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2005/2/21(月) - 2005/2/25(金)
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4日め

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キャスター
松本侑子
松本侑子 作家 翻訳家

みなさま、それぞれに深い洞察と人間愛に満ちたコメントをいただき、本当に感動しています。 今日のコメントでは、ヴェリーメロンさんの投稿にある子どもが見ないようにすること、また琴祐さんとwakanoさん……

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これまでに届いているメンバーからの投稿

YES

情報管理という視点から(reikot・大阪・パートナー有・33歳)

非常に難しい問題で、私自身も揺れ動いてますので、本来ならば投稿は差し控えるべきかも知れませんが、一言。「図書館」という職場に専門職の「司書」として身を置きますので、表現にかかわってさまざまな情報を見聞きします。女性にとっては眉をひそめるたくなるものが多い「ポルノ」ですけれど、規制となるとやはり難しい事が多いと思います。「情報社会」のなかで、情報を取捨選択するのが難しい昨今、模索の時代へとはいっていくのではないでしょうか。

NO

人間と人間がつながりあう行為の素晴らしさ(のえる・福島・30歳)

まず、ポルノ=汚い、陰湿なもの=(特に)女性の性器・性行為というイメージが出来上がることが残念でなりません。欧米のポルノは当たり前に性器が露出されますが、神から授かった肉体なのにもかかわらずぼかしが入るのは卑猥ですし、隠すことによって性行為を猥褻に捉えることを助長するのではないでしょうか?ただ問題点は現在のポルノの内容で、およそ官能の悦びのかけらも存在しないものがほとんどであることです。相手を慈しむ、いとおしく想う、感情が高まり求め求められてごく自然に行なう性行為は神は人間になんという素晴らしいものを与えたのだろう、と感動せずにはいられません。行為そのものが雄と雌(一般的には)の肉体的つながりであるのと同様に、人間と人間の精神的なつながりが存在することが何より不可欠。でもその認識があまりにも希薄であるがゆえに児童ポルノや、女性をモノとしか見れない男性側の一方的な暴力的ポルノが氾濫しているのだと思います。そのようなポルノの愛好家の人間関係や夫婦生活を想像することが恐ろしく感じます。

ポルノから青少年が学んでいる、という問題(wakano・岡山・パートナー有・35歳)

興味を持って見た事がありますが、現実にはあってはならない事を男性の密かな願望として作られた物なのか、とても気持ちの悪いものでした。こういう物を少年が見てビデオの内容と全く同じ事をして補導され、理由を尋ねれば「こうすれば女性も喜んでいるのかと思った」と言っていた件が多数あると聞いた事があります。青少年にも見せられるような健全な物では大人の男性が満足出来ないのでしょうか……?!だとすれば青少年が目に入れ無くて済む方法を考えるか、何か現状を変える必要があると思います。

生身の関係から離れて、暴力的なバーチャル世界へ(琴祐・横浜市・パートナー有・33歳)

松本さんのコメント「女性への暴行を多くの男性が楽しんでいる現実がある」というのにどきっとしました。インターネットが普及し、またアニメなどで幼い少女の顔をしながら体はしっかりと成熟した女性、それを辱めて喜ぶ男性……。この例は少し極端かもしれませんが、もしかして現代は男性にとって現実の社会では能動的な性衝動を発揮できないのに、バーチャルな世界(自分の現実社会とはかけ離れているという意味で、必ずしもネットやアニメだけの世界ではない)ではむしろその機会が広がり、暴力的にすらなっている。生身の女性との性愛の喜びや満足が得づらい世の中なのではないかと思います。また一方、女性も自分自身の体のことをあまりよく知らず、積極的に男性に性愛を求めることが難しくなっているのかもしれません。表現が適当かどうかわかりませんが、性衝動が淡白で女性が苦手、という男性も多いと思います。ポルノを見はじめる男子向け(まだ生身の女性を知らない)に、いい性愛ビデオがあればいいのかなあ、なんて思います。今の男子はどういう所で自分の性を意識するのか、性衝動を感じるのか、知りたいと思います。若いときのイメージって強烈だと思いますから……。(苦笑)

他者との関係を築けることが大切(ゆんまま・富山・パートナー有・39歳)

