自分で考え、自分で選び、自分で行動する。意志のある人たちが集う“場"それがイー・ウーマンです。 サイトマップお問い合わせ| english
ewoman検索: 過去のサーベイ検索
HOME CAREER@ NEWS@ MONEY&REGAL BODY@ SOCIETY@ ACTIVE LIFE@ 6ジャンルについて
>>> 旧リーダーズ/メンバーからの移行登録について
イー・ウーマンとは
参加する
円卓会議 働く人の
円卓会議
表参道カレッジ 人から学ぶ、
人と学ぶ

表参道カレッジ
国際女性ビジネス会議 国際女性
ビジネス会議
読む
winwin対談 佐々木かをりの
win-win対談


ホーム > サーベイリポートデータベース

ewomanサーベイリポートデータベース

サーベイ

2005/5/30(月) - 2005/6/3(金)
1日め:テーマの背景 | 2日め | 3日め | 4日め | まとめとリポート
5日め

テーマデジタルデバイドを感じますか?

投票結果 現在の投票結果 y74 n26 これまでの投票結果の推移
凡例
キャスター
田子みどり
田子みどり コスモピア代表取締役

デジタルデバイドを感じますか、という質問に対し、結果的にYES 73%、NO 27%と言う結果です。 全ての国民がIT技術を活用しメリットを享受できる国家目指すというe-japan構想を政府が表……

コメントの全文を読む

これまでに届いているメンバーからの投稿

YES

着物の値段が、呉服屋の10分の1!? (syura・神奈川・パートナー有・43歳)

ひさびさに専業主婦の小学校からの友達にあったら、彼女がここ十年くらい着物にハマっていることが分かりました。で、私と着物でお出かけすることになったのですが、そのとき私が着ていた着物の色違いを彼女がたまたま持っていたのです。ところが、お値段を暴露しあってびっくり。彼女は私の十倍のお金を払って購入していました。彼女は呉服屋さん、私はインターネットでしか着物を購入したことがありませんでした。その後、彼女もご主人のPCを使って操作をマスターし、デジタルデバイトを解消する努力をしています。もっと早くから知っていれば良かったと、悔やむことしきり、でした。

それぞれがハッピーでいられるのなら(airy・神奈川・パートナー有・40歳)

私自身は仕事でもプライベートでもパソコンも携帯電話も離せません。メールやネット、ファックスの普及によって、子どもがいても仕事をしていくことができました。けれど人体に悪影響を及ぼす電磁波の飛びまくる今の社会がよいのかどうかはわかりません。「使えない」「使わない」ことで、一方的に不利益な状態に陥ることには反対ですが、それぞれがハッピーな気持ちでいられるのなら、デジタルデバイドはあったままでもよいように思います。

「デジタル弱者」に優しく(ラムネ&タマ・神奈川・パートナー有・35歳)

セキュリティの問題等、まだまだ完璧とも思えず、他のメディア以上に情報が「散乱」し利用者の取捨選択・責任が問われると思えるので、安易に親やコンピューターに弱い人にはお勧めできないと考えていますが、ゆくゆくは利用せざるを得ないのであれば提案があります。「デジタル弱者」に対して、もっと平易な言葉を使ってあげてください。特にサポートセンターに申し上げたい! いろいろな用語があるのはよくわかりますが、トラブルに巻き込まれてただでさえ困惑しているユーザーに、業界用語を並べ立てられてもわからないものはわからないです。

田舎のアナログな現実とのズレ(ストレリチア・宮崎・パートナー有・50歳)

私のように地方に住んでいるものにとって、ネットからの情報は世界を変えるものでした。井の中の蛙が少しばかり外界の水を見られました。またこのサイトのように真摯な意見も読むことができます。しかしこの田舎のアナログな現実と少しばかりずれていることも感じています。私でさえそうなのですから私の周りの高齢者はもしネットからのあふれる情報を浴びたとき戸惑いのほうが多いかもしれません。テレビでときおり聞こえる「ホームページのアドレスは……」。これだけで高齢者は疎外感を持つみたいです。やる気をだすにもきっかけもないかもしれません。目も疲れるみたいですし。それはそれでいいかなと思うこのごろです。

悩みを持つ人々の情報交換の場として(あんじー・沖縄・パートナー有・40歳)

私は不妊治療をして8年になります。当初周りは、結婚してすぐオメデタされていた人が多く相談しづらくて、どこの病院に行けばよいのか悩んでいました。気持ちが軽くなり、色んな情報を知るチャンスをくれたのは、インターネットでした。はじめて検索で打ち込んだ文字は、「ふにん」。最近は病院のホームページに、治療内容や、不妊原因の解説、Q&Aコーナーまであります。治療の経験者が集まるサイトも多く、BBSで情報交換できるのは、ありがたいです。体外受精など高度治療に進む際に、判断できたり、背中を押すキッカケになったりします。また、知人はお子さんが重度のお米アレルギーになり、病院で県内でも例が無いと言われた時にパソコンを始めました。

若い世代との格差(ふろすと・兵庫・パートナー有・43歳)

ネットでものを買うと、割引などが受けられる場合や手数料が安く設定されているものが多いです。それを実家の両親に話しても、「ネット接続が怖い」(パソコンは一応持っているし、インターネットもできる環境)「検索の仕方が解らない」「操作がわからなくなった時、解決できない」などで、せっかくの環境が活用できていません。両親が特別だとも思えず、若い世代との格差(情報・技能・経済面)が広がりつつあるのを感じます。

