
気の持ちようだということを学び(EMILY・大阪・パートナー無・54歳)
会社のリストラで残ったので、経理、庶務そのほか、いわば何でも屋。普段でも忙しいのに、今春決算の時期にフロアの移転。その係も任され毎日3カ月間は孤軍奮闘、寝に帰るだけの生活でした。その時一緒に仕事をしている女性が移転に関し知らん顔。仕事が忙しいのはへいちゃらですが、やはりこの女性の態度だけがストレスでした。でも時間が解決してくれました。わたしは元来、楽天的なのと「彼女も新しい仕事をこなすのに必死だったんだ」と見方を変えたら気にならなくなり、今では仲良く仕事をしています。要はストレスも気の持ちようだということを学びました。ストレスを感じることがあったら、この教訓を生かし、見方を変えたり気分転換したり、自分なりに工夫しています。
いつもいら立っている自分にストレス(DEYOKO・海外・パートナー無・28歳)
人から受けるストレスはもちろんありますが、それよりもいつもいら立っている自分にストレスを感じています。いつも何が問題なのだろう。上司? 同僚? 生活環境? 仕事? 一つ一つ考えてみた結果、原因が自分自身だということに最近気がつきました。これが自分の性格だからと納得してしまっては前進できないので、次のステップとして、どう自分とうまく付き合っていくかを見つけ出したいと思います。きっと周りの人にも嫌な思いをさせてストレスを与えていると思います。
他人の感情に振り回されない自分になりたい(sachamaru・北海道・29歳)
先日胃が痛くて眠れないことがありました。鎮痛剤を飲むこともできず、本当につらかったです。職場の人に明からさまに嫌味を言われ、職場での自分の立場に不安を感じたからです。しかし嫌味を言った当人も自分のイライラをぶつけているだけで、わたし自身に大きな非があったわけではないとわかりました。しかしこのようなストレスをどのように回避すればいいのかはまだわかりません。他人の感情に振り回されない自分になりたいです。
自分の無力さを認めたくないという気持ちが働き(tomoko・大阪・パートナー無・31歳)
わたしの場合、ストレスが免疫機能を弱らせるようです。その結果、今までに肺炎や帯状ほう疹になりました。ストレスを感じた時、何が原因なのか(把握)、どうすれば気が楽になるのか(処理)までは考えることができるのですが、「自己評価」の段階で、自分の無能さ、無力さを認めたくないという気持ちが働き、結果的にストレスをうまくコントロールできないのかもしれません。
自分で自分にストレスをかけてしまう(ヒロニ・アメリカ・パートナー有・30歳)
わたしの場合、自分で自分にストレスをかけてしまうことが多いです。今年から仕事を辞めて大学院に行き始めたのですが、「家事と勉強を両立しなくちゃいけない」とプレッシャーをかけて、それがストレスになってしまうことが多いです。彼が仕事で頑張ってくれてる分、自分は家を、というなんだか典型的な「日本女性」の図を自分で作ってしまっているのかもしれません。でも、たまには外食をしたり、以前は週に数回やっていたことも週に一回にしてみたりと負荷を軽くすることもしてます。時にこのプレッシャーが頑張るもとにもなってる気がします。適度なプレッシャーとストレスの境目を見つけるのが大変です。
お互い離れる時間を持つようにして(mcqueen・東京・パートナー有・31歳)
日々仕事が終わると何らかのストレスを感じますし、一緒に住んでいるパートナーと過ごす週末にもストレスを感じます。パートナーは人をからかうのが好きな人なので、余裕があるうちはいいのですが、なくなってくるとイライラしてストレスに感じます。いつも一緒にいるのではなく、たまにはお互い離れる時間を持つようにすることで、けんかにならないようにしています。
原因の把握はできたが(自家製おおば・カナダ・パートナー有・33歳)
自分の理想像と現実のギャップがストレスの原因。10年間、充実した仕事の後、渡加。今は結婚して主婦生活。主婦生活、楽しいかと思ったけど、違った。自分のアイデンティを確認できるのは、充実した仕事だったと過去を振り返るばかり。仕事とカナダ人夫を天秤にかけて、どちらを取るかの選択。今はカナダ人夫との家庭生活を重視しているけど、激しく働きたい願望に押しつぶされそうになる……。これが把握。処理は、日本と同様にカナダの環境でバリバリ働ければいいはず。でも、それには、地元学歴を身に付けるか、ほかの人を出し抜くようなしつこい自分売り込みを課す必要あり。学歴コースを選ぶわたしは、時間がかかるため、ストレスはたまる一方……。
どこにも逃げ場がなく(めぐ)
転職を考える第一の理由といわれる職場の人間関係は、幸いにして良好なのですが、生きていく上で一番の基盤となる家族関係に、ストレスがあります。その一人のために、家族中が気を使い、機嫌を損ねないように最大限の努力をし、ヘトヘトに疲れ、わたしなどは、その日の夜は必ず具合が悪くなるほどです。人と人との関係は難しいものですが、ましてそれが、家族となると、どこにも逃げ場がなく、よりいっそうつらい気がします。