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2005/5/30(月) - 2005/6/3(金)
1日め:テーマの背景 | 2日め | 3日め | 4日め | まとめとリポート
3日め

テーマデジタルデバイドを感じますか?

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キャスター
田子みどり
田子みどり コスモピア代表取締役

本日は、世代間デジタルデバイドに注目してみました。たくさんのご意見が寄せられています。 世代間デジタルデバイドで最も危惧されているのは、情報社会において、高齢者がとり残されてしまうのではないかと……

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これまでに届いているメンバーからの投稿

YES

両親の旅行をネットで手配(kyoko-o-55・兵庫・パートナー有・28歳)

世代間格差といえば、私の父母は50代後半ですが、海外旅行をすべて私がネット手配をして、両親で出かけました。出発まで、航空券が自宅でプリントアウトした紙切れだけ、ホテルの予約も確認メールをプリントアウトしたものだけ、というので非常に不安がっていましたが、滞りなく旅行して帰ってきました。それからは、個人的な旅なら旅行代理店を通すよりネット手配のほうがラクでいいね、と言っています。ただし実際にPCに向かうのは私、ということは変わらず……。結局、親達は自分で操作して間違えたりフィッシング詐欺にひっかかったりするとこわいから、と全く触れようともしません。これは世代によるものなのかな、とは思います。仕組みのわからない、目に見えないものを信じきれない、ということらしいです。そういう意識はもっと年代が下がるとあまりないように感じます。ただし、地方だからか、20代前半の人でもPCを持っていなくて、会社でも触る機会がない、という友人もいます。地方は賃金が低いので、OLではなかなか自分のPCが買えないのと、買ってもすることがない、と彼女は言っています。都市と地方の違いってかなりあるものなんでしょうか。

PCのメールを使わない社長(イクラ・東京・パートナー無・41歳)

私はよく感じます。社長(60代)はアドレスを持ちながら全くPCメールはしません。使い方が面倒など、私にはとても理不尽に思える理由で結局私がチェックや代筆? をしています。また、仕事上お付き合いのある方々が比較的年齢層が高く、やはり通信手段(ハード・ソフト)を持ちながら必要な資料の検索などを依頼して来られます。その度に自分の仕事を中断し、必要箇所をFAXで送るという作業が度重なり閉口気味です。やってくれる人がいるから、と自ら面倒くさがっていては、ますます格差は広がるばかりだと思うのですが、強くも言えずそのままの状態が続いています。使いこなせば世界も広がり、何より自分が楽になると思うのですが、その事がわかってもらえず歯痒い思いをしています。

使えないなんてもったいない!(himemama・愛知・パートナー有・52歳)

仕事上PCに馴染んでいますので、この年まで現役で楽しんでいます。「息子はPCを持ってはいるけど、私はダメ」と言う方がいますが、もったいないなって思います。いろんな情報が手に入るので、海外からのメルマガで好きな曲をより早く手に入れて喜んでます。日本には発売されないものもあります。家では介護があるので、ショッピングはお取り寄せで楽しんでます。

得られる情報の質に違いが(あきんぼ・東京・38歳)

PCを使う人とそうでない人の間に得られる情報の差があることは感じます。でも、それは優劣ではなく、得られる情報の質の違いだと思います。ウェブやメールで得られる情報は量が多く、誤った情報も含まれます。それを精査しながら情報を得るのには多くの時間を要すると感じています。一方、旧来の新聞、書籍から得られる情報は、ある程度ふるいにかけられているので、さほど精査する必要はないものです。格差だと思っていないのですが、本当の意味でのユビキタスが実現できれば望ましいとは思います。

自分で勉強する姿勢を(あさちゃん)

私の職場には、高齢者の方がいっぱいいます。職場ではPCスキルが低い方が多いので、少しでもPCの知識がある若者に、質問がきます。私はできる限り誠意をもって応えているつもりですが、中には、とても横柄な態度で返す人もいます。まったくわからない高齢者の方に対して、そのような横柄な態度で返事をしている場面を見ると、他人事ながらとても腹立たしく思います。質問をされる側も、仕事で忙しいでしょうから、懇切丁寧に返答しろとは思いませんし、PCのスキルがない高齢者の方も、もう少し自分で勉強してほしいと思うところもあります。でも、PCスキルのない人に対して、知識がないのを良いことに、自分の都合の良いことばかりやったり、横柄な態度で接したりするのは、仕事を誠意をもってやっていないように思います。

