
個人的な投資というだけではなく(Jayster・東京・パートナー無・25歳)
今秋からアメリカの大学院の後期博士課程へ進学します。奨学金の申請などは特にしていなかったのですが(research assistant, teaching assistantなどの学内アルバイトで学費をまかなえるため)、思いがけないところから奨学生に選ばれたとの通知がありました。進学予定大学の中にある、「日本学研究所」という財団が、初年度の学費の半分を負担してくれるとのこと! 「貴方の研究テーマは、アメリカにおける日本学の発展に寄与するものだと認め、それをサポートしたい」とのことでした。今回のサーベイのテーマからは少し論点がずれますが、教育とは、個人的な投資であることとは別に、大学や社会が「学問の発展のために」「知識を更改し、社会を豊かにしていくために」すべき投資でもあるような気がしています。
証明するものがないと(るぅ・沖縄・パートナー無・32歳)
留学から帰国し痛切に感じたことは、たとえ知識があっても証明する資格という形がなければ、日本社会ではどうにもならないという事実です。逆に資格さえ取得していれば実際の知識の有無は重要視されていないように感じます。その点も踏まえ今年は知識貯金をしようと年明けからさまざまな資格に向けて取り組んでいます。とはいえ勉強に身が入らず、つい先日のシスアド初級は悲惨な状態でした。この試験に限定していえば、資格取得できれば私の会社から奨励金が支給されます。しかし、お金目的だけではありません。やはり仕事に携わるにあたり、知識を高めることは自身の業務能率向上、お客様対応レベル向上に直接関わると考えています。よりよい顧客満足度提供の為と考え、また秋の受験に向けて勉強開始予定です。今後のCareer upを見越した資格取得に励みたいと思います。
社会人になり実感(さつまいもこ☆・神奈川・25歳)
勉強するのにお金と時間がかかるということが、社会人になってから身をもってわかりました。
子どもと自分の場合(willow・千葉・パートナー有・48歳)
子どもの教育費は、投資者への見返りや配当を期待しない投資で、自分の教育費は正に配当目当ての投資です。子ども達への教育費「投資」資金を稼ぐ為に、自己投資するという事があります。自戒しているのは、「こんなに投資したんだから……」と子ども達に成果を求めたり期待してはならない、という事ですね。実際、教育にはお金がかかるし、お金をかけなければ、知り得なかった事もたくさんあります。人生の可能性を広げ、豊かにするためには教育は不可欠ですから、投資は必要条件です。しかし教育に投資したから人生が豊かになるかというと、これはそう単純じゃない所が充分条件でもない。でもやっぱり、教育は投資ですよね。