

「地域性」の一言で片づけられ(ふろすと・兵庫・パートナー有・42歳)
今まではわたし自身もそうでしたし、子どもたちも「高校までは地域の公立学校に行かせよう」という方針でした。地域の中で、いろいろな子どもたちと一緒に育ってほしかったのです。でも公立の中には、「最低限のサービス」しか提供してくれないところがあります。
特に長男の通う公立中学校は、「勉強はそこそこで、クラブさえ続けていればいい」という方針です。総合選抜という受験方式のせいか、「近くの公立高校のどこかに合格できればいい」という姿勢が三者面談でも強く、進路指導も不十分です。授業がちっとも進まず(いつまでたっても教科書の最初のほうばかり)、進度について不安を訴えると、「地域性」の一言で片づけられたので、長男もわたしも呆れてしまいました。「ここら辺の子は、勉強遅れとってもいいっていうことやんな」という長男の一言で、最近は私立学校も真剣に選択肢に入れています。
あらゆる面で私立が上回っている(いまいくん・埼玉・パートナー有・41歳)
基本的にはYesです。しかし現状を見ると、学費の負担が重いという以外のあらゆる面で私立が上回っているような気がします。やはり公立は悪い意味で役所的、公務員的ですよね。別に進学校に入れる気はありませんが(と言うか無理)、現在小学4年生の息子は、校風の良い私立に進学させたいと考えています。

実質的な機会均等を確保した上で(A6M2・愛知・パートナー有・47歳)
教育の質とは何でしょうか。進学率ですか、人格形成ですか。いずれにせよ、公立はNoです。公教育とは、私立の補完というのがあるべき姿です。日本の学校教育の不幸は、一部の有名校を除いて、建学の精神に欠け、教員や設備の質が悪く、選択の幅が狭い上に、公立学校に予算が集中的に投入されていることだと思います。東京は別ですが、地方都市では、私立は公立よりワンランク下というのが通常の姿ではないでしょうか。
日本の学校の在り方を立て直さないまま、公立か私立かという議論をするのには疑問があります。教育は、私立が原則、奨学金制度の充実で実質的な機会均等を確保した上で、学校間の教育サービスの多様化と質の向上を図る方策を考えるということでなければ、地方では、有名公立校に入学するための寄留という悪しき風習がなくならないと思います。

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