

誠意が生徒に伝わり、変化が見られた時(LucyGracy・北海道・パートナー無・27歳)
高校で英語を教えています。うちの学校は学区内で輪切りされた最下層の生徒が集まっています。そのため、アルファベットの“b”と“d”の区別がつかない子や、“am”“is”“are”の使い分けができない子どもたちが大勢います。彼らは英語アレルギーはもちろんのこと、劣等感や見捨てられ感を強く持っていて、なかなか学習に気持ちを向けてくれません。それでも、時間をかけて信頼関係をつくることができると、彼らなりに一生懸命頑張ってくれます。一生懸命ノートを取ったり、課題のわからない所を質問したり、手を挙げたり。普通の人から見れば、ごく当たり前のことですが、彼らにはすごい変化です。ほかにも、生活指導などでこちらの誠意が生徒に伝わって、生徒に変化が見られた時、わたしは社会貢献できたなあと、しみじみうれしく思います。日ごろは、なかなか指導がうまくいかず、心ない言葉によく陰で涙しているので。
安全性を考慮した賞味期限に(あるばーと・神奈川・パートナー有・36歳)
わたしも技術系という職種で就職したくちですが、担当は、食品もしくは食品に関する技術開発や、その技術の安全性を確認することなどでした。賞味期限の根拠となるデータを取ることも大きな仕事のひとつで、非常に責任の重い業務でした。
ある商品の賞味期限を決める最終会議に出席したときのこと、「賞味期限を〜とする」との判断がなされようとしたとき、わたしは異を唱えたのです。技術的見地から、その期限内の品質を保証するのにギリギリのデータしかなかったからです。営業側の言い分は「流通上、できる限り長いほうが販売しやすく、低価格で販売できるので消費者にメリットがある」という、価格優先で品質を後回しにしたものでした。食の安全の限界を提供する重要な情報のひとつである賞味期限を、確実に保証できないレベルで販売するという行為がわたしには許せず、断固として反対したのでした。
食を提供するという、責任の重い立場を考えれば当然のことだと、粘り強く強硬に主張し、上司たちは納得がいかない様子でしたが、最終的には「十分に安全性を考慮した賞味期限を設定する」という決定にたどり着くことができました。
末席にいたわたしでしたので、あのときは「ああ、これでこの会社人生が終わった」などと帰り道にあれやこれやと考えたことを覚えています。しかしあの後、この決定が業界に石を投げることになり、会社の判断が大きく評価されたのでした。技術者として、「ちょっとだけ社会に貢献できたかも」と実感できた、初めてのことでした。
NGOのイベントに協力(miechan・東京・パートナー無・34歳)
販売促進の仕事をしています。昨年、とあるNGOのイベントに協力をしました。単純に場所貸し料金をいただかないという形でしたが、社内でも評判がよかったのです。また、イベント内容が話題を呼び、新聞などにも取り上げられたので、ボランティア活動への協力という間接的なかかわりでしたが、われながら、いいイベントを行えたと思っています。
感謝されたとき実感(いまいくん・埼玉・パートナー有・40歳)
オフィスのデザインを仕事にしているので、「素晴らしいオフィスをありがとうございます」「このオフィスならやる気がでます」「会社に来るのが楽しみになりました」などなど、実際にお仕事をされてる方々に感謝されると「役に立ってるな!」と実感しますね。

全体像がはっきり見えず(remy・東京・パートナー無・29歳)
直接的に社会貢献をしている、と実感できるような体験は残念ながらまだありません。ただ、自分がかかわっている仕事と社会とのつながりが、全体像としてはっきり見えていない状態だと思うので、もしかすると、どこかでつながっているのかもしれません。それを実感できるといいのですが。

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