

社会とつながっていたい
(いが・埼玉・パートナー無・45歳)
ただし、仕事をしなくても経済的に困らない、という条件付きです。もちろんお金のためだけに働いているわけではなく、社会とつながっていたい、自分の人生目標の一つとして仕事を持っていたい、という思いはありますが、仕事をしないとすれば、もっと勉強したいことがあるからです。30代に興味を持ち、勉強を始めた心理学を大学院への進学も含めてさらに勉強し、カウンセラーになりたいと思っているので、そのための時間が欲しいのです。
多くの人と接して成長する
(risen・東京・パートナー無・34歳)
仕事をする目的は生活するためが一番ですが、そのほかでは、いろいろな意見を持った多くの人と接することで、自分が成長していくことだと思っています。なので、お金の面がクリアできれば、仕事をしない人生は大いにアリだと思います。自分の生活に多くの人と出会うことがきちんと確立され、成長していけば、仕事なしで人生を楽しみたいと思います。
仕事をしない人生のため、今は仕事を(aibe・大阪・パートナー有・29歳)
仕事をすることは当たり前だと思っていますが、毎日深夜まで働くハードな勤務が続くと、さすがに「こんな人生、おかしい」と思います。美しい自然や四季の移ろいを感じない生活なんて、生きていることにならない、と。仕事をしない期間があってもいいと思っています。ただ、結婚している以上、「自分だけ休む」ことには後ろめたさを感じます。一般的に、男性のほうが仕事をしないことには厳しい目を向けられがち。夫の人生が充実することも考えて、自分だけが楽をする生き方にはしたくないです。SEとしての経験を活かして、在宅でも仕事ができるだけの語学力を身につけ、夫が早期リタイアしてニ人で田舎で暮らす。こんなライフプランをたまに思い描いています。つまり、仕事をしない人生のため、今は仕事をしなければならないということですが。
心の休暇だった一年(mameminto・兵庫・パートナー無・29歳)
わたしは会社を退職後1年間、仕事なしの生活でした。この一年間は、心身ともに充実した暮らしを与えてくれました。前々から勉強したかったグラフィックの学校の門を叩き、そこで、絵の上手な人や、起業したいという夢を抱く人、年配の人など、さまざまな友人ができました。その人たちとの出会いから、新たな興味関心が生まれ、趣味もでき、今の自分があると思います。わたしにとって、その一年は心の休暇だったと思います。
仕事を続けていれば、と思うこともあるが(zoom・東京・パートナー有・53歳)
仕事を続けることを条件に結婚しましたが、子どもが生まれると、預けて働くことへの周囲の反対が強く、反対を押し切る自信も揺らぎ、結局それから25年間専業主婦を通してきました。子育てを終えた今、あの時仕事を続けていれば……と思うこともありますが、未熟な人間が親になり、子育てをすることは並大抵なことではありません。その戦いの中で、自分が育てられたということを自覚させられます。娘も仕事を持つことになりますが、子育てという、重大な仕事が待ち受けていることも忘れてほしくありません。妻、母であることで社会とつながっている人生も価値あることだと思います。
評価を得られない状態をどう納得するか(gonzares・北海道・パートナー有・38歳)
何を「仕事」と定義するかが難しいのですが、わたしは現在の仕事に就く前までは専業主婦でした。専業主婦も重労働で、キリがない仕事に追われる点では同じ。それが評価されないだけです。今、仕事を持ちつつ、子育て中ですが、地域の方々に一緒に子どもを育てていただいているという感じで、専業主婦の方々に支えられています。地域のことは、仕事に就いていない方や、その地域で働く方に負っている部分がとても多い。仕事をしてみてそのありがたさ、自分が専業主婦だったころのその意義などに気付き始めました。
今後わたしが仕事から離れたときには、地域への恩返しをしたいと思っています。青少年育成とか、老人会のサポートとか。ボランティアになりがちなそういった仕事が実は本当に大切で、でも善意だけではわたし自身が生活できないので、どうやってお金を回すかとか、いかに貯蓄しておくかなど考えなくてはです。このように「仕事をしない人生はアリ」とは思うけれど、報酬という評価を得られない状態を、では、どう評価してもらうか、どう自分が納得するか。精神鍛錬だけで片付けられるものか。自分の中に、矛盾だらけです。
中国の大学で留学生として勉強中(okochi・中国・パートナー有・34歳)
現在仕事していません。結婚しても一生仕事を続けていくつもりでした。会社の中で、年を取っていくにつれて、自分の場所をいつも奪われ、正直惨めな気持ちでいましたので、新規一転したいとずっと思っていました。でも夫がリストラされたときのことなど思ったら、どうしても金銭的に仕事を辞めるのが怖かったのですが、夫が転勤してから、うちの中の金銭状態もちょっと事情が変わりました。今わたしは中国の大学で留学生として勉強しています。こちらの物価は、日本の半分程度ですし、お金のために毎日寝る間を惜しんであくせくしていたことや、つらい思いをしてそれでも我慢をしていたことなど、なんとなくばからしい気もします。でもまた日本に帰ったら、中国の女性を見習い強く働くつもりです。こちらはどんな仕事でも女性が結構いて、女性のほうが優秀な場合が多いのでびっくりします。

