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2005/2/21(月) - 2005/2/25(金)
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3日め

テーマ今のポルノに賛成ですか?

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キャスター
松本侑子
松本侑子 作家 翻訳家

私は性表現そのものは賛成であり規制に反対することは、月曜日に書いたとおりです。欧米の映画ではふつうに映っている性器が、日本では「わいせつ」とされて隠されていますが、そうした人間の体を(とくに女性の体を……

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これまでに届いているメンバーからの投稿

YES

隠すのではなく、正しく知ること(xxxmiyazixxx・東京・パートナー有・31歳)

人の性はさまざま。子どもが極端な性に触れることで受ける影響も大きいと思います。私は、それらを隠す必要はないと思います。その点で賛成です。ただし、条件が付きます。色んな性があるんだよ、と教えてあげること。どこ迄がどこの社会で許されているか、何が病気の危険があるか、何が犯罪なのか、倫理的にどうなのか、早い時期に知ることで影響が大きいこと、それらの知識もレクチャーする機会を設けること。家庭、学校などでも良いです。その方が隠すより、よっぽど理解ある人間になれると思うのです。

ポルノ=悪、という誤解(mcqueen・東京・パートナー有・31歳)

確かに、一部の作品には、乱暴な表現のものもあるのでしょうが、多くはスタッフの方が一生懸命見る人のことを考えて世に送り出したもの。否定なんて簡単にできません。なんでもやみくもに抑えては逆に性犯罪を助長しかねないし「秘すれば花」がすべてよしだとは思いません。問題はポルノを見る人の環境と「ポルノ=悪」を混合する人たちのほうだと思います。ポルノ、すべて悪、のような反対よりも、むしろなんでも入手できる状態にして、考える、選択することを、見る人自身が磨いていけばいいことだと思うのですが。どんなに景気が悪くなっても、ポルノは世の中で必要とされるものですし。

NO

目をそらさずに、まずは知ることから(momo-can・福岡・パートナー無・32歳)

子どもがいる母親としては、児童ポルノなども当たり前のように氾濫しているご時世、決して諸手をあげて賛成することは出来ません。でもだからといって目を伏せているようでは何も変わらないし、規制ばかりしても実際はアンダーグラウンドな部分では流通し、より分かりにくい物へと移行していく不安があります。賛成ではないといいつつも、実際にどのようなものが氾濫してるのか目にしたこともない女性が多いのではないでしょうか。目にしたとしても「嫌なものを見せられた」と目をそらす人が多いのでは?しかし中には一つの性癖として、理解は出来ないけど認めるべきではないかと思うものもたくさんあります。そしてそれが異常なものである場合、どうしてその性癖が生まれたか、その背景に迫って考えない限り、閲覧制限を行ったところで何も変わらないと思います。そういう意味で「臭いものには蓋をしろ」的な現在の状況はいかがなものかと思います。きちんと対処するためには、嫌な気持ちにはなるかもしれませんが、どのようなポルノが溢れていてどのような背景で好まれているのかまで知る必要があるのでは、と思います。

コミュニケーションが成立していないものが多い(ぺなん・東京・パートナー有・27歳)

ポルノの嫌な点。それは、コミュニケーションが成立していないものが多いことです。男性が一方的に女性を犯す、知らないところで盗撮する……など、一方の独りよがりな欲望という視点だけで作られていることに最も嫌悪感を覚えます。性的な行為とは、それを行う者同士の愛情、思いやりを媒介とするものであるはず。それが全く描かれていないものが、あまりにも氾濫しすぎているのではないでしょうか。とはいえ、ポルノを「欲望」と考えると、そんなキレイ事ではすまされないですよね……。

歪曲された情報が誤解をうむ(山が呼んでる)

結婚して初めて性の喜びを知りました。性を歪曲して伝えるのはどうかと思います。 そして、興味本位だけで性を伝えていれば、結婚の本当の良さは若者にはわからなくなってしまいます。性の氾濫も不安ですが、それにより誤解した人が、良い結婚生活を送れなかったり、結婚を拒んでしまうことが心配です。

