
いかに自社、自分の熱烈なファンになってもらうか(ガク・兵庫)
営業の基本は、消費者(得意先)と自社のパイプ役だと思っています。いかに「自社(自分)のファンになってもらうか?」しかも「熱烈なファン」に。
具体的な目標としての行動は以下の4つを得られるように動いたこと。「1.社名ではなく、名前で呼んでもらえるようになる」「2.得意先に伺ったときに、喜んでお茶に誘われる存在になる」「3。相手の話したい話題は何か?(仕事のことなのか、もうけ話なのか、家族の話なのか、単なる愚痴なのか……)」「4.得意先の人(お客様)が、評価されたい人はだれなのか?」
結果、13年間の営業で予算未達は、2回のみ。内々の決定事項を教えてもらえる、新規事業開拓の企画提案を求められる、そして……あり得ないと思われるかもしれませんが、得意先が倒産するかもしれないという情報まで、事前に教えてもらえたりしました。
いまも頭打ちになったら、初心に帰って、「ファンをがっかりさせるようなことをしていないか?」と自問自答しています。
自分を売ることが会社を売ることになる(み〜ひゃ♪・埼玉・パートナー無・31歳)
小さい企業ですから、自分を売ることが会社を売ること。そういう意識の上で仕事をしています。
私がいるから仕事を依頼する……そんなふうに言われることを意識してます。
評価材料を提供する義務がある(youko3・神奈川・パートナー有・37歳)
「売り込む」というとあまりよいイメージを持ちませんが、自分がしている仕事を正確に上司に伝える必要はあると思いますし、伝える努力をしています。結果としてどのような評価が下されるかは上司に委ねますが、その材料を提供する義務が私の方にあると思います。判断材料をかき集める努力をせず、表面的な部分だけを見る上司の下についた時に意図せぬ評価をされるのも、しゃくですし。
ベストの仕事を続けることが売り込みに(まゆちゃん・長野・パートナー有・35歳)
私は本来引っ込み思案な性格で、新しい世界で自分をアピールするのが苦手です。これまで転職や異動などで何度か新しい世界に身を置きましたが、いま振り返ると、初めから目立っていこう、というよりも、仕事上なら仕事を通して、伝えた方がよいと思うことは確実に伝え、やった方がよいと思うことは提案をし、提案をした責任をとるために自分で実行する、ということを心がけてきました。何よりも、ベストの仕事をし続けることが、売り込みにつながるのではないでしょうか。それと、上手に使いたいなと思うのが、年賀状や年度始めの挨拶状です。自筆で新しい資格を取得したこと、語学試験の点数が伸びたこと、自分の仕事の結果が世の中で発表されている場を書き添えることで、自分を売り込んでいます。
信頼、誠実、確実を心がけること(あるばーと・神奈川・パートナー有・37歳)
なにかをなし得たいと思うのなら、平素の努力を実らせるタイミングも計らなければなりません。当然、自分のことを理解してもらうことも重要だと思います。売り込んだ相手の方の「ハブ」になることで、相手も自分のハブになり、win-winの関係も築けます。コンピュータのネットワークは「信頼性」が非常に重要ですが、人間関係も信頼、誠実、確実を心がけることが重要だと考えています。
私の座右の銘のひとつに「チャンスは少しだけ手を伸ばしてつかむもの」がありますが、まさにこういうシチュエーションがピッタリでした。