
証券会社は未知の世界(momo-can)
まだバブルの名残があった頃、二十歳そこそこだった私は、親の勧めもあって、給与の一部を投資にまわしていました。しかし、証券会社というのは未知の世界。足を踏み入れるのが怖く、非常に童顔で当時学生に間違えられることも多かったため、普段着で行っては相手にしてもらえないのでは? と思い、スーツを着こんで窓口に行った覚えがあります。今となれば笑い話ですが、当時はそれだけ未知の世界でした。しかし、銀行というと学生でも足を運ぶ場所。皆が気軽に足を運べる場所なので、私のような経験をする人も少なくなるのではないでしょうか。ただし身近になってもリスクがあるものには変わりないので、その辺は注意が必要だと思います。私自身、メインバンクとして使っている銀行で、投資信託などについて専門的にアドバイスしてくれる方に相談をしています。相談窓口が通常の窓口とは別にあり、凄く相談しやすいです。あまり混雑している様子ではないところを見ると、まだまだ浸透していくには時間がかかるのかな? と思います。
いままでの信頼関係(梶本洋子・東京・パートナー有・51歳)
以前からお付き合いのある銀行の営業担当者から、いろいろお話しを伺う機会があります。既に信頼関係のある担当者が数多ある商品から吟味して情報を提供してくださることは、とてもありがたいことだと感じています。そういう意味では、「投資」がとても身近になったと思います。ただ、実際に投資に踏み切るのには時期尚早だと考えています。今は、現業に精を出すのが先決ですので。
地方に住んでいるので便利に(周)
私は、投資が身近になると思います。その理由は、地方に住んでいると証券会社に行く機会がないからです。私が住んでいるところから証券会社に行くには、1時間以上かかってしまうので、ちょっと質問しに行きたいと思っても行けません。夜にセミナーなども開催しているようですが、仕事を休まないで行くというのは、移動時間を考えると無理です。そういう意味からも地銀でも規模が比較的大きなところで証券仲介業を解禁し、説明会などをするなどして投資を身近に感じる機会が増えれば、挑戦してみたいと感じるのではないかと思います。オンラインでいつでも取引できる証券会社もありますが、初心者としては、生身の人間に質問したり、相談したり、セミナーで勉強したり、基礎の基礎というところからの知識を得たいなと思います。投資を完全に自分のものにできたら、オンラインの証券会社が便利で良いと思いますが、オンラインの証券会社を身近に感じられないという現実が投資に踏み切れない原因になっていたので、銀行の証券仲介業解禁には、期待しています。
銀行は身近な金融機関(みゆざる・愛知・パートナー有・34歳)
ひらめき、スピード、タイミングを必要とする投資は、いまの時代一般家庭においても必要な経済要素だと思います。証券会社は、一般の人間にとって敷居が高く入りづらいもの。銀行は、もっとも利用しやすく身近な金融機関です。顧客に対する銀行のアプローチさえ適切でしっかりしていれば、誰もが考えるようになると思います。