女性が堂々と見られるものを(えみぼう・パートナー有・24歳)

どちらかというと……反対です。まだまだなんとなく、きたないものというか、男性がこそこそというイメージがぬぐいきれません。もっと、カップルや夫婦で一緒に見れるもの、女性が堂々と見れるいわば芸術的なものを増やして欲しいと思います。最近写真集などは、その傾向があると思っています。

女性向けポルノの不在(沙夜・東京・パートナー無・33歳)

「No」ですが、ポルノの存在そのものを否定する気はありません。ただ内容が不満です。実を言うと好奇心に駆られて、男性向けの動画配信サイトに入会したことがありまして、その時に一体どんな作品が配信されているのだろうと、一通り内容をチェックしたことがあるのですが。残念ながら9割方の作品は、自分には受け入れ難いものでした。その後も、しばらくはそのサイトで配信される週数本の新作をチェックしましたが、これまた自分には以下同文な内容のものばかり。もちろん、そもそもが男性向けに製作されているものなのですから、女性である自分の好みに合わないのは仕方ないのでしょうけど、私としては、もう少し女性が楽しめる内容の作品も配信して欲しいし、できることなら女性向け作品専用のサイト等があれば嬉しいです。ただ男性向け作品の内容が女性にとって不快な場合があるという点に関しては、仕方ないと思っています。ため息混じりの「仕方ない」ですけど。なのでこちらに関しては策も何も、改善なんて不可能だろうと思っています。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

男性のポルノ、女性のエロティカ

私は性表現そのものは賛成であり規制に反対することは、月曜日に書いたとおりです。欧米の映画ではふつうに映っている性器が、日本では「わいせつ」とされて隠されていますが、そうした人間の体を(とくに女性の体を)「わいせつで淫乱なもの」と歪めて理解する考え方にも反対です(そのくわしい理由は長くなりますので、お知りになりたい方は『愛と性の美学』(幻冬舎文庫)をご覧下さい)。

ただし児童ポルノは絶対反対、女性を恐喝し暴力をふるう内容も製作者は作るべきではないと考えています。

今のポルノは、沙夜さんが書かれているように男性が作った男性むけだけの内容であり女性が共感できないこと、またぺなんさんのご指摘のように、セックスの場面にコミュニケーションがなく男性からの一方的な欲望だけで、愛情や思いやりが感じられないことが問題だと、私もつくづく思います。

欧米では、そうした従来のポルノを「ポルノグラフィー」、女性も共感できる性表現や女性が発信する性愛芸術を「エロティカ」として区別する動きもあります。

では、女性のエロティカとは、どんなものでょうか? たとえばヨン様のようなマッチョかつ繊細な雰囲気の美男子が(キムタク様でもトム・クルーズ様でも良いので、どうぞお好みの男性で考えてください)、女性を熱く抱擁し、くちづけして、愛の言葉をかわしながら抱きあい、そこに優しさ、おたがいの激しい愛情、深い官能が感じられるエロティカ表現……。これは一例ですが、そんな性表現があれば、女性だけでなく、男性も感動するかもしれません。そして友愛的な性意識、女性観をもっと身につけるかもしれません。

一方、これとは正反対のポルノとして、昨年末、女性を輪姦して暴行し重傷を負わせる現場を撮影してポルノとして販売していた会社の関係者8名が逮捕されました。さまざまな雑誌で報じられたので既にご存じの人も多いと思います。

女性の国会議員たちによるメールマガジン「ヴィーナスはぁと」にも、この事件と問題が取りあげられています。ぜひ読んでみて下さい。http://www.rosetta.jp/venus/v164.html

暴力や性犯罪のポルノは、製作者だけの問題ではありません。インターネットでビデオの出演者が募集されて一般の男性が参加して撮影されています。女性にどんな危害を与えるか、掲示板でアイディアを募っているポルノ制作会社のサイトも珍しくありません。女性への暴行を多くの男性が楽しんでいる現実があることも、知って頂きたいと思います。

松本侑子

松本侑子

作家 翻訳家

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