
各人の体力や成熟度によって(RAY・パートナー有・31歳)
各人によって体力や精神的な成熟度が違うから、やはり”各人の”適齢期ってあるのではないでしょうか。私はいま31歳で、1歳の子どもを育てながら仕事をしていますが、二人目は……体力的にきついだろうと察しています。ですから、二人目は考えていません。また、ある程度精神的に成熟してから子育てに臨んだ方がいいような気がします。飽く迄私の場合ですが、仮に20代前半で子どもができていたら、今のように子どもに接してあげられたかどうか……。20代はまだまだ精神的に未熟だったと思うので。
親同士の交流も大切(robbin・神奈川・パートナー有・36歳)
どちらかと言えばYESです。私は20代後半で2人の子どもを産みました。今思うと、体力的な面で言うと、あの時と同じ事がもう一度できるかと言えばできないと思います。しかしそれも、今はもう子どもがいるので思うことかもしれません。今現在独身の友人達は、私などから比べるとずっと精力的に自分の事に取り組んでいますので(体力維持その他いろいろと)、一概に体力的に無理とも言えないかもしれません。しかし、子どもが幼稚園や小学校に入学する頃になると、周囲のお母さん達とあまりに年齢が離れていると、話が合わないというのも現実です。親の交流というものも大切だと思いますので、あまりに周囲と違わない方が自分が楽かな、と思います。
迷っているのなら、勇気をもって! (mamarin)
私は第一子を28才で、第二子を30才で出産し10年近くほぼ子育てに費やしました。その間自分の専門(語学)を磨いたり在宅で仕事をしたりしましたが、キャリアという点ではまったくストップした状態でした。しかし40になった今子育て経験も行かせる職種に就くことができ、子どもたちを預けるなどという悩みもなく心置きなく仕事をしています。いろいろな事情があると思いますが、若い人にアドバイスするとすればやはり早く産んだほうがよい、しかも年齢の近い兄弟のほうが良いということでしょうか。兄弟がいると一緒に遊びますし、手のかかる時期がほぼ同時に来るので一気にその大変な時期を乗り越えることができました。いずれにしても迷っているのであれば、勇気を出して産んでください! といいたいです。今仕事から帰って子どもと話すときほど楽しいときはありませんし、生命力に満ちた彼らを見るとき自分も活力が沸いてくるからです。
育児には体力が必要(kaneyan7・東京・パートナー有・32歳)
息子を産んだのは229歳……。20代は徹夜も辞さないほどの仕事人間でしたが、子どもを産んでから、その生活は一変しました。今は仕事のペースをゆるめ、育児をしながら働く日々を送っています。その中で実感しているのは、「子どもを産んだ後こそ、体力がいる!」ということです。抱っこはもちろん、走り回る我が子を追いかける体力、寝かしつけた後に自宅で残業する体力……今のところ、何とか頑張れてはいますが、育児は体力がいるなぁというのが実感です。ただ、20代は思いっきり仕事をした分、今が楽しいといった面もあります。キャリアアップは中断ですが、子どもが巣立てばまた自分のやりたいことをすればいい……と割り切って考えられるようになりました。「育児の適齢期は自分で決めるもの。ただ、体力のあるうちに……」というのが私の持論です!
親も一緒に成長していける柔軟性を(yukichat・北海道・パートナー無・28歳)
私は未婚なのでまだ出産の予定はないですが、育児は親も子もお互いが一緒に成長していくものだと思います。ですから、やっぱり育児は親が柔軟性に富んでいる時期にするほうがいいのではないかと思います。しかし、実際問題、私自身、育児のタイミングはだいぶ遅くなってしまいそうです。仕事をしているとなかなか結婚のタイミングですら見つけるのが難しくなっている昨今、出産、育児のタイミングは自分では見つけられないような気がします。ですから、あまり深く考えずに、「流れ」に任せようと思っています。働いている女性は私みたいな考えをお持ちの方も多いかもしれないです。
子どもが成人するとき、親は(よんよん・福岡・パートナー有・39歳)
極端な話ですが、少し前に60歳で子どもを産んだ人のことが話題になりました。子どもが成人するときには、親は80です。20歳になったばかりの子どもに介護させるかもしれない可能性もあるし、成人までに亡くなる可能性だって大でしょう。60歳でなくても、子どもが成人するとき自分は何歳になるか、夫は何歳になるか考えると、経済的にも肉体的にも精神的にも適齢期はあると思います。
未熟な母親(Selen・福島・パートナー無)
私の友人の奥さん(当時20歳)ですが、若さのせいなのかご主人のサポートが足りなかったのか妊娠中も、出産後もとにかく「自分が犠牲になっている」の一点張りでした。同世代の友人はまだまだ自分のやりたいことを模索して、夜遊びなんかも楽しいとき。結局子どもも結婚もいらないってことになり、子どもはわずか1歳でご主人が引き取ることとなり離婚してしまいました。「子どもが子どもを生む」ってこういうことなんですかね?
育児を通して親が成長する(AK・東京・パートナー有・39歳)
若い頃キャリア一筋で進むイメージしか自分自身に対してもっていませんでしたが、自分としても予定外に30歳と32歳で2人も出産してしまい、仕事をつづけながらあれよあれよと子供たちも小学生になってしまいました。出産、幼児期までの育児はたしかに体力が必要ではありますが、子育ての楽しさは親のからだのきつさなどを軽く凌駕するものだと思いますし、これから私自身も直面することになる少年少女期の子育ては体力的にはどんどん楽になる一方、精神的には親の側の成熟度が非常に要求されてくると感じており、その点では親が若い方がいいとはいえず、子供に対しての育児に適齢期があるとは思いません。一方、子育てはほんとうに親を人間として育てるものだと実感しています。これは、産んだ人が産んでない人よりよい経験をするということではなく、単純におそらくそれ以前の私自身の社会に対する視野がとてもせまかったり、限定されていたりということだと思っているのですが、私自身に関していえば同じ東京に暮らしていても以前とはまったくちがう東京に暮らしているように感じています。育児体験は私にとっては非常に大きな価値観や生活意識の変革をもたらしたので、こういった意識転換にたいする許容能力がそなわっている間にこの体験をできてよかったと感じています。そういう意味では、育児に適齢期はないが、親業への適応ということには適齢期はあるのではないか、というのが、私の感じているところです。