
誇りを持って生きていけるように(kaneyan7・東京・パートナー有・32歳)
「身につけた教養は、誰にも奪われることのない財産……」幼い頃、母が言ってくれた言葉です。在日3世である私は、幼少より、書道やピアノといった習い事をたくさんさせてもらいました。母は「もしもこの先、在日だということでいじめられることがあっても、誇りを持って生きていけるように……」と考えてくれていたようです。幸いにも差別を受ける事はありませんでしたが、身につけた技術や教養、さらには継続する中で培われた忍耐力や集中力、コミュニケーション力etc.がいろんな意味でいまの私を形成し、支えてくれています。教育は自分を育てる投資だと思っています。
選択肢を増やす(ninomy・神奈川・パートナー有・39歳)
教育というのは「選択肢を増やす」ということではないかと思います。道具箱の中身は多いほうが、将来子どもが進路(単に進学先ということではなく)を選択する時にいろいろな可能性を探れるのではないかと思うからです。私はいまやっている習い事が直接将来の職業や収入に結びつくというよりは、それらの経験を通して磨かれる認識力や感性などを結びつける能力を獲得し、物事への対応力を高めていくのだと思います。その意味ではキャピタルゲインを期待するのではなく、長期保有で配当益重視の投資ですね。
両親に感謝(キョマリン・千葉・パートナー無・35歳)
学校に限らず、子どもの頃の習い事なども含め、これまで受けてきた教育の集大成としていまの自分がある、と最近特に強く感じることが多いです。その意味で教育は「投資」といえますし、投資によって取得する「無形資産」は「繰延資産」であるともいえますね。両親は戦前・戦中の生まれで、自身が願っていただけの教育を満足に受けることができなかったこともあり、子どもである私には最高の教育を受けさせたいという気持ちが強かったようです。両親には本当に感謝しています。
少しずつですが成果が出ています(junko1942・京都・パートナー無・43歳)
教育は投資だと思っています。私自身は専門職についていますが、顧客満足のため、同じ専門職のリーダーとして働くためには、さらなる教育を受けることは必須です。そのことが次の仕事につながり、組織内での信頼もうみ、ひいては収入増加につながります。私自身は自身の技術向上のための研修を受ける一方、自身の職業のエビデンスを得るために大学院での学習も続けています。いまのところ、成果は少しですが得られています。ただ、大学院で修士や博士の称号を得ることが本当に自分のやりたい仕事につながっているのかどうか最近少し迷いもしています。