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プレイバックシアターのパフォーマンスで鹿児島に来ています。プレイバックシアターでは、すべてが即興。お客様のお話をその場で聞いて、それを打ち合わせなしで舞台にします。台本はもちろん、決められたプログラムすらありません。その場その場、瞬間瞬間の判断で進めていくからです。「決め事がないこと」が前提。ただし舞台/表現ですから基本となるリチュアル(演出的枠組み、またはルール)は大切。
A・ピーズによれば、男脳は「一度に一つずつのことしかできない」のだそうです。僕もテレビで映画なんか見てるときに話しかけられるとむっとしたりします。若い頃は、それこそ「一つのことをする」のが精一杯でした。この頃は、舞台の上だと開き直ってなんとかなるんですが、デスクワークのときはからきしだめ(T.T)それに比べて、女脳は「並列処理」が得意だとか、聖徳太子はきっと女脳の持ち主だったに違いありません。
舞台も仕事も生活も実は、一寸先は闇。何が起こるか誰にもわかりません。即興とは舞台だけでなく人生そのもの。あるロックバンドが野外コンサートに出かけたら主催者が照明を発注するのを忘れていた、なんて信じられない話も。そのときは、メンバーの発案でマッチやライター、花火を使ったそうです。
臨機応変、という言葉がありますが、突然の大きな変化が起こったとき、あなたはどんな対応をしてきたのか、みなさんのご意見お待ちしております。