
資格は保険になる(ohayoko・埼玉・パートナー無・25歳)
会社は今後どうなるかわからないので、たとえ独立できなくても資格がほしい。将来何かで家をあけられないことができたときにも役立つと思う。経験も必要だけど、資格も必要だと思う。資格は保険になる。
美容師として生きる(有依・埼玉・パートナー有・27歳)
床屋の長女だった幼馴染は、商業高校で経済学を学び、美容専門学校で美容師の資格をとり、その専門学校で知り合った彼と結婚。今は出産のため休業中ですが、いずれは同じく床屋の長男である彼の地元に移り、二人の店を建てるそうです。昔からまっすぐに人生を歩んでいる気がして、うらやましく思っていました。彼女にとって美容師の資格はまさに人生になくてはならない資格だったのでは。
1枚の紙が人生を左右する(Kylin・大阪・パートナー有・45歳)
「独立」ではないのですが、この4月付で異動になりました。理由は先方の職場で、1級建築士の資格が必要になったから。「管理建築士」として役所に登録されるために免許の証書原紙を持参しました。これからは、「責任」というプレッシャーがかかります。ほとんど黄ばんでしまった1枚の紙が自分の人生を左右するのを痛感した瞬間でした。
自分自身の確認のために(airy・神奈川・パートナー有・40歳)
在宅も含め、フリーランスで仕事をしています。今の仕事をしていくうちに、いくつか資格を取りました。いちばん大きな理由としては「自分自身の確認のため」と思っています。実際は資格を持っていなくてもその分野で活躍されていらっしゃる方も大勢おられ、資格を持っているからといって、即、仕事に結びつく……ということではないと感じます。と、言いながら、また新たな方向に興味が向いているところではあるのですけれど。しばらくお仕事の現場から離れていたり、新しい分野に取り組むときには有効だと思います。
会社はどうなるかわからないので(ダーシャ・東京・パートナー有・36歳)
会社はいつどうなるか分からない世の中なので、やはり自分自身の身につけておける資格取得を目指しています。会社に頼るのではなく、自分自身がいつでも売り物になるように、自分の得意分野を中心にして、関連性のある勉強をしています。
仕事を継続できる環境を整えるべく(アナ・バナナ・神奈川・パートナー有・29歳)
独立するかどうかはわかりませんが、税理士資格の勉強をしています。出産・育児を経ても仕事を継続できる環境を整えるべく、結婚を機に会計業界に転職し、資格の勉強を始めました。仕事や家庭と勉強の両立は易しくはないですが、女性は資格があったほうがいいと思っています。実を結ぶといいのですけれど!
資格はあっても現場を知らない怖さ(梶本洋子・東京・パートナー有・51歳)
「YES」と「NO」、実に難しい選択だと思います。長くSOHOをやってみて思うことは、「これで立っていこう」といういわば武器となるスキル以外に、身に付けていなければならない能力の多さです。また取得した資格への過信の怖さです。起業する以前に必要な能力を身に付けていない場合、該当する資格を取得することが一番の早道ではありますが、現場を経験していない怖さはたとえようもありません。今起業をお考えの方には、「資格取得が起業へのパスポートと考えるべきではない」と申し上げたい。一度は現場を経験すべきであると。ちなみに私はマニュアル制作を生業としています。テクニカルライティング、トランスレーション、イラストレーション(2D、3D)、DTP。そして確定申告のための経理業務などなど。該当する資格は何も取得していませんが、資格を取得していれば、今日までの道程が少しは楽だったように思います。