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インターネット時代になってから、ポルノの入手が簡単になってきました。以前は、書店、ビデオレンタル店の一角で、どちらかというとひっそりと流通していたものですが、今は、地球規模のインターネットによって、世界中のポルノ表現を、誰でも簡単に見ることができます。子どもから大人まで、ふだん外に出られない身障者の方々から老人まで。内容についても、海外の無修正の性器から日本の一種独特なポルノまで……。
私は、表現活動を行う者の一人として、表現の規制には反対です。とくに国家権力による表現の規制と検閲は、「表現の自由」(憲法21条)を侵すものとして強く反対します。
しかし「表現の自由」という権利をもつ私たちは、「公共の福祉」(13条)に反しないように、表現に責任をもたなければなりません。また「両性の平等」(24条)も守らなければなりません。その意味で、今のポルノの内容について、私はいろいろな批判意識ももっています。
その一方で、エロス表現は男のためだけにあるのではないとも考えます。女にも性欲はあり、性表現の内容によっては、それを見ることでセックス・ファンタジーや性愛を豊かにすることができます。
さて、ポルノについてはさまざまな考え方、観点がありますが、あなたは、今のポルノに賛成ですか? もし反対なら、ポルノの何に反対で、どう改善すればよいとお考えですか?率直なご意見、ご感想をどしどしお寄せください。お待ちしています!