基本的にはポルノをどう捉えるかという受け手側の問題になるような気がします。性は基本的に異性等とのコミュニケーションが基盤であるべきだと思うので、男女関係もしくはコミュニケーションを基盤にした性生活を築けるヒトがその楽しみのために見るのが理想だと思います。しかし、他者との関係を築けないまま、自分が欲求するままの性欲を満たすためだけに利用されるといった面があり、そういう欲求に応えるべく作られるものが多く、その傾向に拍車をかけているのではないかと思うので、それが問題だと思います。

女性の感性にあったポルノを(ヴェリーメロン・東京・パートナー有・37歳)

質の良いポルノはまだまだ少ないと思います。また暴力的なもの(男性上位の)には抵抗があります。もう少し女性の感性にあったものがあってもいいのでは?またポルノは大人の楽しみであり、子どもが見るものではないので、子どもが手軽に入手できる状態は困ります。やはりもっと規制が必要だと思います。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

性愛の豊かさを伝える表現を

みなさま、それぞれに深い洞察と人間愛に満ちたコメントをいただき、本当に感動しています。

今日のコメントでは、ヴェリーメロンさんの投稿にある子どもが見ないようにすること、また琴祐さんとwakanoさんが書かれたように、ポルノを見始める少年たちのために、女性を虐待する犯罪的なポルノの存在をどうするのか、という点について書こうと思います。

子どもが見ないようにするためには、書店やビデオレンタル店なら、売り場を区切る、高い所に置いて手が届かないようにする、といった工夫ができますが、インターネットの場合は、reikotさんのように規制もむずかしく、せめて家庭と学校では、子どもが使うパソコンにポルノサイトに接続できないソフトを大人がインストールする、などの方法が考えられるでしょうか。

また犯罪ポルノを見て影響を受ける少年には、そもそも性教育の段階で、女性の肉体のデリケートさ、両親の愛情とセックスを通じてこそ生まれてきた自分(人)の命の尊さを、きちんと子どもたちに教えることが、大切だと思います。性教育というと、避妊やエイズの性知識ばかり言われがちですが、性教育とは、まず人間愛にもとづいた性愛教育でなければならないと思います。

つまり、人に優しくする、人が嫌がっていることをしない、セックスとは愛情と心身の快楽をわかちあうこと、といったごく基本を、両親、教師からしっかり学んで育った青少年なら、たとえ暴力的なポルノを見ても、単純に鵜呑みにはしないはずです。

痴漢、強姦など性犯罪を描いた間違ったポルノを見た時、「これは女性への権利侵害だ、間違った内容だ」と、すぐに気がつくはずです。

犯罪ポルノを鵜呑みにする青少年は、そもそも女性や母親に乱暴な口をきいたり、女性を馬鹿にするような態度、暴力を悪いことと思わない意識があるのかもしれません。それは性以前に、躾の問題であり、セクハラ、恋人や妻を殴るドメスティックバイオレンスをする大人の男性も共有している女性蔑視が根底にあります。

のえるさんの投稿にある、「相手を慈しむ、いとおしく想う、感情が高まり求め求められてごく自然に行なう性行為は神は人間になんという素晴らしいものを与えたのだろう、と感動せずにはいられ」ないような性愛の映像表現(ポルノに限らず、映画なども)があれば、どんなにすばらしいことでしょう! さまざまなポルノがあって当然ですが、そのなかには、こうした男女の愛とセックスのすばらしさを豊かに伝える表現があるべきだと考えます。

しかし、なぜ、そうした女性が求める表現が製作されないのか……。理由は簡単です。製作の現場が、男性ばかりだからです。ポルノ業界はもちろん、映画界でもテレビ局でも、監督、ディレクター、プロデューサー、カメラマン、音声、照明のスタッフは、圧倒的に男性ばかりです。資金を提供する会社も男社会です。私たちの社会を支配する階層、表現を製作する現場に、女性がほとんどいない、そのゆがみが、ポルノのゆがみに反映されています。

しかし、性愛の豊かさを伝える性表現を作りたい、見たい、と願う男性も、きっといるはずです。そうした男性の投稿も待ちたいと思います。

松本侑子

松本侑子

作家 翻訳家

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