人間は生きていれば必ず何かを創り出す
(さーぼー・東京・パートナー有・31歳)
満員電車、エアコンの効きすぎたオフィス、大量に排出されるごみ、おろそかにしがちな家事。会社勤めをしていると、自分に対しても、社会や環境に対してもいかに無理な生活をしているかを身にしみて感じます。状況が許すなら東京を離れて、自給自足をで、とれた野菜をご近所同士で交換し合うような、人間らしい暮らしをしてみたい。これは夫とも共通する夢です。ただしそれが「仕事をしない人生」かというと「No」。お金を生み出すことだけが「仕事」じゃないし、人間は生きていれば必ず何かをつくり出す生き物だから。
学んだものを役立てることができたら
(アンヘルカーサ・東京)
仕事をしない人生は考えられません。それぞれの考え方だと思うのですが、自分の能力を存分に社会貢献に役立てるのも仕事だし、家庭で家族の健康を守るのも仕事だと思います。わたしは田澤さんのように起業したタイプです。わたしが今まで学んだものを多くの方々のために、今まで以上に役立てることができたら……そのような気持ちで起業しました。生涯現役で働けるというのは大変なこともあるけれど魅力も多くて、わたしは仕事を社会貢献という形で与えられたことを幸せに思っています。
仕事を失って初めて知ったこと
(ゆたんぽ・福井・パートナー有・37歳)
以前保育士をしていました。公立の保育士だったので定年まで続けられたのですが、子どもの事情で辞めました。仕事を離れてみて、どれだけその仕事が好きだったか、自分が専業主婦でいられないかということを痛切に感じました。仕事をしている時は、辞めたい辞めたいと文句ばっかり言っていたのに不思議です。仕事ができる喜びは、その仕事を失って初めて知りました。そんなわたしですから、仕事をしない人生は考えられないですね。
「お金のために仕事をするの?」と聞かれ
(泉鈴・パートナー有・33歳)
昨年の春まで12年勤めていました。新しいところへ就職しましたが、4カ月弱で辞め、現在に至ります。「早く次の勤め先を探して稼がなくては!」と焦っていたのですが、夫に「お金のために仕事をするの?」と聞かれ、わたしには「自分の好きなこと=仕事」なのだと気が付きました。12年勤めたところも労働条件は最低でしたが「自分の好きなこと」だったので、どんな困難も乗り越えることができました。次に勤めたところは、給料重視で仕事内容については、2の次3の次で決めてしまい、結局体調を崩す結果に。本当に好きなことを続けるためなら困難を楽しむことも可能だと感じるようになりました。正直、最初は家にいる時間が長く、近所の人に何か言われたりしないかと、神経質になりました。実際「子どもができたの?」と聞かれました。でも、おかげさまで今は楽しいです。なのでわたしにとって仕事のない人生は、あり得ないのでNoです。
「仕事をしない時間」「仕事をしない人生」
(TSUNAMI1969・パートナー有・35歳)
田澤さんのコメントを読んで、一人娘で仕事は好きだったけど親の心配を無視しきれなかったこと、夫の転勤で仕事をしない自分に向き合ったこと、それをばねに「仕事を続けられるにはどうすればいいか」を模索してこられたこと、という共通点が3つもあったので驚いてしまいました。経済的・社会的に無力な存在である自分と向き合ったときに、人生の中で「これだけは譲れないものがある」とすれば、「仕事をして認められる」というやりがいや実感を失いたくない、という点だと認識したので、それ以後は「仕事をする人生」の実現を前提に模索を続けております。
人それぞれの価値観があると思うし、人生にはお金に換算できない価値のある部分があることも認めますが、わたし自身はやはり物心いずれの面でもやりがいや評価がまったく満たされない状況というのは耐えかねます。アイドリングとしての「仕事をしない時間」はアリですが、「仕事をしない人生」はあり得ない、ですね。
たとえ収入には結びつかなくても
(saji・東京・パートナー無・33歳)
巨万の富を手に入れたら遊んで暮らす、と常日ごろ宣言しているものの、実際のところは、遊んで暮らさないと思います。たぶん、貧乏性なのでしょう。たとえ収入には結びつかなくても、誰かの役に立ったり、誰かと一緒に何かを成し遂げたり、一人ではできないことを何人かで達成したり。そういう活動をずっとしていくことで自分の存在意義のようなものを確認していくんだろうな、と思います。
16歳からずっと働いている(mopi・神奈川・34歳)
一般的にはアリですが、こと自分に関してはあり得ない。貧乏性なのかもしれませんが、自分の欲しいものは自分で手に入れたいとか、そんなものですが。16歳でバイトをしてから受験時期などを除きずっと働いています。育児で一時的に離れることはあるかもしれませんが、そもそも家にいるのは向かない気がします。休みがあるからこそ、楽しいのかな、家も。
働くことで社会とかかわっていきたい(kmasami・新潟・パートナー有・31歳)
全部が全部Noというわけではありませんが、わたし自身を考えた場合、仕事をしない人生は考えられません。今の仕事は、休みも少なく、家事との両立も理解あるパートナーがいるからこそどうにかやっているという感じです。今の仕事をずっと続けていくつもりですが、これから出産、育児などを考えた場合、続けられなくなるかもしれません。その時は、別の仕事に就くと思います。どのような形であれ、働くことによって一個人として社会とかかわっていきたいと思うからです。

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