
プロ意識、的確さ、笑顔……(まゆちゃん・長野・パートナー有・35歳)
以前いた会社とその取引先にいました(現在私はまったく別の業界にいますが)。自分の仕事に対するプロ意識を持ち、だれよりも一生懸命に、そして深く仕事に取り組み、的確にものを言ってチームを動かしていく、そんな30代後半の女性たちでした。その上決してギスギスしているのではなく、笑顔を絶やさない……。私が転職したため、仕事は一緒にしていませんが、友人として年に数回お会いしています。
いま、早くも自分が当時の彼女たちの年齢に近づき、そして近い将来、グループのリーダーとして仕事をすることになりそうな状況になってきました。「彼女たちならどう振舞うだろうか」ということを念頭においてうまく仕事ができるといいな、と思っています。
この人のために頑張ろうと思わせるわが社の女社長(みやえり・東京・26歳)
社内ではズバリ社長が目標の人です。女社長で、かなり歳ですが、昔の事例にとらわれず柔軟なものの考え方ができ、社員を心から愛し、この人のために仕事を頑張ろう、と自然に思えるような人です。どんなに若い社員の言葉にも先入観を持たずにまずは聞く姿勢を持ち、いいところはどんどん取り入れていけるのが、いままで現役でやってこれた秘けつだと思います。経験を積んでも、常に柔軟なものの考え方ができる人に私もなりたいと思います。
公平なリーダシップと上手な任せ方(百花繚乱・鹿児島・パートナー有・36歳)
上司、先輩問わず同僚にもいました。私は男性営業マンの中に女性1人(営業事務)の職場で、さまざまなタイプの営業マンと接してきました。その中に、頭がきれ、気配りができ、公平なリーダーシップを取ることができる営業マンがいました。業務上、みんなに協力要請をする立場だった私は、随分と彼のお陰でスムーズに運ぶことができました。聞けば、前職で管理職経験があるとのこと。任せ方もとても上手で、彼の部下になら進んでなりたいと思ったものです。
以前の上司はいまでも人生の師(マグマ大使・滋賀・パートナー有・51歳)
以前に勤務していた会社の上司。化粧品メーカーの宣伝部に配属された新卒の私にとって、当時の部長であった人。いくつかの戒めを最初にいただいたが、そのひとつが「スポンサー面をしてはいけない」というもの。広告宣伝はお金を使うが、勘違いしてはいけない。どこに対しても、だれに対しても対等であれと。専務まで務められて退任されましたが、いまでも折に触れ、人生の師として相談しています。
自分で考えて仕事をする姿勢も教えてくれた(remy・東京・30歳)
かつての直属の上司のようになれたらと思います。仕事上の指示を仰いだり、相談したりすると、いつも明確な答えを示してくれました。「それはこうすればいい」という答だけでなく、「そこは自分で判断すべきことですよ」ということも厳しく教えてもらえたので、自立して仕事をしようという考え方ができるようになりました(実践はいまでも難しいですが)。私の異動のため、1年しかその上司の下で働けなかったのが残念です。