
「カッコよさ」とは、まず判断力(楽舞・東京・パートナー無・33歳)
私は社長にはカッコよくあってほしいです。ただ、カッコいいの定義は難しいですね。人としての包容力、推進力は、当たり前に要求しますが……。一番要求するカッコよさは、判断力でしょうか。判断力は先見性も決断力も併せ持った能力だと、日々実感することが増えました。自分が社長なら……と考える機会も多くなりました。判断力を間違えたら、部下の信用がなくなると思います。判断力には、当然、関係者の意見を吸い上げて整理する技術も必要です。これらを、さらりとやってしまえる社長に会うと、純粋にカッコいいなと思います。逆に、判断力が低下している社長にお会いすると、がっかりします。そういうわけで、社長には判断力を持って、カッコよくあってほしいです!
体を張って社員を守ってくれる社長(スロウ・東京・パートナー有・26歳)
表向きだけでなく、中身がカッコいい社長であって欲しいです。少しのことでは揺るがないまっすぐ一本どっしりと立っている木のようであって欲しいと思います。やはり、社長・上司というのは社員から尊敬・憧れの存在であって欲しいと思います。「背中で見せる」ではないですが、自分もこうなりたいと思える人がいることが大切だと思います。私の職場には憧れを抱くような上司がおらず、自分自身、ロールモデルがいなくて不安に思う事が多々あります。最近、自分のミスでかなり緊迫した状況になったことがあるのですが、自分の力なんて社会からしたらちっぽけなもので、結局は会社に守ってもらわなければなりません。この会社は、この社長は、体を張って自分を守ってくれるのか? もちろん自分で自分を守る事が当たり前ですが、会社の所属している以上、上の人に守られることもあるのではないでしょうか。しかし、会社側の意外な対応を目の当たりにし、絶句し、落ち込みました。それだけの強い意志を持ったカッコいい社長。こちらも体を張ってついていく!! と思えるくらいの会社・そして社長であってほしいと強く思います。
他人の心境を汲み取れること(ろぜ)
究極的には、「この人にならついていける!」と思わせる魅力のある人であってほしいです。その魅力の条件は、他の方の投稿にたくさん挙がっていますし、そのほとんどに賛成です。個人的に一番気になるのは「広い視野を持っているか、他人の心境を汲み取れる人か」という点です。会社の総務部で働いており、何かと社長と関わる機会が多いのですが……。この社長は思い立ったら即実行という方。その実行のために、社員が関わらなければならないことが多く、社長が何か思いつくと社員は今の仕事をストップしなければならない、ということがままあるのです。「実行できたら会社のためになることだけど、今そんな形で実行したらうまくいかないよ、もっとタイミングを見てくれればいいのに……」と思うことが多々あります。
にじみ出てくる熱い思いに(binko・大阪・パートナー有・44歳)
カッコが良いとは、「体裁(ていさい)。世間体。みば。『―が悪い』『―のいいことを言う』」と辞典にありました。社長は、「みば」が良い方にこしたことないが、やっぱり、中身でしょう。テレビの番組で、ある自動車会社のある社長のことが出ていたが、その人は、会社の危機を脱する方法に、社長自ら工場に出向き、製造工程の細かい段階から指示を出し、いかに効率よく精巧なものができるかを徹夜で社員と共に頑張った様子があった。それを見て社長はこれであるべきと思いました。みばではなく、中身からにじみ出てくる熱心さです。

カッコよさよりも、実績(syura・神奈川・パートナー有・43歳)
カッコよりも、実績をとりたいです。まともな人、そして、社会貢献ができてかつそれを利益に繋げられる人、自分で生活できる人、多様な生活を許容できる人、社会に合わせる柔軟な人がよいですが、なかなかいらっしゃいませんね。そういう人は組織の長になる野心がないかもしれませんね……。
地に足ついた現場主義者(もりぴぃ・埼玉・33歳)
カッコよくあって欲しくないです(笑)。私は2社経験していますが、前の社長も今の社長も、一見普通のそこらへんの普通のおじさん(社長、許して下さい!)という感じです。どちらの社長も地に足着いた現場主義者で、前の社長は、徹夜になって会社のソファで寝泊りしているのをよく見かけたり、トイレ掃除も皆と一緒にやってくれました。今の社長も、自分のお茶は自分で入れますし、自分の席の掃除も自分でしています。カッコいいといえば、これらはみな社長からの提案だったという点です。たまには風邪も引きますし、先日もしゃっくりが止まらなくて、必殺技(?)を教えてあげたら止まってとても喜んでいました。私は、そんな親近感の感じられる社長の方が好きです。普段から、商売相手となるお客様や取引先、従業員と地域社会を大切にする社長で、いざ何かあったときに「この人の為なら!」と思えるのがカッコいい社長かなと思います。
必要なときには、なりふり構わず(あことら・東京・パートナー有・54歳)
カッコいい社長さんはもちろん好きですが、それは、フォローの風の時。アゲインストの場合は、なりふり構わず、それでも社員も守り通す社長さんは、もっと好きです。何をもって「カッコいい」とするのかよくわかりませんが、ある時は「カッコ悪ーい」と言われようが、成すべきことをやり遂げることの方が「カッコいい」のかもしれませんよね。やたらハンサムでもいやみな人もいれば、決して美男子ではなくても服装のセンスや身だしなみが良く、人柄が表れているような素敵な方もいらっしゃいますものね。