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2005/6/20(月) - 2005/6/24(金)
1日め:テーマの背景 | 2日め | 3日め | 4日め | まとめとリポート
3日め

テーマ定年が65歳になるって知っていますか? 

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キャスター
伊藤宏一
伊藤宏一 千葉商科大学大学院教授・CFP

「定年」という言葉は明治時代の後半にできた言葉で、都市化していく大正時代に定着したと言われています。それまでは日本人の生活設計の中に「定年」という言葉はなかったのです。そして今この言葉が揺らいでいます……

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これまでに届いているメンバーからの投稿

YES

介護保険サービス利用もスムーズに(richi-nf・愛知・パートナー無・36歳)

ケアマネージャーをしています。介護保険にも絡むことなので、様々な人を通して多くのことを考えさせられます。魔の5年間がなくなることで、少しは介護保険サービス利用もスムーズに行くかもしれません。私自身は、まだまだ65歳を想像していませんが、なにぶん独身なので、貯蓄は常に考えています。

「第二の人生」に選択肢を(nyoro-nyoro-nyoro・東京・パートナー有・28歳)

60歳で定年というのは周りの人を見ても早いと思います。しかし、60歳で定年することをものすごく待ち遠しくしている人が多いのも事実。今まで仕事人間できた人たちが、「自分のやりたいことをどんどんし、家族と過ごせる時間が嬉しい」と言うのを聞くと、60歳以上の生活の仕方をいろいろと選択しやすい世の中だといいのかなぁ? とも思います。難しいことは分からないけど……。

アーリーリタイアメントを期待しているので(Atlanta・神奈川・パートナー有・46歳)

個人的にはアーリーリタイアメントを期待しているので、少々げんなりしています。でも、年金も受給年齢が上がってくるし、働き続けなければ食べていけないのも事実。社会全体を見れば、今の60歳はまだまだ若いという感じだし、65歳定年は労働者人口減少にも歯止めがかかって良いように思います。一方、現在の会社が抱えている「老害」で若者の活躍場が狭まるのではと少々心配もしています。役職定年は60歳にする、特別なスキルは優遇するなど、継続勤務の条件を整える必要があるのではないでしょうか。

人の安全に関わる職業でも? (よんよん・福岡・パートナー有・39歳)

義父が63歳なので、65歳まで働けるなら、本当にありがたいです。でもタクシーの運転手をしているので、65歳まで雇ってもらえるのか疑問です。運転技術は、本人はしっかりしているつもりでも、端から見ると危なっかしいことがあるでしょう。どの業界でも65歳まで雇用が有るのか知りたいです。

NO

若年層の雇用にもっと真剣になって(senjuan・岐阜・パートナー無・37歳)

趣旨がズレるかもしれませんが、厚生年金の受給が65歳開始に引き上げられていくことを考えれば当然かもしれません。しかし、今の優遇されまくるだけの高齢者に65歳まで働く場を与える必要は感じません。収入があって、年金もたくさんもらえる、年代が下がっていくほど不公平になっていきます。むしろ、若年層の雇用についてもっと真剣になってほしいし、働く場を用意してほしい。ある程度人生を送った高齢者がいつまでも働けばそれだけ若年層はそれにすがって自分で働かなくなると思います。裕福で楽な暮らしができる今の高齢者をさらに裕福にさせる必要はないと思います。国民年金の人との差がますます広がると思います。

嘱託社員か、定年退職かの選択(みんつ・愛媛・パートナー無・37歳)

制度改正で定年が65歳になることを知りませんでした。今の会社は正社員が60歳になると嘱託社員に移行するか定年退職するかのどちらか選択できます。嘱託社員を選択すると、基本給などは7割になるものの毎年契約を更新しながら定年を延長できます。特に65歳までということもないようです。昇給も昇進もなくなるけれど、社保完備で収入が続くのはやはりありがたい。私が新卒で就職した頃、女性の定年は50歳でした。あれから15年。定年が15年ものびたのか……。当時の自分と同じ年月が未だ企業人として残されているんだなぁ。なんだか嬉しい。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

老後のビジョンと資産

「定年」という言葉は明治時代の後半にできた言葉で、都市化していく大正時代に定着したと言われています。それまでは日本人の生活設計の中に「定年」という言葉はなかったのです。そして今この言葉が揺らいでいます。考えてみると「定年」という言葉が通用したのはたかだか百年で、「定年に左右される人生」は、長い日本の歴史の中では普遍性のある生き方とは言えないということを確認したいと思うのです。ちなみに米国にはもちろん定年はありません。一定の年齢ですべての人の労働能力が失われるということはありえないと考えているからです。

大切なのは自分で自分の人生全体のグランドデザインとその具体的なプランを作り、実行することだと思います。仕事をいつやめるかは会社や制度が決めるのでなく、自分で決めることと、自立的に考えることが大切です。ですからAtlantaさんのようにアーリーリタイアメントを期待したり、nyoro-nyoro-nyoroさんが、聞いている「自分のやりたいことをどんどんし、家族と過ごせる時間が嬉しい」という声があることは当然のことです。

伊能忠敬は一生懸命働いて一定の財をなして、五十歳でリタイアし、それからライフワークとして実測による日本全国地図の作成を始め、18年かけて完成させました。こうしたたくましく、ビジョンある人生を描くことが、とても大切です。

先進国の中で、日本人が最も老後のビジョンがないというデータがいろいろと出ています。こうした傾向を一掃し、自分の力で人々の役に立つライフワークを持って生きれば日本の高齢者は社会と世界に貢献できるのではないかと思います。またライフワークという生きがいがあれば、それを実験するために病気なんかしていられませんから、健康にもいい影響を与えます。今回のこうした制度改正の前提として、以上の点をまずは深く考えておくべきと思います。

ところで伊能忠敬の時代と異なるのは、こうした老後のビジョンを実現するために自分の働く能力だけでなく、資産運用の力を使うことができることです。60歳で1千万円あったとして75歳まで15年間税引き後2%運用できれば、1346万円、5%運用なら2079万円、8%運用なら3172万円になる可能性があります。60歳時に3千万円あって税引き後4%でずっと運用できれば年間収益が120万円になるので、月に10万円使っても3千万円はまったく減りません! 今の超低金利で預金をとりくずしていくと、いつか預金が底を尽くという多くの人が抱えている不安から解放されるのは、こうした資産運用の力によってではないでしょうか。

社会貢献や環境保護などを考え投資家を大切にするいい企業に投資して、その企業が成長すると同時に自分の老後資金も増えていくというお金の回し方を考え実践していくことが、自分を一生経済的に支える力になります。制度や企業に左右されない自分自身の人生を築いていくために、資産運用力を身につけることがとても大切です。

あなたは老後のライフワークやビジョンがありますか。そしてそのために資産運用していますか。

伊藤宏一

伊藤宏一

千葉商科大学大学院教授・CFP

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