
「まだまだ捨てたもんじゃない」(HITOMI・石川・パートナー有・33歳)
若い頃のぴちぴちの自分ではないけれど、それでも、ふと街角でガラスや鏡に映る自分が「まだまだ大丈夫じゃない!」と思えるとき、ちょっと嬉しくなります。もちろん、まず自分のハートが前向きで素敵! な状態であることが前提ですが、それプラス身につける服や化粧、ヘアスタイルなどの単純な「見た目」がオシャレっぽく映っていたりすると「まだまだ捨てたもんじゃないワ」と思います。ナイスバディーでもすらっと長身でもない私ですが、「私なりの美しさ」を感じる事は時々あります。
お風呂あがりのタマゴ肌(有依・埼玉・パートナー有・27歳)
私が自分で感じるのは、毎日お風呂からあがった瞬間です! お風呂からあがって、洗面所の鏡で自分の顔を見ると、お肌がぴちぴちのすっきりタマゴ肌で、まだまだスッピンでいけるんじゃないの!? と感じてしまうあの瞬間が大好きです(笑)。でもこれはまやかし……? 仕事でたまに会う女性には、前日に彼氏に会ったでしょ! っていう日は、生き生きしていてなんとなくわかると言われました。
穏やかできれいな顔になるために(あきんぼ・東京・38歳)
会社のトイレの大きな鏡を見て、思います。彼に「きれいだよ」と言われた瞬間や、子供のかわいい寝顔を思うと、きれいな顔ができるような気がして、そのような瞬間を思い起こすと、穏やかなきれいな顔の自分と対面できます。
柔らかい表情で姪を見ていた自分(kyoko-o-55・兵庫・パートナー有・28歳)
幼少期から、なぜかハーフ風の顔立ちの姉と比べられていたため、自分をとてもブスだと思っていました。写真も嫌いでほとんど写らなかったのですが、4年前、姪ができてからその子が愛らしいので一緒に写真を撮ることが増え、その中に自分でハッと驚くほど「私って意外といいのでは!?」と思う1枚がありました。それは姪を抱いて笑っていたところを気付かないまま撮影されていたのですが、いつも固い表情の自分しか見たことのない私にとってはびっくりするほど柔らかい表情で姪を見て微笑んでいました。なので、鏡の前の意識している自分より、無意識で表情がある自分のほうがずいぶん良いんだなと知りました。そして姪といる時間が私の気持ちに変化を与えているんだと実感しました。
思わぬ女性らしさを発見(梶本洋子・東京・パートナー有・52歳)
日ごろから「ハイッ ポーズ!」と言われるのが苦手な私は、無類の写真嫌いで通っていたのですが、いつのまにか撮っていただいた一枚の写真でコロッと変心。何もかもまったく覚えていないほど緊張して踊った初舞台の、そのしぐさと眼差し。頼りなげな所作をきっと上手とはいわないのでしょうが、自分には決してないだろうと思っていた女性らしさを発見できた瞬間でございました。
「真剣」を内包している表情(Lizz・愛知・パートナー無・26歳)
美しいという言葉の定義自体が難しいのですが……。何かに本気で取り組んでいる時期の自分を、鏡を通して見るとき、良い顔してるなと思うことがあります。なかなか、貴重な瞬間です。私が美しいと感じるものは、その対象が男性であれ、女性であれ、「真剣」を内包しているものです。なぜか良くわからないけど、惹きつけられる。ゴマカシや、エゴや、嘘が見えない。そんな「何か」は、美しいです。
パートナーが撮ってくれるポートレート(chaf・パートナー有・30歳)
パートナーが元フォトグラファーで常にカメラを持ち歩いているので、いつのまにか被写体になっていることが多いのですが、彼の撮ってくれる私は、どんな顔をしていても、実物+αの美しさがあります。ラッキーです。