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サーベイ

2004/11/29(月) - 2004/12/3(金)
1日め:テーマの背景 | 2日め | 3日め | 4日め | まとめとリポート
2日め

テーマ西武鉄道の上場廃止は当然?

投票結果 現在の投票結果 y92 n8 これまでの投票結果の推移
凡例
キャスター
藤野英人
藤野英人 レオス・キャピタルワークス 社長兼CEO

私自身、これほどの大差が付くとは思いませんでした。おそらく、多くの人が西武鉄道の株主ではない、ということとも関係があると思います。もし西武鉄道の株主であっても、同じ意見だったでしょうか。その意味では、……

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これまでに届いているメンバーからの投稿

YES

経済の停滞をも招きかねない大罪(Atlanta・神奈川・パートナー有・45歳)

当然でしょう。企業倫理にもとる行為を行ったわけだから。大企業だからこそ、不正や裏切りはやってはならない、むしろ規範とならなければ。企業社会全体の不信感を招けば、誰も投資をしないし、経済の活性化や発展もあり得ない。確信犯・西武鉄道の犯した罪は大きいと思います。

ところで、エンロンやワールドコムの不正経理に端を発した米国でのサーベンズ・オックスレイ法の施行により、私の勤めている米国企業も、現在、外部監査を受けている最中です。さまざまな文書を作ったり、承認プロセスを見直したりと、現場は仕事が増えて大変だけど、それもこれも投資をしてくれる罪のない株主の信用を得るため、そしてまっとうな商売をしている会社に勤めているという自分自身の幸福のため、大切なことと思っています。

株主の意識向上も課題の1つ(morning1967・神奈川・パートナー有・37歳)

株式会社は、いわゆる「所有と経営の分離」が大前提のはずなのですが、日本の場合は、経営者に所有の意識が強いような気がします。多くの株主は株価に注目するだけで、会社の所有者という意識が低いため、仕方がないのかもしれませんが……。今回の一連の持ち株比率の虚偽表示も、株主の意識の低さから、経営陣に好き勝手させてしまったのかもしれません。以前よりも株主が行使できる権利は増えてきましたが、法制度のさらなる充実と、株主の側にも、会社を守るために権利を実行するぐらいの強い所有意識が必要になってくると思います。

上場している会社には常にチェックの目を(mcqueen・東京・パートナー有・31歳)

上場し、市場での株式公開による資金調達を行なっている会社である以上、当然のことだと思います。上場している会社については、抜き打ちチェックをしてでも、第三者が常に経営の透明性を監視すべきでしょう。

企業は株主、従業員、社会のもの(さんせい・東京・パートナー有・42歳)

西武鉄道の上場廃止は当然で、なおかつ株主は訴訟を起こすべきだと思います。マザーズに上場、との話を聞きますが、コンプライアンスとしては問題はないのか、見解の分かれるところではないでしょうか? 企業は、株主と従業員と社会のものだと、私はとらえています。 

見せしめとして当然(一期一会・神奈川・パートナー無・43歳)

規則違反をすると厳しく罰せられるというこを世間に知らしめるため、上場廃止は当然です。

反省の色がまったく見えない(OGAP・茨城・パートナー無・34歳)

いままで虚偽記載を知っていて知らぬふりをしていたのだし、株主を裏切っていたのだから、当然だと思います。東京証券取引所がだめならとJASDAQに上場しようとしてるようですが、反省の色が全然見えないのが残念です。

NO

経営者の責任を追及した方がよかったのでは?(慈雨)

確かに、会社が健全な経営を行っていく上で、株主は会社の所有者としてさまざまな監督権限を有しています。だから、会社が情報開示を行わなかったことは、株主にも監督権限を十分に行使しなかったという帰責事由が認められるとして、上場廃止という不利益を被るのもいたしかたないかな、とも考えられます。

けれど、直接会社経営にタッチすることができず、したがって開示すべき情報いかんを察知することが必ずしもできない株主に対して、そこまで不利益を課すのが妥当なのか、という疑問もあります。

今回の事件は、会社の上場廃止という手段をとるよりも、会社経営者の責任追及という手段をとった方がよかったのではないか、と私は思います。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

論点は2つ:会社の責任と株主の責任

私自身、これほどの大差が付くとは思いませんでした。おそらく、多くの人が西武鉄道の株主ではない、ということとも関係があると思います。もし西武鉄道の株主であっても、同じ意見だったでしょうか。その意味では、NOの慈雨さんの意見は傾聴に値します。「直接会社経営にタッチすることができず、したがって開示すべき情報いかんを察知することが必ずしもできない株主に対して、そこまで不利益を課すのが妥当なのか」という問いかけは重いですね。

一方で、YESで投稿をしていただいた方々の、この問題に対する造けいの深さ、関心の高さにも驚きました。どの人も、サーベイキャスターとして私の代わりが務まります(笑)。

今回の問題については、会社としての責任の問題と株主の責任の問題と、2つの論点があります。会社側が上場廃止の憂き目を見るのは当然であるにせよ、株主の責任はどうかということになります。このようなコンプライアンスの悪い会社に投資をしたのだから、株主も責任を取って当然という議論も成り立ちますが、西武鉄道の沿線に住んでおり、西武鉄道に愛着を持って株式を保有していたという株主も責任をかぶるべきなのか、という件についても考えていく必要があるように思います。

次回は、虚偽記載についてもう少し考えてみたいと思います。みなさんは、虚偽記載、どの程度重大な問題だとお考えでしょうか? 投稿をお待ちしています。

藤野英人

藤野英人

レオス・キャピタルワークス 社長兼CEO

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