男子No.1 (Coco Bennie・広島県・パートナー無・41歳)

わが父は休日も早起きして、せっせと家事をしていました。庭の手入れ、部屋の掃除、何から何まで……　生まれる時代がもう少し遅かったら、今頃結婚したい男子No.1間違いなし（笑）　休日の締めくくりに夕食は父の手料理。かた焼きそばとお好み焼きが記憶に残っています。あんかけのトロッとした感じとカリカリしたそばの食感がたまらなくおいしかったです。広島風お好み焼きでは父の力作鉄板まで登場！　どちらも幻のメニューになってしまい、もっと父を手伝って学んでおくべきだったと少し残念です

天ぷらです。 (m yukie・神奈川県・パートナー有・46歳)

昨年亡くなった父は、身の回りのことは自分でする人でした。そんな父は、よく週末に天ぷらを揚げてくれましたね。1時間くらいかけて、野菜からかき揚げ、フライものと順に揚げるのです。いっぱいに並べるのを私が手伝ったものです。揚げ具合も抜群でした。私にとってオヤジの味は天ぷらです。夫も一通り家事をしてくれますが、根気よく野菜を刻んで作ってくれる汁ものが最高に美味しいです。こちらもオヤジの味ですね。

こだわりの味 (ぴょこん・神奈川県・パートナー有・38歳)

父はよく日曜日になると料理をしてくれました。魚市場に行って、安く新鮮な鯵を買ってきて、その晩は鯵づくし。なめろうや刺身、フライ、骨せんべいまで。とてもおいしく、嬉しかったです。レンコンチップや凝ったカレーライスなど。父は祖父の看病をしている祖母を手伝って、4人兄弟の分も含めて料理をしていたようです。また近いうちに、食べたいな。

オヤジの味は無いけれど (youbow・大阪府・パートナー無・43歳)

うちの父は料理はしませんが、他の家事は何でもします。料理と洗濯は母。掃除は父がする方が多いです。換気扇やガス周りも父の仕事。大掃除の時は大活躍です（笑）　季節の服の入れ替えもそれぞれ自分でします。ゴミも出します。ずっと共働きで、自然と得意な方に役割分担できているようです。

	くたくたに煮過ぎたラーメン (ニューヨーク・東京都・パートナー有・36歳)
残念ながら、うちの父はまったく厨房に入らないどころか、家事の一切をしません。そのため、我が家には「オヤジの味」がありません。強いて言うならば、母親が料理を作らず外出したか、外出中お腹がすいた際の「くたくたに煮過ぎたラーメン」が「オヤジの味」でしょうか。

3日目の円卓会議の議論は...

「毎日」から「週末」料理まで。すばらしき「オヤジの味」の思い出

「オヤジの味」ってありますか。
現在の割合が、Yes46％、No54％。ほぼ初日から変化ありませんが、いただいた投稿の「オヤジの味」レベルはとても濃いものになりました。読んでいるうちに、情景が目に浮かび、キッチンのにおいが届き、そのお家で食事をしている感覚になりました。貴重な情報をありがとうございます。

僕が料理を始めたのは、長女が6年前に産まれてから。それまでは仕事ばかりの生活で、まさにワーカホリックでした。土日も働き、平日は毎日終電。そんな僕が、子どもができてから始めたのが「週末料理」。ビストロパパというブログは、「週末レストラン」というコンセプトで始めました。ワークライフバランスを大切にしようと思っても、平日に料理をつくる時間に家に帰るのはまだ難しく、できることから始めました。だから日常の料理という範囲は、家族内で分担し、毎日つくることから、週末だけでも継続的につくる料理まで入ると思っています。

さて、そんな日常から週末の「オヤジの味」のエピソードを読ませていただくと、「オヤジの味」が「ある」と書かれた方の共通点に、お父さんを含む「一家団らん」の様子が、とても楽しそうに書かれていることがあります。

日頃仕事が忙しく、家で食事をしないお父さんも、さすがに自分が料理をするときは、家族と食事をします。すると自然に「一家団らん」が生まれます。

総務省や内閣府の調査によると、小学4年生から中学3年生の子どもをもつ父親の約6割は、平日子どもと話す時間が30分以内だそうです。

その背景には、日々の長時間労働や残業している父親のワークスタイルがあるでしょう。

仕事時間を短くさせながら生産性をあげ、平日の一家団らんを家族で行う。これは本当にお父さんのライフスタイルにかかってきますね。

ということで、「オヤジの味」と「一家団らん」は、とても密接な関係があります。
そこで、皆さんにお聞きします。

Yes！　「オヤジの味」がある方へ
父親が料理をつくることで一家団らんがうまれたときの思い出やエピソードを教えてください。特に、仕事されている日の朝食や夕食があればぜひお願いします。

No！　「オヤジの味」がない方へ
父親を含む、一家団らんの機会が多かったか、少なかったか、家族みんなで食べた思い出を聞かせてください。

＊ちょっとお知らせ……　パパが離乳食をつくって赤ちゃんと一緒の「一家団らん」もいいですよ！
NHK教育テレビ「まいにちスクスク」3月1日（月）～4日（木）19：55－20：00放送では、僕が司会の照英さんに離乳食を教えています。よろしければご覧ください！（→詳細）

滝村雅晴
パパ料理研究家


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