
あなどれない昔のつて(IPウーマン・35歳)
初めは大学の先輩後輩だから、という理由で紹介されたが、次第に担当者に気に入られるようになり、いまではすっかりごひいきにして下さっているクライアントがある。高度に専門的な仕事であり、クライアントあってなんぼの世界なので、頼られるのは素直に嬉しい。少しでもクライアントの利益になるように、日ごろから情報収集し、勉強するようにもなった。いままで同窓会と名の付くものにはほとんど出なかったが、昔のつてというのもあなどれないものだ。
指名を受けても会社として受けてもらっている(mikaka・東京・パートナー有・39歳)
名指しでご指名をいただくのですが、担当の方にまわすことが多いです。お客様には最終的にご満足いただけているようですが、個人の指名でもいまのところは会社内での力関係と自分のキャパシティから、会社として受けてもらっています。いいのか悪いのか気になります。
後ろ向きな指名は前向きにつながることも(nagachan・千葉・パートナー有・36歳)
「後ろ向きな指名」が「前向きな指名」につながることもあるのではないかと思います。以前翻訳の仕事をしていましたが、最初は別の翻訳者の「代打」として投げられた仕事をこなしていくうち、「翻訳はあなたにお願いしたい」と「前向きな指名」をいただくようになったことがありました。
現在は翻訳から離れて別の仕事をしていますが、スケジュール的に問題がない限り、また自分自身が伸びていきたい方向性と合致していると思った仕事には、積極的に取り組んでいるところです。
指名する側も覚悟の上では?(ハネサコ・オーストラリア・パートナー有・41歳)
入社して10年目に新しいポジションを「君ならできると思うし、やってほしい」とオファーされ、二つ返事で受けました。いきなり大きなプロジェクトを任され、何から何まで知らないことばかりでしたが、2年越しでプロジェクトが終了したときに、ボスから「実は、途中で、やっぱり君には無理じゃないかと上層部で話が出たこともあった。でも、予想以上の結果を出し、本当によくやった」と言われたときは、冷や汗モノでしたが、本当に嬉しかったのと同時に、我慢して辛抱強く私を使ってくれたボスに心から感謝しました。まず、指名された時点で、既に指名したサイドからある程度実力が認められている証拠と思いますし、指名サイドも覚悟の上の指名と思いますが、どうでしょうか?