NO

女性の技術者、開発者を増やす努力を(Bise・東京・パートナー無・38歳)

実はあまり感じていません。それどころか、仕事をしていくなかで、もっともっとこの部分が便利になったらいいのになぁ……とアイデアが広がっていきます。多分好きな世界なので、どうして情報処理の道に進まなかったのかが悔やまれるぐらいです。ここで問題提起するとすれば、先日ニュースで日本は女性の理系研究者が主要国の中でも極めて低いというのを見ました(日11%/米32%)。私も文系で、中高と理数系の科目では赤点の常習犯でしたが、今考えてみると、もっと違う授業を受けていたら、私は理系の道に進めていたかもしれないと思うことがしばしばあります。理系のとっつきにくいイメージを払拭して、もっと女性の技術者、開発者を増やす努力を教育などの面でフォローして欲しいです。女性が開発したデジタル製品は、もっとフレンドリーになるかも……!?

使っていない人も、不自由はなく(もりぴぃ・埼玉・33歳)

会社ではネットを当たり前のように使っていますが、そういえば、家に帰れば周りの家族や親戚の中で、使いこなしているというのはほんの数人。我が夫婦は、そのわずかな一握りだということに今気づきました。しかし、周りの使っていない人は別に何の不自由もしていないような気がします。何か知りたかったら調べるよーと言っていますので、気軽に「xx調べてくれる?」とお願いしてきますし、喜んで調べてあげます。ただ、このサーベイのような充実した質の高いコミュニティ(読み書き時間の自由さ、著名人との近い距離、深いテーマとの出会い、さまざまな方との体験の分かち合い……等々)は、ネットを持っていなければ知ることができなかった世界だなと思います。ネットでの情報収集や通販、掲示板など、無理に教える必要はないと思いますが、興味のありそうな人には教えています。そういった事も、たまたま先に使っていた身の役目かなと思います。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

日本社会のIT化が向かう先

デジタルデバイドを感じますか、という質問に対し、結果的にYES 73%、NO 27%と言う結果です。

全ての国民がIT技術を活用しメリットを享受できる国家目指すというe-japan構想を政府が表明して、この秋で5年。昨年の情報通信技術白書によると、ブロードバンドの契約数は米国、韓国に次ぐ世界第3位の1500万。

人口普及率からみると、韓国や香港には及ばないまでも、アメリカやヨーロッパと比較して遜色なく、今や日本のブロードバンドは世界で最も速くて廉価なサービスを実現されているそうです。

国内のデジタルデバイドを見ると、イー・ウーマンでの意見にもしばしば出てきたように、ブロードバンドの普及における地域格差が存在。17%の地域で未だブロートバンドサービスが提供されていません。

また、携帯電話を含むインターネット人口はは6割を突破。世代別に見ると、10代〜30代では9割を超え、40代でも85%。50代63%、60代以上が22%と、中高年になるとガクンと利用率は下がっていますが、逆にその世代は増加率が高く、デジタルデバイドの解消は中高年対策にかかっているといえます。

イー・ウーマンのみなさんの意見を拝見していると、周囲のデバイドを感じながらも、ITによるメリットを十分に享受されているように思えます。特に、目の肥えた多忙なイー・ウーマン読者にとって、ネットを使えば良い物を手間をかけずに安く購入することができるという経済的なメリットはかなり歓迎すべきもの。

また、何人かの方の意見にもありましたが、医療や健康に関わる情報サービスが進化中であることは、大変心強い状況であるといえます。消費者や利用者が増えればさらにマーケットは活気づき、より付加価値の高いサービスに発達していくことでしょう。

ところで、デジタルデバイドはそもそも解消されるべきものなのか。ITに支配されるような生活が果たして幸せなのかどうか、また、IT化が進むことによって新たに生まれている危険、リスクに対する底知れぬ不安を感じている人が多いのも事実です。

デジタルデバイドによる不利益は、当事者は知らなければ感じないというものではあります。しかし、ユビキタス社会構想は、過疎地に暮らす方々や体力の弱ったお年寄りなど物理的にハンディのある方々が感じている不便を解消し、安全で安心な社会を作るところにこそ、国家が推進する意義があります。まずは格差が生じているところのインフラが早く整備され、最低限のリテラシーを浸透させる必要性が高いと思います。

そして願わくは、恩恵という名の強制ではなく、ユーザーが主体的に選択してメリットを享受できるよう、もっとサービスや端末が洗練されてほしいものです。そこに、女性の出番(仕事)がたくさんある、と思いますし、私はビジネスチャンスを感じます。

1週間、有意義なたくさんのコメント、ありがとうございました。

田子みどり

田子みどり

コスモピア代表取締役

e-shop
メロンリペア メロンリペア
15万箱 突破!
抗酸化サプリメント
アクションプランナー アクション
プランナー

時間が見える大人気の手帳
ビジネス
イー・ウーマンに依頼する イー・ウーマンに
依頼する

イー・ウーマン調査 働く女性の調査
マーケティング&ブランドコミュニケーション マーケティング
ブランディング
コンサルティング

講演・研修のご依頼 講演・研修のご依頼
メディア掲載一覧 メディア掲載一覧
取材のご依頼 取材のご依頼
リンク
ワーキングウーマンの意識調査 asahi.com
私のミカタ
佐々木かをりのブログ 佐々木かをりの
ブログ

kaorisasaki twitter 佐々木かをりの
Twitter

 ©2000-2009 ewoman,Inc. 個人情報について利用規約各種お問い合わせ・お申し込み会社概要| english