

ふくらみのある仕事はできない(miyaco・兵庫・パートナー有・29歳)
段取りなどを説明する面倒くささが先に立ち、人に仕事を任せられません。これはわたしの説明能力の低さが問題。ちゃんとチームで仕事に取り組んで、ある面では人に任せないと、ふくらみのある仕事はできないんだけどな。
器が大きくならない気がする(Kylin・大阪・パートナー有)
人に仕事を任せるの、苦手ですね。デザイン系の仕事ですから、細かなニュアンスが伝わらずに手直しする手間がもったいないこと、自分でやると、思い付いた時にすぐスケッチなどができて結果がすぐわかること、そもそも人とのコミュニケーションの取り方が下手なことなど、理由は枚挙に暇がありません。会社組織上は「管理職」なので、アタマでは人に任せられる仕事は委譲して、高度な判断を必要とする仕事に移行しなければいけないのはわかっているのですが。でも、それをやらずにいると人間としても、器が大きくならない気はしています。
やりきれない気持ちを感じてしまう(ユニコ・東京・パートナー有・32歳)
なぜなら、自分でこなしたほうが間違いがないし、迅速だからです。人に頼むとミスがあった時に、自分の失敗として責任を取らなくてはいけなくなります。自分でやった上での失敗なら、納得がいくのですが、他人の失敗の責任を引き受けなくてはならないのがどうしても納得ができません。仕事というのはそういうもの、といって割り切れるように気持ちを持っていっても、実際頼んだ仕事にミスがあると、やっぱり自分でやればよかったと後悔します。任せられるような人がいない、という問題もありますが、どうしても一人で抱え込みがちになってしまいます。わたしの場合仕事を頼む人は自分の同僚なので(上司→部下の関係ではない)よけいやりきれない気持ちを感じてしまうのです。
とても難しく奥深いもの(うめり・東京・パートナー有・33歳)
必要以上に真面目に、必死に仕事をしてしまうわたしは、人に仕事を任せることが苦手です。人がもたついたり、仕事のスピードが遅すぎると「なんでこのくらいできないんだろう」と、ついイライラしてしまうことがあるのです。さまざまな人がいる職場では、こうした部分は欠点になりかねません。そこでどうしたら直るのかと考えた結果、わたしは相手の力量やペースを受け止めることが苦手なんだということに気付きました。一人っ子で育てられ、自分のペースで何事も進んできたことが原因しているのか、相手に気持ちを添わせることが苦手なのです。人に仕事を任せるということは、簡単に見えて、実はとても難しく奥深いものなんだと痛感しています。
机上での知育訓練も必要(フォレスト・茨城・パートナー無・22歳)
もし自分が上司の立場にあり、部下に仕事を任せるならば、時間軸と人間軸に照らし合わせて「教育」と「遂行」に分けて任せなければならないでしょう。部下の能力なども一朝一夕に把握できるものではないし、優先度や重要度の高い仕事であってもなくても、お互いの信頼関係を築く時間であったり一定のOff-J-T、つまり机上での知育訓練も必要であるからです。

任せる側の余裕と自信が必要不可欠(Petite・ニューヨーク)
尊敬する上司から学んだマネジメントスキルは忍耐力と柔軟性と伝達能力です。忍耐力−−自分が定めた期限まで横やりを入れない(余裕のある期限設定をする必要があります)。柔軟性について−−成果物が求めていたものと違うということは、往々にして起こります。自分の指示に間違いや曖昧なところはなかったか確認するとともに、そこからどうやって軌道修正するかという臨機応変な対応が力の見せ所です。
伝達能力−−論理的思考の必要性は言うまでもなく、それを文章(言葉)にして伝達することができなければ指示が適確には出せない。他人に仕事が任せられないのは、自分に自信がないからだと言われました。厳しい言葉でしたが、今でも心に響くものです。複雑で高度な仕事ほど「一人でやるほうが早い」ことなどなくなると思いませんか。何人もの専門知識を持った人間をオーケストラの指揮者のようにまとめていくことでしかプロジェクトは完成しませんよね。尾花さんがおっしゃるとおり、仕事を任せるには任せる側の余裕と自信が必要不可欠ですね。
上司を反面教師に(nanachann・愛知・パートナー有・40代)
少し前までは、いつも自分で抱え込んでいました。なぜなら、人に説明をして教えている時間が惜しく、自分でやってしまった方がスピードも速いし、進捗状況の確認の手間も要らず納得がいくから。ここ1年前程からはかなり人に任せていけるようになりました。ある程度任せるようになると、自分では気付いていなかったすばらしいアイデアや知恵をもらえたり、一緒に考えてくれる人がまた一人増えた、という感じで仕事に幅ができたと思います。
ただ、任せ方には気をつけたいものです。わたしの上司は、任せ方が半端じない。ただただ、部下に仕事を丸投げしているだけ。進捗状況の確認なし、アドバイスなし、そのまま上の上司に持って行き、上の管理者から注意が入ると部下の責任100%転嫁しています。仕事を任せるというのはおろすことではないです。任せるからには仕事を知っていないといけない、マネジメント力を持ち合わせていないと本来の仕事を任せる、という意味にはならないと、上司から学びました。

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