災害の際の情報伝達にも(靖・東京・パートナー無・33歳)

最近の自然災害で最も被害を受けていたのは高齢者の方々でした。情報の入手方法が社会の変化と共に変わりつつあり、地域コミュニティの変化は、まさにデジタルデバイドの1つです。また、高齢者が通うパソコン教室では、教室で習う姿勢でかえって腰痛を起こす、現役の人でさえ画面の光により目が疲れてブルーベリーのサプリメントを飲むなど、これらの機器はまだ人間の体に優しい作りになっていないと思います。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

高齢者にとっての障壁は高い

本日は、世代間デジタルデバイドに注目してみました。たくさんのご意見が寄せられています。

世代間デジタルデバイドで最も危惧されているのは、情報社会において、高齢者がとり残されてしまうのではないかということ。イー・ウーマンに参加している方であれば、きっとパソコンは生活の一部だと思います。仕事でも遊びでも、パソコンで情報を収集・分析し、パソコンを使いこなして生活をおくっていることでしょう。もしもパソコンがなかったら……考えられないくらい不便な生活だと思いませんか。IT弱者と言われる高齢者の方たちの中には、その不便な生活を送っている方々が、まだまだ圧倒的多数です。しかし、それを不便というのは、便利さを知ってしまった者の発言。

kyoko-o-55さんのご両親は、ネットで手配すれば旅がより安く快適になる、ということを知ってしまいました。しかしご両親は、自分自身でネットで手配するのは、だまされそうで恐い。そこで、娘(?)であるkyoko-o-55さんに依存する。kyoko-o-55さんに見放されたら、この便利さを手放さなくてはならないというリスクを抱えてしまったといえます。

高齢者を中心とした世代間デジタルデバイドを引起す要因はいろいろあります。ハードウェアについては、相当技術革新は進んでいますが、それでもまだまだ開発の余地は大ありですね。靖さんのいうとおり、確かに長時間パソコンを使っていると、若い人でも腰や目に負担がかかります。お年寄りにはなおさらつらいはず。キーボードやマウスも、不自然な神経や筋肉を使います。私自身も最近は腰痛や肩こりがひどく、右手が腱鞘炎気味。最近は、日曜日はできるだけ、休肝日ならぬ休コン日にしたいと思っています。

ソフトウェアやユースウェアの使い勝手の悪さもなかなか解消されません。テクニカルコミュニケーションの重要性が言われるようになって10年以上たちますが、いまだにマニュアルは難解なものが多い。特に、ネットワークや周辺機器関連は、なんだかよくわからないマニュアルがとても多いと思います。高齢者の方は比較的裕福ですから、最新の高機能なパソコンをすすめれるままにお買いになる方が多いですが、いざ使う段階になるとマニュアル読んでもよくわからない事象にすぐさま遭遇しいやになって手付かずになってしまうことも多いようです。

このような精神的なストレスがデジタルデバイドに及ぼす影響はとても大きい。マニュアルだけではありません。人間関係も障壁となります。あさちゃんの職場の高齢者の人たちや、イラクさんの会社の社長、前述のkyoko-o-55さんのご両親のように、すでに社会的に成熟した人が、誰かに依存しなければ何かをなし得ない、となると、そこにはストレスが蓄積します。

知らず知らずのうちにそのストレスが積もり積もって、分厚い壁として立ちはだかるのではないでしょうか。その証拠に、パソコン教室に来られる中高年のお客様は、家族や部下など身近にパソコンに詳しい人がいる場合が多いのです。ではそういう人に教えてもらえばいいと思いますが、お金を払って赤の他人に教えてもらう方が気が楽だと、みなさん異口同音におっしゃいます。

あさちゃんの意見を読んで、私も反省しました。夫や母にパソコンの操作について聞かれると、つい、「そんなことも知らないの?」「前に教えたじゃない」と声を張り上げてしまいます。この一言が、デジタルデバイドを生む。肝に銘じたいと思います。

さて次は、職場内の立場の違いや、職業の有無などによるデジタルデバイドについて伺いたいと思います。ご意見をお待ちしています。

田子みどり

田子みどり

コスモピア代表取締役

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