

よい点は、今のこの仕事がとても好き
(HIKO・東京・30代・既婚)
フリーランスで働き始めてから、そろそろ10年になります。好きな仕事なので後悔はしていませんが、悪くなった点を挙げるなら、交際範囲が狭くなったことです。これは性格や仕事の種類もあると思いますが、わたしは在宅で翻訳をしており、現在は調べ物もネットでほぼカバーできるので、家から外に出ることが少ないです。また収入は不安定です。この点は夫が会社員であるので、そこに大きく依存していることは否めません。よい点を挙げるなら、今のこの仕事がとても好きだということです。
フリーランスを目指してレッスン期間中
(みかちゅう・東京・パートナー無・37歳)
今、プランナー&コピーライターのフリーランスを目指してレッスン期間中です。契約社員として働きつつ、半分はフリーランスという状態で仕事をしています。仕事柄、休日、昼夜関係なくなってしまうこともあります。会社勤めのころは、どんなに徹夜していても、朝の定例会議に出なくてはいけなかったり、社内調整のための書類作りに時間をとられたりしていましたが、そういう部分が解消され、不規則であっても、仕事に集中できるという点では満足しています。
不安はやはり収入が不安定なことと、税金などのお金の面です。今まで会社まかせだったので、勉強しなくては、と焦っています。会社を離れた今、会社という狭い世界で自分の存在を示すための、余計なプライドとか自己顕示とか人間関係のプレッシャーがなくなり、身軽になったなと実感しています。
そのかわり、別の重さがのしかかっていますが、フリーだからという割り切り(お金をもらうんだからやらなきゃ)と、次につなげるための実績づくり(結果出せなきゃ次がない)、プロとしてのプライド(なんでもハイハイでは進歩しない)とのバランスが、わたしには心地いいです。好きなコーヒーを飲んで、ラジオを聴きながら、楽なスタイルでPCに向かって仕事できるというのが、実は一番だと思っているのかもしれません。
組織にいながら、半フリーランス的な仕事も(StraySheep・茨城・既婚・35歳)
高校生の時分に写真家を夢見てました。実際には、違った道に進みましたが、もともとが「縛られるのが嫌いな性格」であるために「組織に属している窮屈さ」というのをとても感じます。
フリーになるということは、生活は不安定になるかもしれません。しかし、それで得られるものも多いと感じます。完全なフリーランスとはいえないかもしれませんが、「契約による受託業務」の形態をとることで、半フリーランス的な仕事もできるのではないかと考えています。
同業者間で情報交換で孤高には陥らない(himetaro)
フリーランスになりました。フリーになるまで、一定のパート収入が断たれてしまうのは痛いとずっと思っていました。しかし、フリーになってしまえば、あとは自分のフットワークとアイデアで、どんどん仕事を作り出せばいいのだとわかりました。サービス業なので、待っているだけではお客さんは来ません。こちらから仕掛けて、それに手応えを感じられることが今は楽しいのです。幸い同業者間で情報交換できるので、お山の大将や孤高に陥らないでいられるので助かっています。
今のわたしは周りの人に生かされている(まやれい・兵庫・パートナー有・28歳)
タイムマネジメントができる点では、フリーランスにとても引かれています。いつかはそのようになりたいとも考えています。たくさんの人と出会い、一緒に仕事をし、いつか活かせるだろう、と思ってはいるのですが、どうも今のわたしは、そういった周りの人に生かされているタイプだと思うのです。主体となって動けない、それがなぜなのか、それをもっと認識することで、本当の意味で、フリーランスになるのか、組織の中の一人になるのか、見極めたいと思っています。
どんな組織でもも属することに抵抗あり(フリーヅ)
仕事の内容によってはチームワークを重んじますし、仲間意識もあるほうだと思います。ただ、本来性格的に団体でいるのが苦手なため、どんな組織であっても属することに抵抗があります。また、外部と仕事をするときなどは、自分が顔になって前へ前へと出たいタイプなので、最終的にはフリーランスで仕事をしたいと考えております。もちろん外に出てミスした場合、その責任を負うのも自分。責任の所在もはっきりしていて、自分の仕事を冷静に評価できると考えています。

