
老いた母は心配性!? (Hotelier)
私自身、子供がいるわけではないのですが、よく、母は育児は若い方がよいといいます。母は体力的にどうこうということはあまりなかったそうです。30半ばで私を生んでくれましたが、まだ、30台は体が動いたから、小さい私を育てていても、それは大丈夫だというのです。問題は精神的なところだと。年を取れば取るほど、安定志向や、心配性になってくる。人それぞれの性格もあるだろうが、子供が育ち、あれやりたい、これやりたい、といっている時に素直に応援できないというのです。そういう意味で、気持ちが若いうちに子供を育てる方が、子供のためでもないか、というのが母が常々言うことです。でも、子供は、というと……確かに、同じ年齢の友達の家族の雰囲気とは違うものがありましたし、幾分保守的なところもありました。が、両親ともに、少し他のご両親よりも年高だったからこそ、世間への目というものが大きく、それを教えてくれるところがありました。どのときに育児をしても、その時々に良いところと悪いところがあるのでしょう。
体力と、精神的な成熟(彩葉・神奈川・パートナー有・36歳)
30と31歳で出産しましたが、やはり体力的なものは大きいと思います。前の私は徹夜も何のそのでいられましたが、最近は、2時間でも寝ないとあとが続かなくなりました。子供が小さいうちは夜泣きも多々ありますし、公園で思いっきり遊んであげたり、重い買い物(うちでは牛乳の消費がすごい)をしながら、ふたりの子どもを抱っこしていくには、本当に体力が必要と実感しています。精神的に見ていけば、人それぞれの成熟度は違うので、年齢とは関係ないと思いますが、やはり、ある程度成熟していたほうが子育てが楽だと思います。子どもを育てることだけでなく、主人の協力のお願いの仕方もうまくなってきたり……。(笑)
心の準備ができたときこそ(Airi・パートナー有・30歳)
心の準備ができた時が、適齢期だと思います。私も出産後の仕事の事とかでなかなか出産に踏み切れませんでした。それに加えて、自分はまだ精神的に子供だとも思いました。子供が子供を育てられる訳がないとも感じていました。28歳の時に、将来の自分のことも視野に入れ、出産を決意。妊娠発覚した時は、不安で一杯でしたが、妊娠中の10ヶ月間に母としての準備が自然となされていきました。出産した今は、もっと早く産んでおけば良かったかな〜と思うこともあります。しかし、今だったから反対に精神的に安定しているのかもしれないとも思います。子供がぐずっていても、言うことを聞かなくても、暖かい目で見守れる、精神的な余裕があります。体力的に見ると適齢期ではありませんが、やはり精神的な所が、育児には大切だと思います。子供への接し方が、精神的余裕があるのと、ないのとでは全然違います。だから、体力的に大変でも、私にとっての育児適齢期は今だと感じています。
育児は体力勝負! (GreenFingered・東京・パートナー有・30歳)
正直、YesともNoともいえない部分もある。人それぞれの「適齢期」が、勿論あると考えるからだ。育児の前に当然「妊娠・出産」があり、これはやはり授かった時が、その人それぞれの適齢期であると思うからだ。育児にしても同じだと思う。が、自分が30歳で出産・育児を経験し、痛感するのは、育児はとにかく体力勝負。出産という大仕事を終えて、休む間のなく育児が始まる。完全母乳で育てた方はお分かりのように、新生児は、授乳が1時間おきというのも普通。泣く子を前にし笑顔で育児ができるようになるまでも、その後すくすく育って重くなる子と格闘するにも、次第に病気をしはじめる我が子を支えるにも、完全母乳を行うにも、やはり気力と体力は基本。また、新米ママにとって、実母の援助はとても力強いものである。(自分が若ければ親も若い) 育児の中での冷静な観察、判断力を支えるにも、回復力の高い健やかな体は、気力を支えるにも必要である。若干極論じみた私見として、「体力」という視点に立って適齢期はあると考える。
保育園で、親子の行事に参加して(lovesnow・山口)
30代の後半から2子を授かりました。結婚して子供ができるまでは育児の適齢期など考えたこともありませんでした。ところが上の子が保育園に行くようになり、親子でする行事の多さに比例して、実感させられました。ある程度、若くないと辛いと。また、下の子が生まれ、恒例の夜泣きが始まると残業が続いた週などは、ミルクを作る作業もしんどい……。今は幾分手がかからなくなりましたが、周囲の子供たちと比べ自分の子供達が好んで着る洋服などのセンスの渋さを見るにつけ、ある程度、育児の適齢期なるものが存在すると確信しております。

母が出産した年齢に達しても勇気がなく(wakano)
私は母が晩婚で自分とは随分年齢が離れていたので私こそは早婚で子供と近い年齢で産んでやりたいと思っていました。しかし、いざ自分が憧れの歳に成っても子育てをする勇気がなくて母が私を産んだ歳よりも更に年齢を重ねてしまいました……。そろそろ産んでも良いと思っても、その時は思うようにならず……。私の育児適齢期は神のみぞ知る所、と思っている所です。
子どもと精一杯関わりあっていくこと(oakiko・東京・パートナー有・32歳)
24歳と31歳で出産し、今育児休業中です。一人目の時は、キャリアもないまま子持ちになった自分に不安でしたが、未熟ゆえに体当たりで挑む一所懸命さや、周りに負けたくないというガッツで仕事をしてきました。二人目を産む勇気がないまま7年が経過しましたが、産んだ今は、体力は必要があればわいてくるものだと感じています。育児とは今自分が持っているものを新しく出会った相手(子供)にさらけ出して、精一杯関わり合っていくことではないでしょうか。恋愛と同じように……。未熟な自分が成熟してから育児すべきとも思わないし、逆に若さのあるうちにとも思いません。そのときそのときの自分を精一杯見せることが大事だと思いますから、育児の適齢期があるとは思いません。
「なすがまま」に(minpanda・千葉・パートナー有・40歳)
今、40歳ですが、これから出産したいと思ってます。仕事のためとか、経済的なためではなく、「のんびりしていたため」遅くなってしまいました。ははは。もう高齢出産ですし、今さら焦っても遅いので、「なすがまま」で行こうと思ってます。『子供は神様からの授かりもの』だと考えているので。腰痛、アトピー、体力不足など、問題はあります。正直、アトピーで夜も眠れなかった小学生時代には、医者の息子から「アトピーは遺伝によって悪化する」と聞き、「一生結婚も出産も許されない」と絶望した時もありました。でも、年月がたち、医学も進み、情報も増えたので、なんとかなるような気がしてきました。た、多分、大丈夫だと思ってます。