
人間関係の問題は解決が難しい(veronique・海外・パートナー無・31歳)
2カ月ほど論文執筆にかかりきりだったのですが、今日ようやくひと段落でき、そのストレスから解放されてホッとしています。おかげでイー・ウーマンにもやっと参加できました。こういう具体的な仕事や勉強のストレスは一つ一つの課題を乗り越えれば解消することができますが、人間関係上のストレスは相手あってのことなので、なかなか厄介に思うときがあります。
去年1年間、友人の誤解から始まったいざこざで悩みすぎ、ポリープを作ってしまいました。さいわい、大事には至りませんでしたが、それ以来、自分を蝕むほどのストレスを育ててしまわないためにはどうしたらいいのか、試行錯誤しています。問題を解決するために、相手や自分自身と向き合うことはとても大切ですし、また甘やかしすぎても自分自身の成長が望めませんし、バランスをとるのが難しいところです。きつい状況だと感じるときに最近よく使う手段は、友だちや先輩のアドバイスの言葉を、彼女たち自身の声を思い出しながら頭の中でくりかえし再現すること。これは結構、自分との対話や自分を励ますことに役立っているように思います。
人に甘え自分を解放する術(saji・東京・パートナー無・33歳)
もともとストレス耐性はあまり強くなく、以前は軽いうつ状態と平常を繰り返していました。でも、その状態が長く続くことにより、だんだん耐性が強くなり、自分が今どのレベルにいるのかが把握できるようになったころから、ストレスとうまく付き合えるようになった気がします。強いストレスを感じたときには自分を解放する術を身に付けましたし、周囲に甘えることも覚えました。それ以来、波はあれど大きく落ち込むことはほとんどなくなりました。適度なストレスは緊張感を持って生活(特に仕事)する上で重要だと思うので、その対処術をそれぞれが見つけていければよいのではと思います。
石井さんのエネルギーをもらいたい(マース・千葉・パートナー有・33歳)
数年前からパニック障害にかかり薬を飲んでいます。発作は起きにくくなりましたがいまだに一人で電車や渋滞中の車にいると、少しパニックになります。子どものころからストレスを感じても、胸の中にしまって顔には出さないほうでした。そういう性質がこの年になって爆発し、病気として現れたのかもしれません。病気になってからではストレス解消のためのスポーツ、ショッピングさえも苦痛です。ぜひ皆さんは病気になる前にストレスを発散してしまってください。それからぜひ石井さんの考えや生き方を本なり講演なりで聞いてエネルギーをいただきたいです。「わたしの偏差値ばなれ」は拝読しました。
「ラブラブ」もストレス?(norieda)
わたしは仕事におけるストレスが一番多いです。腹のたつことや、イライラすることなどありますが、たいてい誰かに話をしたり、思いっきり泳いで解消しています。ところで以前、ラブラブな時期に、帯状疱疹になったことがあります。毎晩電話をしたり、寝不足が続いているのにスキーに行ったり、そしてわたしの誕生日も重なり、かなり体は疲労していました。体に発疹ができ、病院に行ったら帯状疱疹と診断されました。体が疲れていたからだと今まで思っていましたが、もしかして精神的な疲労もあったのかな……。ラブラブな状態からストレスという言葉は思いつきませんでしたが、自覚症状のないストレスもあるとのこと。でもやはりこれは体の疲労が原因だったのかしら?
たった一度の人生なのだから(とらのこ・茨城・パートナー無・30歳)
現在、うつ病のため療養中です。2年前にこの病気が原因で4年半働いた会社を退職しました。この病気になった原因を自分なりに考えてきましたが、ようやく最近納得いく答えが出た気がします。わたしの場合、母親が心配性で、子ども時代からずっと母の前で駄々をこねたり、甘えることがなかった気がします。そうしようものなら、母が心配してオロオロすることがわかっていたからです。子どもは親が葛藤を抱えていると、逆に親を甘えさせる役割をしなければならないので、甘えることがないまま、甘えさせてくれない親や周囲の人間に憎しみを抱えたまま大人になり、その憎しみを発散させることもできず、いい子、いい人を演じ続けた結果がうつ病なのだそうです。確かに無意識のうちに過度のストレスを抱えていた気がします。
人生はふりだしに戻りました。これまでは親や周囲を満足させるために生きてきました。何にも自分のためにならないことを必死にしていたので、「もうできません」と、白旗を揚げたのだと思います。そんな中、最近やってみたいと思うのは、石井苗子さんもされているという剣道です。なんだか気持ちよさそうだなあと。どんな仕事をするのか、したいのか、どうやって生きていくのか、これから考え直さなければいけません。でも逆に言えば、考えることができる、やり直すことができるのだ、と開き直って、一つ一つのことを今度こそ自分のためにやっていこうと思っています。たった一度の自分の人生なのだから。