本来の専門業務に専念できない
(いまいくん・埼玉・既婚・40歳)
専門職(家具&インテリアのデザイナー)なので、比較的フリーランスになりやすいと思います。それなりにデザイナーとしての実績もあり、わたしのデザインを気に入ってくれているお客さんもいますから、極端な話、明日からでもフリーランスになれますね。ただ、フリーランスになれば、本来のデザイン業務のほかに、営業もしなければならないし、税金の処理などの雑務もこなさなければならない。それだとフリーランスになるメリットより、デメリットを多く感じてしまいます。
人の心をつかむというスキルの必要性
(まるげりーな)
最近、物が売れないとか、お金の流れが悪いとか、社会が停滞しているような感じがずっと続いていますが、気になっていることが一つあります。それは、「ほんとに売る気があるのか?」と感じることがある、ということです。どんなに最新機種を店頭に並べても、もう生活に必要なものはすべてそろっているので、並んでいるのを見るだけでは買う気になれません。パンフレットを見ても、「メーカーは、本当に自分の機種が最高だと思って作ったんだろうか」と思うことがあります。
心に響いてこないのです。その点、「ジャパネットたかた」の商品に対する熱弁ぶりは、すばらしいです。商品の特徴だけでなく、生活に根ざしたアドバイスをされるので、「これなら使えるかも」と思わせてくれます。フリーランスでも、人の心をつかむという力は、とても大きな力になると思います。そのためには、これからの時代、専門知識だけでなく、生活に根差した生活感のある仕事ぶりも求められてくるのでは、と考えています。
子どもが大きくなるまでに、スキルを積み上げておきたい(nanachann)
技術系の専門職ですが、5年ほど前には真剣に考えたことがあります。現在はチャンス、時期、タイミングを伺っているところです。人脈、ネットワークがとても大切だと思います。結局は「人」ですから。これは組織の中で働いていてもフリーでも同じことですが。フリーになると組織という後ろ盾がなくなりますから余計にです。今は自分の技術を磨き、人的ネットワークをさらに積み上げようと思います。もう少し子どもが大きくなったとき、自分の中での仕事の配分をより大きく取れるときまでに、より高めていきたいと思っています。
実力や人脈を作る努力は続けていきたい(ごまたま)
現在、組織に属して仕事をしている会社員です。会社員という身分で仕事をすることに満足しています。将来的にはフリーランスで仕事をしてみたい気持ちもありますが、今のところ仕事もおもしろく、人間関係も良いので、会社をやめてフリーで仕事をするつもりはありません。ただ将来フリーでも食べていけるくらいの実力や人脈を作る努力は続けていきたいと思っています。
働く女性として社会に還元することが夢(まるげりーな・千葉・既婚・28歳)
フリーランスか、組織かにこだわるよりも、自分がしたい仕事を何らかの形で一生懸命続けて、その結果人生で得られたことを第2の人生で社会に発信していきたいと思っています。子どもが独立して、生活スタイルが変わったころに、本を出すとか、講演するとか、または自分のオフィスを構えるなど、母として、働く女性として社会に還元できる日が来ることが、わたしのささやかな夢です。
50代になったフリーランス像が描けるなら(安久璃)
10年以上フリーランスでした。扶養家族がいないから、そこそこの暮らしでした。しかし、もしわたしが男性で一家の大黒柱としての収入を稼ぎ出すのであれば、ちょっとつらいかもしれません。収入上げるには単価を上げるか、数をこなすか、どちらかですよね。となると売れっ子になるか、組織を大きくして馬車馬になるかというところ。どちらかができないと、収入は上がらない。組織の中にいる男性が、不況でも年功序列で給料が上がることと比較すると、これでいいのかと思ってしまいます。
50代になった時の自分のフリーランス像が描けるなら、フリーもいいですね。わたしは、フリーが好きだったけど、今フリーから定職への移行中。組織の中にいると、「関係を絶つ」という選択肢が選べないというイライラがありますが、一度入ってしまえば、明日食い扶持がなくなることはないというぬるま湯の中です。移行するにはかなりハードルが高いのですが、入ってしまえばかったるいです。こんなぬるま湯にいる人には外の風は冷たいだろうなと思います。その代わりみんな我慢強い。その点は本当に尊敬します。

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