
新しい職場で(mcqueen・東京・パートナー有・31歳)
今月から新しい仕事をしています。「臨機応変に対応できるんだね」とお褒めのことばをいただきますが、内心は常に冷や汗、仕事をいっこ片付けただけで疲れが出ちゃいます。年齢も30を超え「忘れてもいいように」常にメモを取ること、誰かに聞くことを怠らないことで、変化の激しい職場を乗り切るようにしています。後は「えー、どうしよ」と思わずに人の話をまず聞いて、一呼吸置くこと、これで「臨機応変に対応できる人」に見られるようにしています。
難しいけれど、経験でカバー(はしけい・静岡・パートナー有・36歳)
テレビで生放送の番組を10年ほど担当していました。「臨機応変」は、とても大事な要素でしたが、なかなか……。それでも、場数をこなすうちに(私の場合は5年ほどかかりましたが)応用力も養われたのか、同じような場面には瞬時に対応できるようになりました。「臨機応変」は確かに難しいけれど、経験でカバーできるのではないかと思っています。一方で、男性スタッフの中には経験を重ねても「舞い上がってしまう」タイプが女性に比べると多いような気もします。(私の周囲だけかもしれませんが……)こうした場面に接すると、性差や個人差=センスも関係あるのかもしれないとも思いますね。
子どもとの会話(花ずきん・大阪・パートナー有・32歳)
特に、子どもと会話する中での臨機応変は難しいですね。
シミュレーションをしておくこと(小林哲之・東京・パートナー有・37歳)
高校生の時、スクーターに轢かれました。しかも、私は無傷で、運転していた女性の方が怪我をしたのです。どうしてよいかわからず、怪我をしてうずくまっている人に、思わず「どうしたらいいんでしょう」と聞いてました。安全なところに移動させ、救急車を呼ぶべきであることは、後で考えれば当然とも思えたのですが、その場ではできませんでした。以後、テレビや小説などで、突発的な事件を見かけたら、自分ならどうするか、頭の中でシミュレーションしておくようになりました。以後、少々の突発事故では、混乱することもなくまず満足いく対応がとれるようになりました。臨機応変といっても、ある程度訓練がいるのではないかと思います。