
意見の公開(みいにゃん・埼玉・パートナー有・36歳)
インターネットを介してもっと意見を集め、さらに一般にその意見を公開して議論をし、話を深めていって欲しいです。そして、話の内容が熟したところで、制度を変えるなど、法律の制定に動いていくようになればと思います。デジタルテレビが普及すれば、そういう事がもっと簡単にできるようになるので、期待しています。市の単位であれば、住民投票をもっと活用して欲しい。
より活用してもらうためには(黒ヤギ・群馬・パートナー無・40歳)
私は地方公務員ですが、人事部門にいた時は、嘱託や臨時職員等、共済制度外の方への社会保険の説明はできる限り行っていました。しかし現在、市役所の窓口部門で働いていて、出産手当金等の説明を十分行っていない事業所が多いと感じます。社会保険加入者であるにもかかわらず、市役所で出産手当金等が支給されると勘違いされる方が少なくありません。自分から請求しないと貰えない、という現状があるにもかかわらず、制度の広報はあまりに不十分です。それを中小事業所の人事担当に求めるには、事業所負担がかかりすぎますし(雇用主としての責任を感じてないのか、制度を把握してない所も多い)、現在の社会保険事務所の体制では人手も足りないと思います。労災や雇用保険も含め社会保険制度の重要性をもっと認識してもらい活用してもらうためには、人手もお金もかけるべきだと思います。
公的機関から積極的な情報提供を(ラムネ&タマ・神奈川・パートナー有・35歳)
各種情報は情報番組や雑誌からで、ことに「得する情報」を得るに際し、役所が最初の情報源となったことはありません。昨今、「節約情報」と称してFPや経済ジャーナリストの肩書きをもつ方々が活躍していらっしゃるので、大変参考になります。でもこういうことは本来、役所が積極的に広報すべきことですよね?最近あった事例では、国民年金の未納分をさかのぼって納めることができる措置がとられる情報を知り、問い合わせたところ、「マスコミが勝手に報道しているだけ」という回答が返ってきました。この件にかかわらず役所の対応で気になるのは前月ならばたとえ31日であっても「わかりません」、その翌日(当月)は明確に回答。可決・施行が決定されていることならば、「わからない」ではなく「詳細の説明は来月に行いますので」といった説明の仕方がどうしてできないのでしょうか?
普通の人の意見を(オレンジ0303・静岡・パートナー有・41歳)
相変わらず男性社会であるということです。女性議員が出ても本当の働く女性の現場の意見は反映されていないと思います。個人で良い意見を持っていても、党という、多数決に埋もれてしまっています。普通の人よ、是非もっと議員になって。
多数決で勝つためには多くの票を(月の猫)
夫婦別姓・子どもを育てられる社会、そういったものはやはり「不便を感じている」女性が声をあげなくては、男性政治家たちは「所詮はヒトゴト」としてしか考えないでしょう。少なくとも、票にならない政治活動を彼らがするとは思えません。それであれば、票になるようにしなくてはなりません。それが民主主義の論理です。少数派意見を大事にすることもうたわれてはいますが、結局は多数決で物事が決まるのです。男性の強いところは数をまとめられるところでしょう。反対に女性の弱いところは、数を頼めない、頼んでも長続きしないことでしょう。草の根などの地道な活動は継続しますが、声を出して政治を変えようというときに、2歩も3歩もひいてしまうのでは、やはり変えられないものが多いのもわかる気がします。
日本には発言の場が少ない(アナ・バナナ・神奈川・パートナー有・29歳)
女性に限らず、一般市民が発言する場を作りたいと感じています。私の知る限りですが、政治に対して何かを思い、自分の中で意見をまとめたとしても、それを発表し、投げかける機会は設けられていません。その機会があるとすれば選挙だけ、というのは、とても残念だと思っています。友人に政治学の研究者がおり、よく意見の交換をしますが、やはり日本はもっと発言の場を設けた方がいいと思うとのこと。仕事・家庭・地域と、他者や社会との間にいろいろな接点を持つ女性は、実感を持って政治の矛盾や問題点を感じています。イー・ウーマンで意見をまとめて定期的に提言を行うなど、意識の高い女性が集まって影響力を持つようになれれば!と思う今日この頃です。
意見を取り上げる方法が必要(MIYAさん・東京・パートナー有・31歳)
政治に物申すというよりも、物申せるポータルサイトが必要ですよね。民間の力だけでなく、江戸時代の目安箱的なものが、お国のほうから必要だと思います。それをメディアも取り上げるべきですし、それを使って上手に討論にもっていくことができる受け手側の、上手に料理できる人材のタレント(才能)も必要です。女性で政治に物申すこと自体が、こんなふうにサーベイの材料になるくらいですから、まずいろいろ取り上げる方法をつくるべきですね。
もっと市民の目で(ぴっこりーの・神奈川・パートナー有・37歳)
大ありです!今の政治は封建制度のまま、男社会としての制度で相変わらず動いているということです。右肩上がりの成長が終わり、今後日本を支える労働力として何が何でも女性の活用が避けて通れないのは誰が見ても必至です。それなのに、保険や年金、税制など、いつまでたっても今の男社会での立て前と継続への主観でのみ成り立ってますよね。女性が働かなくては成り立たない今の家計。たくさん給料もらってる方達が考えるから変わらないんだと思います。もっと市民の目で、平均的所得の生活で成り立つ仕組み作りが今こそ必要なんです。そのためにも、もっと女性のオンブズマンや企業からの意見を交換する場を政府が設けるべきなのではないでしょうか。